閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

写真のボケ

2022-11-14 09:45:23 | 写真

写真のボケ

写真のボケについて、ボケは写真の雰囲気を和らげる、主役を引き立てるなどとよく言われる。

主役の写真の周囲にボケを作ると言う事はあまり簡単ではない。

よほど写真の知識がないと難しいと思う。

特に咋今流行のスマホ写真では殆どボケを作ることは難しいと思う。

カメラも一眼カメラでレンズ交換が出来るものがベストだが、ボケを作る方法は一口では言えない。

 

主役の花の周囲を完全にぼかすと、主役の花がひと際浮き出て視点を花に集中する事が出来る。

ボケの中に主役を入れ込むと何となく柔らかい雰囲気になる。

色彩の豊富な物をバックにぼかすとカラフルなボケたバックになる。

ボケとハイキーな雰囲気を合わせて表現したもの。

花の中心に焦点を置き、あとをぼかす。

手前の花と後ろの花をぼかし、中間の花に焦点を合わせる。ごたごたした雰囲気の花だが、主役にした花が確りと表現されている。

ごたついた雰囲気の花でもボケを利用することで見られる写真になる。

このような柔らかい雰囲気の写真も作る事が出来る。

ボケを作る一番簡単な方法は、主役に出来るだけ接近して、絞りを開放にセットするのが、ボケを作る一番の早道だ。

ブロガーの皆さんの中にはボケを利用した素晴らしい写真をアップされている方が大勢おられます。何時も素晴らしい写真だなあと感動しながらて見ています。

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モノクロの世界 4

2022-02-03 09:57:17 | 写真

印象的な風景

カラーをモノクロにすることで印象的な風景に変わる事もある。

元々印象的でもあった写真がモノクロになるとなおそれが強調される。

晩秋の午後、逆光線で捉えた風景。

逆光線に輝くススキの穂が美しい。

街角寸景。

夜の国立駅。

昭和記念公園、少女の像。

水面に影を落とす欅の木。

ベンチの白が印象的で、画面を引き締める。

雨上がりの水たまりに映る風景。

モノクロに変換することで全く印象の違う写真になる。

以上は単にカラー写真をモノクロに変換しただけだが、それでも全く違う印象の写真になる。

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モノクロの世界 3

2022-01-31 09:53:26 | 写真

夏の夜の思い出

小平市では毎年夏「あかり祭り」が開催されるが、昨年はコロナの為中止となった。

一昨年の「あかり祭り」の写真(カラー)をモノクロに変換して見た。

闇に浮かぶ行灯が印象的になった。

カラーはカラーの良さがあるが、モノクロはモノクロなりの面白さがある。

行灯は市内の小学校、中学、高校、事業所等の人たちが拵えたもので、個性的な作りが楽しい。

暗闇の中に浮かび上がる行灯は夏の夜を美しく彩り、夢幻の世界にいざなってくれる。

 

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モノクロの世界 2

2022-01-29 09:44:40 | 写真

カラーをモノクロに変換して

最近撮った写真をモノクロに変換してみた。

そこには昔懐かしい写真の雰囲気と、カラーには無い表現力の力強さがあった。

夕焼け空。

カラーの世界ではあかね色に染まった空が美しい写真だったが、モノクロの世界では太陽と雲に当たる夕日のみが強調されて、辺りは暗く、間近に闇に閉ざされる事を暗示するような風景になっている。

伐採された木々たち。

今や生気も無く、色あせた木片に様変わりした姿が哀れな感じ。

カラフルな人形の焼き物と、窓から顔を出す人形とメルヘンチックな風景。

カラーの場合は周りの色彩に隠れ、主役の存在感が曖昧だったがモノクロになって主役の存在感が強調されている。

このあたりがモノクロの良いところだろう。

いつも楽しみにしているご近所さんのメルヘンティックな庭つくり。

これも同じくキャラクターの存在感が明白になり、メルヘンティックな雰囲気がしっかりと出ている。

冬日の風景。

壁に映る木陰が冬の感じを醸し出している。

このような風景はカラーでも問題なく表現される風景だが、モノクロのほうが初冬の感じをより感じさせる。

一人読書を楽しむ人。

モノクロの為に色彩が無く、色によるざわめきが無く、静かな雰囲気が伝わって来る。

静かな場所で一人読書を楽しむといった雰囲気のある写真になっている。

モノクロ写真の良いところは随所にあり、捨てがたく、今でもモノクロ愛好者が多いのも分かるような気がする。

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モノクロの世界

2022-01-27 10:13:52 | 写真

モノクロの世界

写真がデジタル化される前は、カラーフイルムによる写真が主流だった。

1960年代まではモノクロ写真が主流で、老骨が写真にはまり込んだ頃はモノクロ写真の全盛時代だった。

モノクロ写真の良い所は、被写体の色彩にまどわかされること無く被写体の本質に迫る事が出来たと云う事だ。

とは言え何をどのように表現したらよいのか手探りの状況であった。

老骨が写真に興味を持ったころのカメラのレンズの明るさは解放でF6.3とかF8 。

シャッタースピードは1秒から1/100秒止まり。

距離合わせは目測でセット。

勿論、露出計など無かった。

フイルムの感度はISO25と現在では考えられないようなカメラとフイルムだった。

フイルムのサイズはまだ35ミリフイルムなど無く、ブローニー版と云うフイルムで、同じフイルムを、6x9センチで8枚・6x7センチで10枚.6x6センチで12枚・6x4,5センチで16枚とカメラによって撮影枚数が決まっていた。

そのほかにベスト版と云う一回り小さいサイズのフイルムを使うカメラもあった。

露出計などは全くなかったため、撮影に行く時はメモ帳を用意し、撮影する度に天候、時間、絞り、シャッタースピード、をメモして置く。

カメラ店に現像に出して仕上がった写真と撮影データを引き合わせ、適正露出だったかどうか確認する。

例えば16枚撮りフイルムで適正露出で撮影されたものは½以下だった。

あとは露出不足で写真にならなかった。

それと、フイルムは自動送りではなく、シャッターを切る度に手動で巻き上げる仕組みだったため、巻き上げを忘れ、二重撮影になっているのも多々あった。

このようにして経験を積み始めて適正露出80%位になったものだ。

現在ではスマホでも失敗無く美しい写真が誰でも撮れる時代になった。

写真の発達史と共に生きて来た老骨にとっては夢のような世界だ。

畑のビニールに当たる光が強調されて美しい。

 

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写真展

2018-10-22 10:30:08 | 写真

「写友会・四季」写真展

10月20日から24日まで「写友会・四季」の写真展が、立川「たましんRISURUホール」で開かれている。

会員12名の力作が36点展示されている。

晴天に恵まれ、20~21日と来場者も多く盛況だった。

この会は35年ほど前に女性2人の会から始まり、数年後に男性も参加するようになって、会員の入れ替わりはあるものの、実に35年と云う長い歴史を持った会だ。

会は、何とか良い写真を撮らなければなどと力まずに、自由に写真を楽しむことをモットーにしてきた。

カメラも一眼レフは勿論、コンパクトカメラもOK、現にコンパクトカメラを使用している会員は3名在籍。

月一回の定例会に写真を持ち寄り、講師の講評を受けている。

これまで、各種コンテストで受賞する会員も輩出している。

現会員の中にも4名程在籍している。

会員募集は常時行われている。

定例会は毎月第四金曜日、午後2時より国分寺市の恋ヶ窪公民館で行われている。

見学も自由。

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プリンター

2018-10-09 10:04:07 | 写真

届いたプリンター

7日午後ケーズデンキ通販に発注したエプソンプリンターが何と翌8日午前10時に届いた。

その速さに驚かされる。

早速梱包を解き、テストプリントをする。

デコボコの無い立方体で大きさは比較的小さく重量も軽い。

パソコンにつないで初期設定を行うが、これがやや複雑。

何とかパソコンからプリントが出来るようになった。

このパソコンは有線でパソコンにつなぐ方法と、WiFiでつなぐ方法がある。

より正確な有線でつなぐ。

また、無線でパソコン、スマホの写真をプリント出来る。

メモリーカードのスロットルがあり、メモリーカードから直接プリントが出来、或る程度の写真修正がプリンターで出来る。

その他、葉書両面プリント、カレンダー作成プリント等様々な遊びが出来るようになっている。

テストプリントをしたところ、インクの消費量が異常に多いことが分かった。

L版プリント15枚、A4プリント2枚でインク消費量が何と1/3になり、残量は2/3になっていた。

この分ではL版で100枚位、A4で5枚位でインクは空になるのではないかと思われる。

今迄でのプリンターはA4で25枚位はプリン出来た。

このプリンターはインク代がものすごくかかりそうだ。

しかもインクカートリッジの大きさが今までのプリンターの半分くらいしかない。

メーカーは、機械は安く消耗品の消費率を高く設定、消耗品で利潤を上げる仕組みにしているようだ。

このプリンターを選んだのは失敗だったかも知れない。

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写真の二次加工の楽しさ 3

2018-05-19 09:34:11 | 写真

色々試す

リーニュクレール処理。

このリーニュクレールについて詳しくは、Yahooで検索してみてほしい。

古くから取り入れられたアートフィルターのようだ。

ポップアート処理を施しながら色温度を下げ、ややブルーがかったピンクに仕上げた。

リーニュクレール処理。

立川で行われたフラメンコ。

色彩豊かな衣装がより一層艶やかになる。

 

 

艶やかな色彩をより一層高めるリーニュクレール処理。

フラメンコにはぴったり、下手な写真も見ごたえのある写真に変身。

リーニュクレールは、ポスタリゼーション処理としては簡単に誰でもできる所が良い。

この他にも色々な画像処理方法がある。

それぞれ仕上がりに変化があり、被写体に応じたフィルターを活用することで、様々なイメージを演出する事が出来る。

これらの特殊処理を試しながら自分なりの新しい写真表現を模索して行きたいと思っている。

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写真の二次加工の楽しさ 2

2018-05-18 10:02:36 | 写真

リーニュクレールとポップアート

ポップアート処理。

オリジナル写真をより一層美しい色彩に仕上げる。

この写真は、RAW撮影したオリジナルをオリンパス専用の写真編集ソフトを使って仕上げている。

ポップアートは全体的に色彩を鮮やかにする。

写真はポップアート処理にホワイトバランスを4200度に設定し、やや青味を加えたもの。

やや青味がかったクールな仕上がりになった。

この写真も上の写真同様の処理を施している。

単にポップアート処理をするだけでなく、色温度を変えて見たり、濃度を変えたり、彩度を調節したりと色々な面でイメージにあった加工が出来る所が面白い。

編集ソフトを使った加工には撮影時にRAWで撮影しておくことがポイントだ。

RWA撮影のオリジナルはどのように加工しても画質が落ちる事が無いと云われている。

JPG撮影では、加工を重ねるごとに画質が劣化して行くので、合わせ処理は出来るだけ少なくすることが望ましい。

この二枚の写真はリーニュクレールと言う処理を施したもの。

絵画的表現が面白い。

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写真の二次加工の楽しさ

2018-05-17 09:21:09 | 写真

写真の加工

デジタルカメラの時代になってもっとも簡単になったことの一つに写真表現の多様性がある。

銀塩時代には撮影後の作業はすべて暗室の中で行われていた。

特殊表現としては素粒子化とかソラリゼーション,ハイキー、ローキー仕上げ、複数映像の合成位しか出来なかった。

現在ではこれらの表現はすべて明室で行う事が出来る。

又、カメラ自体にも色々なエフェクトとかフィルターを掛けたり、複数映像の合成が出来たりと、カメラ自体にも様々な映像加工が出来る装置が付くようになった。

折角搭載されたこれらの機能を活用しない手はないと思う。

又、写真編集ソフトの関しては多岐にわたる表現方法が搭載されている。

中には写真と云う概念から全く違う表現方法もある。

最近これらの機能を使う事の面白さにはまりつつある。

 

一輪挿しに挿されたアイリス。

撮影時にハイキーに仕上げるため、カメラ内のハイキー撮影機能にセット、尚且つ、明るい窓のカーテンをバックに、露出をプラス側にセットして撮影。

撮影原画を写真編集ソフトでバックが真っ白になるまで加工。

その上全体の彩度を上げて花の色合いを実物より濃い色彩にした。

色彩豊かなどちらかと云えば絵画調に仕上げてみた。

この写真は、大抵のカメラに搭載されているトイフォトにセットして撮影したもの。

中心部をシャープに、周辺部を暗く落とすような仕上げになる。

写された被写体を強調する意味合いもあり、一種の額装的効果もある。

 

写真はソフトフォーカス撮影。

私の愛用するカメラオリンパスペンFには、ファンタジックフォーカスというアートフィルターが搭載されている。

このフィルターにセットして撮影すればソフトな写真表現が出来る。

現在では、コンデジにもデジイチにも色々なアートフィルターが搭載されている。

時には変わった雰囲気の写真を楽しむのも一興ではないだろうか。

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