閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

初夏のお鷹の道2

2022-06-30 09:39:24 | 史跡国分寺

真姿の池へ

しばしの休憩の後、真姿の池に向かう。

 

お鷹の道にある東屋を左に曲がると真姿の池に出る。

真姿の池から流れ出る湧水は、国分寺境内から流れ出る湧水とその他数か所から湧き出す湧水が合流し、やがて一級河川野川となる。

国分寺境内から湧き出す湧水が一級河川野川の源流となるのだ。

写真前方が上の写真の所、左手の水路手前が湧水源。

右手が水神様。

このあたり一帯を真姿の池湧水群として日本名水百選に選ばれている。

真姿の池に祭られた水神様。

この池にまつわる伝説もある。

或る村娘が顔に不治の病の痣があり、その痣は薬効も無く、何とか取り除けないものかと薬師堂の薬師如来に三七二十一日の願掛けをしたところ,満願の日に一人の童子が現れ、童子にこの池に案内され、この池の水で顔を洗うときれいに痣が無くなったと言う。

それ以来、この池を真姿の池と呼ばれるようになったと言う伝説だ。

池は湧水で枯れることなく、美しい水が満々とたたえられている。

この日には鴨が一羽、羽を休めていた。

水源からは清水がこんこんと湧き出している。

そばには案内板が立っている。

近くにはアジサイの花が今を盛りと咲き誇っていた。

水辺の散歩は涼しく快適だった。

久しぶりの国分寺史跡の散歩は、コロナの影響で外出が少なく足腰が弱り、これだけの散歩で大層疲れた。

普段は歩いて往復するのだがこの日は往復共にコミニュティーバスを利用した。

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初夏のお鷹の道1

2022-06-28 09:58:37 | 史跡国分寺

国分寺史跡からお鷹の道へ 1

お鷹の道の由来は、徳川家光が鷹狩の折に通った道と言う事でこの名が付いたと言われている。

国分寺の横には大き石が置かれている。

雨上がりでしっとりとした感じで、フォトジェニックな風合いを見せていた。

お鷹の入り口前には、国分寺周辺の案内とお鷹の道の案内板が立っている。

案内板の近くには国分寺の敷地内から湧き出る清水が用水路として道の脇を流れる。

用水路の水は今は豊富に流れている。

用水路の前には旧本多邸の裏門が残されている。

広大な敷地を持つ本多邸は国分寺市に移管され、国分寺資料館として活用されている。

資料館(左手奥)に向かうお鷹の道。

正面は資料館入り口。

拝観料は100円。

資料館入り口前には、史跡の駅として「オタカフェ」がある。

オタカフェで資料館拝観料を購入する事が出来る。

オタカフェ脇を流れる用水路には「ほたるの住む川」という立札がっている。

この用水路に蛍が飛び交うようにと活動しているボランティア団体があり、ほたるの繁殖に努力している。

お鷹の道から資料館の方向を見ると、国分寺七重の塔のレプリカが見える。

お鷹の道の用水路脇にはアジサイが植えられている。

ここまで大分歩いたので少々疲れた。

アジサイを見ながらしばし休憩。

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初夏の武蔵国分寺史跡

2022-06-26 10:08:11 | 史跡国分寺

初夏の国分寺史跡

暑くなる前にと四日ほど前の雨上がりの日に武蔵国分寺史跡を訪ねた。

桜の時期に訪ねて以来の事だ。

気温30度弱のさほど暑くない日だった。

この日は先ず国分寺薬師堂を訪ねる。

薬師堂前の仁王門は雨上がりとあって、しっとりと落ち着いた雰囲気だった。

地面には散り落ちた木の葉が点在し、木漏れ日と共に静けさを感じさせていた。

薬師堂参拝の後、知る人ぞ知るという薬師堂裏の野仏に会いに行く。

野仏たちは参拝する人も無く、ひっそりと佇んでいた。

近くにはアジサイの花も咲いていた。

薬師堂を後に、仁王門前の階段を降りるとすぐに武蔵国分寺跡に出る。

西側から見た講堂跡。

講堂跡の説明板がある。

講堂横には数本の木が寄り集まったような大木がある。

群馬県寄贈のクロマツが聳え立つ。

北西から見た金堂跡。

この史跡は数年前にこのような形に整備された。

以前は金堂跡の草むらに金堂の礎石が並んでいて野趣に富んだ雰囲気だったが、整備されたことによって現実的な雰囲気になってしまい、あまり面白みがなくなってしまった、と思うのは老骨のみかも知れない。

南西から見た金堂跡。

真南からの金堂正面。

正面右手に国分寺史跡の碑が立っている。

もとは金堂脇にあったものだ。

南東から見た金堂跡。

金堂後ろから講堂跡に向かう通路。

講堂跡まで、砕石が敷き詰められている。

敷き詰められた砕石を良く見ると、国分寺史跡から発掘された縄文土器の破片のような物が多数見られる。

これは多分実物ではなく、土器に模した焼き物だろうと思う。

いずれにしても天平の昔の雰囲気を演出したものだろう。

石畳の先に講堂跡がある。

講堂跡正面。

近くには講堂跡の説明板がある。

講堂跡を後に国分寺に向かう。

講堂跡の斜め右後ろに国分寺の碑が立っている。

国分寺の碑の横を進むと国分寺楼門に出る。

楼門越しに見た国分寺。

武蔵国国分寺。

当然のことながら昔の国分寺とは違う現在の国分寺。

境内には、万葉百花園があり、万葉集の和歌に出てくる花を歌碑と共に植えてある。

こんなアジサイの花もあった。

久しぶりに見た国分寺史跡だが、雨上がりのしっとりとした雰囲気が史跡に重みが増したような感じで、何時もと違う雰囲気を味わう事が出来たのがこの日の収穫だった。

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国分寺公園のアジサイ

2022-06-24 09:47:40 | 都立武蔵国分寺公園

国分寺公園のアジサイ

公園内には数か所にアジサイが植えられている。

老骨なりに構図、バックに注意しながらアジサイの美しさを引き出して見たいと思った。

多くのブロガーの皆さんがアジサイを撮影されており、皆素晴らしい写真で感動している。

皆さんのような素晴らしい写真が撮れるかどうか。

園内にはガクアジサイと、一般的な丸いアジサイが植えられている。

こんな感じのアジサイだが、自分なりの視点で写して見た。

額の色が赤い所が魅力的だ。

額の白いアジサイも清楚な感じで美しい。

薄いピンクがかった額を持つアジサイもあったが、時間がたつにつれピンク色になって行くのだろう。

青い色のアジサイもある。濃い青色で重厚感がある。

アナベルに似たアジサイ、清楚な感じで美しい。

下の写真は葉に虫食いの跡があるのが気になる。

消毒作業をしなかったのだろうか。

自分なりに見たアジサイ。

まだまだ色々な所に咲くアジサイを写してみたいと思って居る。

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梅雨時の国分寺公園

2022-06-22 09:35:52 | 都立武蔵国分寺公園

久しぶりの国分寺公園

一か月位、国分寺公園には行かなかった。

一寸したトラブルがあり、歩行が困難になった為だ。

久しぶりに訪れた公園は新鮮だった。

池の周囲のアジサイが咲き始めていた。

池にアジサイの花影が反映し、揺らいでいたのが美しかった。

人工の滝の合間に黄緑色の植物が根を張っていた。

動の中に静の組み合わせが印象的だった。

公園で憩う人の姿はちらほら。

 

黄色い花の群落があった。

花名は何時か聞いたことがあるがすっかり失念。

 

花壇には百合の花が見ごろ。

こんな花もあった。

下の写真の花はまだ蕾のようだ。

近くにはカラスが闊歩?していた。

ミツバチの仲間だろうか、紫の花に蜜を求めて飛来していた。

ノウゼンカズラ?の花の盛りは過ぎたのか、いつもは無数に咲き乱れるのだが写真の二房しか見られなかった。

久しぶりの公園の風景に心晴れやか、梅雨空の憂鬱を吹き飛ばす感じだった。

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カマキリの幼虫

2022-06-20 10:00:25 | 昆虫

カマキリの幼虫

以前、昆虫の姿を見る事がめっきり少なくなってしまったと言ったが、テントウムシの撮影から小さな虫たちにも目が行くようになった。

庭の草花を見ている時にカマキリの幼虫を見つけた。

カマキリも最近は殆ど見る事は無い。

そんな中幼虫を見つけた事で、カマキリもまだ健在なんだと一安心。

生まれて間もないのだろう、体長は20ミリ位、もちろん羽はまだ生えていない。

長い触覚が印象的だ。

後どれくらいで成虫になるのだろう。

久しく見ない成虫が見てみたい。

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テントウムシの羽化2

2022-06-18 09:18:42 | 昆虫

テントウムシの羽化2

羽化したテントウムシはしばらく彼方此方と動きまわり、再び抜け殻近くに止まり動かなくなった。

動かなくなってから数分後に尻の部分から何かがせり出して来た。

羽の様な物だ。

長く伸び切ると、再び羽は体の中に格納され始める。

これで羽が完成したようだ。

羽の格納が終わると再び歩き始める。

歩くうちに体色がオレンジ色一色から次第に黒みがかって来る。

黒みがかった体にオレンジ色の斑点が現れ始める。

次第に体は黒く、オレンジ色の斑点が鮮明になり、完全な成虫になった。

完全成虫になったテントウムシは花の上に置いてやった。

卵から成虫になるまで約20日、成虫になってから約一か月の生存期間しかない儚い命だそうだが、せいいっぱい生きてほしいと思う。

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テントウムシの羽化1

2022-06-16 09:35:44 | 昆虫

テントウムシの羽化1

テントウムシの蛹を観察する事5日。

そろそろ羽化するのではないかと、一日中目を離さないようにした。

6日目の午前11時頃、濃い黒みががった蛹が立ち上がった。

これはひょっとすると羽化するのかと撮影体制に入った。

羽の形、顔の形がはっきりとしてきた。

30秒ほどで元の姿に戻る。

戻るとすぐに頭の部分が前に伸びるような動きが見えた。

すると見る見るうちに頭部が前にせり出してきた。

羽化の始まりだ。

偶然とはいえ羽化の瞬間を見る事が出来た。

羽化の始まりが昼間であったことがラッキーだった。

羽化したての体は薄いオレンジと言うか濃い黄色をしている。

羽化するまでの時間は2分位。

羽化するとすぐに歩き回る。

何故動き回るのか、それは次の体の変化に備えるためだったのだ。

これで完全な成虫になった訳ではなかったのだ。

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テントウムシの蛹

2022-06-14 09:37:16 | 昆虫

テントウムシの蛹

テントウムシの幼虫の撮影を終わって数日後、幼虫たちはどうなったかと雪柳の枝を見ると、体長7~8ミリのオレンジ色の体に黒い縞模様のある個体を数個発見した。

これは多分テントウムシの蛹だろと思い、撮影することにした。

羽化するのが何時になるのか分からないので、室内の身近な所に置き観察することにする。

こんな具合にカメラをセット。

大体の羽化の目安を知りたく、ネットで調べると、蛹から羽化するのは蛹になって一週間くらいとの事だった。

採取したものが何時蛹になったのか不明のため、おおよそ5日位後になるだろうと予測し、撮影装置の傍で仕事やテレビ鑑賞をすることにする。

そして2時間おき位に蛹を見る事にする。

オレンジ色の体に黒い斑点がある。

観察中に面白い現象を見る事が出来た。

体の後ろを固定して立ち上がるのだ。

30秒くらいすると元の状態に戻る。

これを一日に数回以上繰り返すのだ。

そして日がたつにつれ体色が徐々に濃くなり黒ずんで来て、顔や羽の形が鮮明になって来る。

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テントウムシの幼虫2

2022-06-12 10:36:59 | 昆虫

テントウムシの幼虫2

テントウムシの成虫は確かにアブラムシを捕食することが分かった。

幼虫は同じようにアブラムシを捕食するのだろうか。

テントウムシに益々興味が湧いた。

雪柳の枝をよく観察して見ると、今までは全く気が付かなかった小枝の先端の新芽部分にアブラムシが繁殖していた。

尚良くその周辺を観察するとテントウムシの幼虫がいた。

アブラムシの集団。

居た!テントウムシの幼虫。

アブラムシに向かって忍び寄るのかどうか分からないが、明らかにアブラムシに向かっている。

アブラムシの群れの中に入り込みアブラムシを捕食している。

幼虫が捕食した後にはアブラムシの白い抜け殻のような物が見える。

テントウムシの幼虫はもしかしてアブラムシを食べるのではなく、体液を吸い取っているのかも知れない。

 

テントウムシは益虫と言われているが、幼虫の時からアブラムシ退治をしてくれている。

益々テントウムシに興味が湧き、この後も観察を続けたいと思った。

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