夕方の風景
ソニー α NEX-5N 18~55ズーム
カメラを購入してから初めて散歩に連れ出した。或る公民館のお祭の記録ビデオの編集に毎日追われ、一寸の暇を見つけての夕方の散歩。
何時もの散歩道で変りようも無く、絵になるような被写体も特には無かった。
恋ヶ窪用水路に赤く夕日の灯りが反映していた。
夕焼け空の刷毛ではいたような雲が綺麗だった。
西の空は何となく不気味な感じで、明日の天気が気になる。
夕方の風景
ソニー α NEX-5N 18~55ズーム
カメラを購入してから初めて散歩に連れ出した。或る公民館のお祭の記録ビデオの編集に毎日追われ、一寸の暇を見つけての夕方の散歩。
何時もの散歩道で変りようも無く、絵になるような被写体も特には無かった。
恋ヶ窪用水路に赤く夕日の灯りが反映していた。
夕焼け空の刷毛ではいたような雲が綺麗だった。
西の空は何となく不気味な感じで、明日の天気が気になる。
マクロ撮影
ソニー α NEX-5N ニッコールマクロ 50ミリ f2.8
この写真も花瓶に活けられた花。ファンタジックな感じを出したかったのだが、あまり上手く行かなかった、バックの丸いボケの位置がよくなかったのが原因だと思う。
これも同じ花瓶の花。バックがすべて黒一色ならば良かった。黄色いボケが気になる。
マクロ撮影の良し悪しはバックの状況によることが多い。バックには細心の注意が肝要だ。
マクロ撮影
ソニー α NEX-5N ニッコールマクロ 50ミリ F2.8
花瓶に挿された花を写す。
同じ花でも、バックの変化、アングルの変化、露出の変化等、花の取り上げ方で、雰囲気が全く変ってくる。色々工夫をしながら撮影していると、きりが無いくらい写真自体が変化してくる。
この辺りがマクロ撮影の面白さだ。
柿の葉の芸術
ソニー α NEX-5N ニッコールマクロ 50ミリ F2.8
庭に落ちていた柿の葉。葉脈と葉に広がる微妙な色合いの美しさ、つい見逃しがちなこんな被写体もマクロレンズで覗くと素晴らしい自然の芸術作品になる。
こんな被写体を見つけるのも楽しみだ。
マクロレンズ
ソニー α NEX-5N ニッコールマクロ 50ミリ F2.8
秋明菊(シュウメイギク)と言う花らしいがはっきりとは分からない。花瓶に挿してあった花だ。花の質感が良く出ていると思う。
花芯を写したが、花が終わりに近く蕊が乱れている。
横から雄蕊を写す。F2.8の開放絞りで、不思議な情景となっている。日頃こんなに近付いて花を見ることはあまり無い。
接写の世界は、日頃あまり見たことが無い世界を大きく見せてくれるところに魅力がある。
はぜの木
ソニー α NEX-5N ニッコールマクロ 50ミリ
盆栽のはぜの木が色付いている。今年は異常気象が続き、植物達も戸惑っているのではないだろうか。それでも秋の気配を察して冬支度に入っているようだ。
ソニー α NEX-5N マクロニッコール 50ミリ
同じく庭の植物だが名前を失念。綺麗な赤い実をびっしりと付けた。
NEX-5Nとマクロニッコール50ミリとの組み合わせにすっかりはまってしまった。
重いデジイチから開放され、手軽に色々なレンズを使えることで、じっくりと写真を楽しむことが出来そうだ。
ニッコール マクロ 50ミリ F2.8
ソニー α NEX-5N ニッコールマクロ 50ミリ F2.8 開放
50ミリレンズが75ミリレンズに変身。F2.8の開放絞りで、最短撮影距離撮影。F2.8開放絞りでは、ごく一部しかピントが合わない。
同じ場面で絞りF16にセット。ようやく奥の人形が分かるようになる。
直径2センチくらいの花。絞りF2.8で最短距離撮影。雄しべにピントを合わせる。雄しべと等距離にある花弁の一部にピントが合っている。
同じ条件で、絞りF22にセット。花全体とバックの様子が描写されている。
ここで見るように絞りの効果は歴然。撮影意図によって絞りの選択が重要な意味を持ってくることが分かる。
コンデジでは絶対に出来ない撮影方法だ。
マクロレンズを使用して手動でピントを合わせる場合、ピントリングを回してピントを合わせるのは難しい。フレーミングを決めたら、大雑把にピントを合わせた後、カメラを持った体ごと前後に微少移動して、ピントが合った時点でシャッターを切るのが、うまく手早くピントを合わせるコツである。
ニコン用のレンズは初期の銀塩カメラ用のレンズ、デジタルカメラ(デジイチ)用のレンズ共にマウントアダプターを介して、マニュアル又は絞り優先で使用することが出来ることが分かった。
ニッコール50ミリ F1.8 レンズ
ソニー α NEX-5N ニッコール50ミリ F1.8
NEX-5Nにマウントアダプターを介して、ニコン用レンズ ニッコール50ミリF1.8レンズを使用してみる。
焦点距離は1.5倍の75ミリとなる。このレンズの最短撮影距離は約60センチになる。
最短距離で撮影する。人形の乗った皿は直径20センチくらい、バックとの距離は50センチくらい。絞りは開放のF1.8で撮影、ピントを合わせた人形以外は綺麗にボケている。
同じ条件で絞りをF11に絞って撮影、人形は殆どピンとが合い、バックも形が分かるほどに写っている。
75ミリと言う望遠レンズになっているため、バックは大きく引き寄せられている。
同じレンズで撮影、絞りF1.8とF11との被写界深度の違いははっきりとしている。
コンデジでは味わえない描写だ。
このような他社製のレンズを使用するとカメラのセッティングは、(A)絞り優先か(M)マニュアルのみの設定となり、距離合わせと絞りの設定はレンズ側で手動、シャッタースピードとISO感度はボデー側でオートで行われる。
撮影していて誤算だったのは、手動でピントを合わせるのが非常に困難を伴うことだった。
デジカメの撮影スタイルは、両腕を伸ばして液晶モニターを見ながら写すと言ったことが一般的だが、NEX-5Nも同様のスタイルになる。
老眼の眼鏡をかけたシニア世代では、小さな液晶モニターではピントの視認が難しく、撮影に時間がかかってしまうことだった。
NEXー5Nで銀塩カメラのレンズを使う
ミラーレス一眼レフカメラのいいところは、レンズマウントを介して各カメラメーカーの銀塩カメラ用レンズを使用することが出来ることだ。
私はニコンのニッコール50ミリF1.8標準レンズと、ニッコールマクロ50ミリF2.8レンズを使ってみたく、ニコン用レンズマウントを購入した。
写真左がニコン用レンズマウント、中が50ミリF1.8、右がマクロ50ミリF2.8。
NEX-5Nに50ミリF1.8レンズを付けたところ。
NEX-5Nにマクロ50ミリF2.8レンズを付けたところ。
ミラーレス一眼の撮像素子はソニーはCCDのサイズがAPSサイズで、他のミラーレスカメラのフォーサーズCCDより大きく、一般的なデジイチと同じ大きさのCCDを使っている。
従って焦点距離50ミリレンズをNEX-5Nに装着した時、レンズの焦点距離は1.5倍の長さになる。つまり、50ミリレンズを装着した時には、75ミリの焦点距離を持つレンズとなる。
CCDの大きさと相俟ってボケ方が大きく、他のフォーサズCCDを持つカメラよりボケ方がやや大きい、コンデジ等は比べ物にならない。
このNEX-5Nを選んだ理由もそこにあるともいえる。
マクロ(接写)
ソニー α NEX-5N 18~55ミリ ISO オート
デジイチの共通することはマクロ撮影に弱いと言うことだ。ワイド、標準、望遠いずれも最短撮影距離が長い。
マクロ撮影は専用のマクロレンズが必要になる。
コンデジはどの機種にもマクロ撮影機能があり、何時でも簡単にマクロ撮影が出来る点がデジイチに勝ると言える。
ソニー α NEXー5N 18~55ミリ ISO オート
このカメラの交換レンズの、16ミリ、18~55ミリズームの2本は最短撮影距離が約25センチ、55~200ミリズームは1メートルと長い。
ソニー α NEX-5N 18~55ミリ ISO オート
ソニー α NEX-5N 18~55ミリ ISO オート
写真はいずれも18~55ミリズームの55ミリ側で撮影したもの。被写体が比較的大きなものは良いが、下の写真のように小さな被写体では、あまり大きく写すことが出来ない。
この辺りがデジイチの泣き所と言った所だ。またレンズ交換が面倒だと思う人にとってはデジイチは不向きだ。