ニコ・ロズベルグ、「パーフェクト」を逃す

 伝統のモナコGPでポール・ポジションからスタートして見事優勝したニコ・ロズベルグ。フリー走行1、2、3共にトップタイムを記録し予選で見事ポール・ポジションを獲得し決勝レースで優勝だからパーフェクトと云いたいところなのだが、残念ながらレース中最も速くコースを周回した記録、ファステスト・ラップ(FL)をセバスチャン・ベッテルに奪われている。

 しかしだ、いくらFLを記録しても勝てなければ意味はないし、そもそもマシンが軽くなったレース最終盤にフレッシュタイヤに交換すれば比較的簡単にFLを記録することが出来る。そう云う意味じゃ、あまり意味の無い記録とも云えなくはないけれど、まぁ、正式に記録されるリザルトのFLではある。

 若くしてF1デビューを果たしたニコだが、ずっとチームとマシンに恵まれずにいたけれど、いよいよ花開く時がやって来たか。遅咲きとはなったけれど勝てば自信が付き、自信が付けばまた勝てるのはどんなスポーツにも云えること。マシンとコースの相性はあるにしても、今シーズン中にまた幾度かはポディウムの真ん中を狙えるニコとW04と見た。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、ドクダミ。白い4枚の花弁のように見えるのは苞で、中央の黄色い部分が小さな花が集まった花穂。庭に生えて来ると根絶するのが難しい厄介者だが、「花」は美しい。俳句の世界では「十薬」と詠まれるが、その名の通り幾つもの薬効があり古くから生薬として用いられてきた。

blog:恩田の森Now ただいま5月25日に撮影した写真を掲載いたしております。どうぞご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

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