落ちる柿
我が家には樹齢62年の柿の木がある。
老骨の父が、初孫(老骨の長男)が生まれた時に、この子が小学校一年生になる頃に実がなるようにと苗木を植えたものだ。
その孫が今や定年を迎えた年になった。
植えられた柿は、桃栗三年柿八年と言われるように、孫が小学校に入学した頃には実を結び始めた。
現在は7~8年前から実が完熟する前にすべて落ちてしまうという事態になっっている。
その理由は分からないが、多分春夏と消毒をしない事、そのために「へた食い虫」にやられるのだろうと考えられる。あまりにも木が大きくなりすぎたので、今秋には伐採しようと考えている。
落ちた柿の実。
色付き始める頃の実、へたの部分が奇麗に取れている。
木に残ったへたの部分。
この実もいずれ落ちてしまうのだろう。
残ったへたと実。
見た目は確りとした実に見えるが、この実の中で何かが起きているのだろう。