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本日の結論。アルペジオーネはつま弾かない

 約12時間前にFacebookにこんなことを書いた。

 「数日前の朝の事、J-WAVEのクラッシック音楽紹介の番組の中でアルペジオーネ・ソナタが紹介され、楽器の説明で「ギターのように6本の弦とフレットを持ち」のあとに「つま弾く」と云っていた。あれば弓で弾く楽器だったはずだから「つま弾く」とは云わないと思う。気になりだすとますます気になって仕方がない(^^; 」

 気になって気になって仕方が無かったが、昼間は忙しかったので帰宅してから調べてみた。つまりだ、現在確認できている中ではほとんど唯一と云われるアルペジオーネの為の曲、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタに、もし、ピッツィカート指定の部分があるとすれば「アルペジオーネをつま弾く」が成り立つからである。

 おそらく現在出版されているアルペジオーネ・ソナタの楽譜の多くはチェロとピアノ用に編曲されたものだと思うが、郷秋の楽譜コレクションにあるのはガスパール・カサド(http://www32.ocn.ne.jp/~cellist2/)がチェロとオーケストラ用、つまりチェロ協奏曲用に編曲したもの(のピアノ伴奏版)である(http://www32.ocn.ne.jp/~cellist2/works.htm#T_Cello and Orchestra)。

 この楽譜を第一楽章から最後まで点検したがついにpizz.と書かれたところもarcoと書かれたところも見つけることはできなかった。つまりアルペジオーネ・ソナタは、と云う事は、アルペジオーネは弓で弾かれる楽器であり、つま弾くことはないと云う事なのである。あ~っ、すっきりした(^^)


 と云う訳で、今日の一枚は郷秋手持ちの楽譜の中からアルペジオーネ協奏曲(ガスパール・カサド)の楽譜の中扉。

blog:恩田の森Now(5月4日に撮影した写真を只今掲載中)
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失敗

 今日のblogネタにしようと今朝、我が家の庭(駐車スペース)の写真を撮った。朝の太陽がやけに眩しいのでモニターに表示されたものはほとんど見もせずに勘で撮ったのだが、PCに取り込んでみたら変な色でがっかり。カメラを確認したらWBを「蛍光灯」にしたまま撮っていた(^^;

 カメラに不慣れら皆さんに「WBの設定は重要ですよ。AWBではなく、その時の光源に合せて手動で設定しましょう」としつこく云っている郷秋<Gauche>であると云うのに、合わせたは良いのだが次の撮影のためにAWBモードに戻しておかなかったのである。反省「は」の字。まったくお恥ずかしい限り。

 WBの狂った写真は使い物になりません。と云う訳で、我が家の庭の写真は今週末のお楽しみ!

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ホンダにひと言

 ホンダがF1に戻って来るらしい。しかもマクラーレンと組むようだ。勝って勝って勝ちまくったマクラーレン・ホンダの復活だ。狂喜乱舞のファンも少なくないようだが、残念ながら強力なエンジンさえあれば勝つことが出来た時代は20年前に終わり、トータルパッケージの良さこそが勝利への条件となっている現代F1なのである。

 さて、ホンダのカムバック大歓迎ムードの中で、郷秋はあえてホンダに苦言を呈したい。F1再登場も良いが、もしそれが本気であるならば、もう二度と「撤退」などと云いださないで欲しい。フェラーリを見ろ、マクラーレンを見ろ、ウィリアムズを見ろ。勝てない辛い時期があっても歯を食いしばって戦い続けるからこそ多くのモータースポーツファンに愛され、尊敬されるのだ。

 市販車の業績が悪いから、勝てなくなったからなどと勝手な理由をつけて撤退するようなことがあるならば、5度目チャンスは永遠にやってこないと思え。そのくらいの覚悟で臨め。そのくらいの覚悟があるならば、戻ってこい。そのくらいの覚悟でF1に戻って来るならば、郷秋はもう一度ホンダを買ってやってもいいぞ。Powered by HONDAのステッカーを貼って乗ってやる!


 と云う訳で今日の一枚は、強力なエンジンがあれば勝てたはずの1987年、名手アイルトン・セナをもってしてもなかなか勝つことが出来なかったロータス99T。カーナンバー12、セナのマシンだ。ロータスにはカスタマーエンジンが供給されると云う噂もあるから楽しみだ。でも、どっちにしても2年も先の話しじゃぁ、ろくろ首になりそうだぞ。
 
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1 NIKKOR 32mm f/1.2が正式発表される

 昨年10月に開発発表されていた1 NIKKOR、つまりV、J、Sシリーズ(具体的モデルとしてはV2、J3、S1等)用の大口径準望遠(35mm版における85mm相当の画角)のレンズの登場である(発売は6月予定)。F1.2と云う最高水準の明るさでありながら僅か235gとは、まったく小さなイメージセンサーのお陰であるなぁ。

 しかしだ、換算85mmのレンズをV2に付けて何を撮る?85mmと来ればやっぱりポートレートだろうと思うけれど、ボケ量(被写界深度の浅さ)は結局32mmと云う焦点距離によってもたらされるそれだから多くは期待できない。そうは云ってもF1.2開放時のボケはどんなものなのか見てみたい気はするけれど、解像度や周辺光量落ちを避けるためにF4あるいはF5.6まで絞らなければならないとすれば、F1.2は実用上の意味を持たない。

 J3やS1にこのレンズを付けて撮ろうと云う方は少なく、このレンズが付けられるカメラの多くはV2だろうと想像するのだが、それにしてもV2に32mm f/1.2を付けてポートレートを撮る人がホントにいるんだろうか。いかに大口径準望遠と云えども、カメラがV2じゃぁ、モデルさんがその気にならないんじゃないかな。と云うのは素人考えで、プロのモデルさんなら、たとえカメラがV2でもちゃんと「仕事」をするものなのだろうか。


 と云う訳で今日の一枚は、D7000に実焦点距離85mm(ズームレンズの望遠端)、35mmフルフレーム換算127mm F5.6で撮った、ちっと変わった紫陽花。127mm F5.6でもAPS-Cだとこの程度のボケ具合である。
 
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68年前の葉書

 長男としての義務を果たすために一泊二日で帰省してきた。90歳になる伯母(父の姉)にも会う事が出来たのだが、その伯母が持って来て見せてくれたのがこれ。

 1945年8月10日に、弘前の航空隊入営を前に帰省していた父が、長野県に疎開していた横河電機に勤務していた伯母に宛てた書留・速達扱いの葉書である。弘前の航空隊に入営する事になりその準備のために帰省していること、入営前に是非ともお目にかかりたいことなどが青インクの小さな文字でびっしりと書かれていた。

 父は偵察機もしくは爆撃機の操縦士となる訓練を受けることになっていた弘前に送る柳行李に荷物を詰めていた時に終戦になったと聞いていたからまさにその頃、終戦の5日前に書かれた葉書である。速達と云えども当時の郵便事情を考えれば、伯母がこの葉書を長野で受け取ったのは終戦の直前かあるいはその日であっただろうか。

 いずれにしても父は飛行機乗りになることなく終戦を迎えた。命拾いしたと云う事だ。そのお陰でこうしていま、郷秋が駄文を書いていられるわけだが、飛行機乗りになりそこなった父は今でも飛行機が大好きで、2年前(大震災の直前)に上京した父を羽田の国際線ターミナルまで案内もした郷秋である。
 
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エゴノキの花

 我が家の庭に良い香りが漂っています。香りの元がこれ。


 エゴノキの花です。我が家の駐車スペースの入口と奥とに一本ずつあり、この花が庭中に良い香りを届けてくれているのです。エゴノキは雑木林の中でコナラやクヌギに交じって普通に生えています。花の無い時期は極めて地味で見逃し勝ちですが、花を咲かせるとその香りと地面に落ちている白い花とですぐに気が付きます。我が家のエゴノキもそうですが、株立ちだとその樹形も美しいので庭木にされることが多いようです。
 
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睡眠不足

 ここ一週間、なんだかんだでず~~~っと睡眠不足。寝ます。おやすみなさい。

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吊花

 ニシキギ科ニシキギ属のツリバナ(吊花)。真弓(ナユミ)の仲間だから花も実も良く似ている。もう10年近くこの木の脇を毎週歩いているので赤い実には気が付いてはいたのだが、こんなに愛らしい花を咲かせていたのに気が付いたのは昨年のこと。その名前の通り枝から吊られた小さな花。そよ風でも大きく揺れて撮りずらい事この上なく、ピントが合うのは10枚に1枚くらいと写真家泣かせの花である。


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見ないようにせねば!

 先日、「何だ、あれは!」と書いたOLYMPUS E-P5ですが、どうやら郷秋が嘆いたあのままの形で登場する可能性が大きいようです。

 私の美的感覚はたいしたものではないと自認はしているけれど、同時にあの形に耐えられるほどタフではありませんので、今後はあのカメラの姿が視界に入らないように留意する必要がありそうです。

 何とか本日中の記事掲載に間に合いそうです。と云う事で本日は、これにて失礼。

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コスモス

 秋桜と書いて「コスモス」と読みたい、読んで欲しいと思うのは、俳句を嗜む方と1977年に青春時代を過ごしつつあった人たちである。いや、それはどうでも良い。


 今日頂いた、花弁が筒状になったコスモスの花である。調べてみると株式会社サカタのタネが販売している「コスモス シーシェル ミックス」と云う品種のようである。美しいとか美しくないとかの感じ方は人それぞれだろうが、何に付けてシンプルな物・事を好む郷秋<Gauche>としては、取り分けコスモスの花は、やはりシンプルでオーソドックスでなものが好ましいと感じる。

 ところで、「コスモスは短日性じゃなかった?」と思ったあなたは、実に正しい。確かに小学校だか中学校だかの理科の時間にそのように習ったような気がする。普通に地蒔きにしても6月に咲く早咲きの品種もあるようだが、これは苗を人口気象器と云う装置に入れて早回しの季節を経験させてから定植したもので、5月なのに秋だと勘違いして(させて)花を咲かせたものらしい。

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ソニーRX100の後継機

 Photorumors.comによれば、6月の最初の週にソニーのRX100の後継機種、RX200が登場するらしい(see here)。もっとも元ネタは中国語のサイトのようで、内容的にはちょっと怪しい。何が怪しいかと云えば、このレンズのスペック。
 The RX200 will have an improved 28-140mm f/1.4-2.2 lens (compared to the current 29-105mm f/1.8-4.9)

 どうです、怪しいでしょう(^^) 望遠端のF値が現行機の4.9から2.2になると云う。どちらも中途半端な数字だが近似値を取れば5.6から2.8になるほどの劇的性能向上である。もし本当なら素晴らしいことだが、価格が大幅に上昇し同時にえらく大きく重たくなることは間違いない。一般的な交換式の標準ズームレンズの場合、望遠端のF値が5.6から4になると価格と重さが2倍、更に4から2.8になると価格と重さが1.5倍になるのである。

 だから、もしRX200に28-140mm f/1.4-2.2と云う高性能レンズが搭載されるとなると、価格は2倍以上でかなり大柄で重たくなることは間違いない。こうなってはコンパクトタイプと変らぬボディに比較的大型の1インチイメージセンサーを搭載したことによるRX100のアドバンテージがまったく無くなってしまう。いや、そう云うカメラを否定しているのではなく、28-140mm f/1.4-2.2を搭載するカメラがあっても良いのだが、それはもうRX100の後継機種ではないだろうと云うお話しである。

 Nikon AやRICOH GRには大いに興味ある郷秋ではあるけれど、レンズはどちらも広角の単焦点レンズである。だからAPS-Cであの大きさ・重さ・価格に収まっている訳なのだが、単焦点レンズって、ストイックに過ぎませんが? こちとら修行僧じゃない訳で、広角も使いたければ望遠でバックも(少しなりとも)ボカしたいしマクロだって使いたい。それでいて小型軽量でレンズが出っ張らなくとなるとRX100は最右翼。200になってもいいけれど、広角側を24mmにするくらいの小変更で今の大きさ・重さ・価格に抑えて欲しいものであるぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、まだ咲いていた椿。椿は春の花だけれど、さすがにこれが今シーズンの最後となることだろう。

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クリスマスローズ育苗中

 
 種をいだいて播いたのは一年近く前の事だったと思う。熱心にクリスマスローズを栽培している方から9種類もの愛らしい花の種をいただいた。早速素焼きの鉢を9個買って来て種を播いてみたのだが、いったいいつ芽が出て来るのやらと思っていたらようやく今年の春先になって芽を出し始めた。すぐに地植えにしてみようかとも思ったのだが、種をくださった方が、花が咲くまでには数年かかる事とすぐに交雑するようだと話されていたことを思い出して、取りあえず花が咲くまではこのまま鉢植えで育ててみようかと思っている。

 種を頂く前に、郷秋<Gauche>のオフィスに色とりどりの八重の愛らしい切り花をお持ち下さり、その後に「この種はこの花から採った」と云う写真付で頂いたので、上手く育てられれば頂いた桐花と同じ八重咲きの愛らしい花が「咲く予定」なのであるがそれまでの数年、果たして上手く育てられるかどうか。

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庭から逃げ出す「桃色昼咲き月見草」

 4月18日に「桃色昼咲き月見草」をご覧いただい(see here)が、実は我が家でも少し咲いている。
 


 もう7、8年前にわざわざ種を取り寄せて栽培したものだが、ご覧の通り今では庭を逃げ出さんばかりの状態である。初めは庭や温室で栽培されていても日本の気候に適応できる植物は、こうして庭から逃げだして野生化・雑草化していくのである。在来種を駆逐する程の繁殖力が無ければさほど問題にはされないのだが、強い繁殖力を持っているとなかなか厄介なことになる。

 例えばコスモスだって元を辿ればメキシコの高原地帯原産だが、当時の宗主国であるスペインに送られて以降世界中に広まり日本には明治時代にやって来る。当初は花壇で栽培されていたことと思うがやがて庭を逃げ出し(あるいは人為的に)河原などで群生するようにもなり、今や日本の秋に欠くことのできない花となっている。

 今日ご覧いただいた我が家の桃色昼咲き月見草は、4月18日にご覧いただいたものと少し品種が違うようではあるが、これもまたコスモス同様50年後には日本の初夏に欠かすことのできない花となっているかも知れないな。

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加工用素材

 写真を撮る時には、その写真をどのように使うかを考えて撮りますよね。例えばL版にプリントして誰かに差し上げるとか、印刷物に載せるとか、作品として大伸ばしに出来たらいいなとか、blogやFacebookに載せるとか・・・

 どういう風に使うか未定だけれど、これ、いいから押さえておこうと云う場合には、通常の横位置だけではなく縦位置でも押さえておくのは常識ですが、何に使うか使えるか判らないけれど、いつかどこかで使えるかも知れないから撮っておこうと云う撮り方もある訳です。貯金と云うのかストックと云うのか財産と云うのか。

 今日の一枚はそんな一枚。いつか何かの折りに加工用素材として使えそうだと云う事で撮った一枚です。気を付けて見ていていただくと、そのうちにblogかFacebookかでチラリと登場するかも知れません。だから、そんな一枚のために郷秋はいつもキョロキョロ辺りも見回している訳で、意味もなく挙動不審している訳ではないのです(^^;

 最近はFacebookのカバー写真を意識して撮ることも多くなっています。Facebookのカバー写真は851×315pixcelと超横長ですから普通に撮った写真からのトリミングではカバーしきれないことが多いんです。ですからフツーに縦横で撮るショットの他に超横長トリミング用も2、3枚押さえておくのです。まっ、使わないことが多いのは確かですけどね。

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