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恩田Now、更新

 本日、恩田の森で撮影いたした写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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Digital CLASSE is coming soon!

 FourThirds (フォーサーズ、以下4/3)規格はオリンパスが策定したデジタルカメラのためのオープン規格である。現在この4/3規格に賛同しているメーカーはコダック、三洋電機、シグマ、富士写真フイルム、パナソニックそしてライカの6社であるが、実際に4/3及びMicro 4/3(マイクロ・フォーサーズ、以下M4/3)規格のカメラを製造販売しているのは当のオリンパスとパナソニックのみである。
注1:ライカがDIGILUX3を発売したがこれはパナソニックのLUMIX DMC-L1ベースのOEM。

 4/3賛同メーカーのシグマは、自社のSD14、DP-1&2には4/3よりも僅かに大きく横長(アスペクト比3:2)のセンサーを使っている。フジのSLR、S5 ProにはAPS-Cのセンサーを使っていた(2009年9月出荷終了)し、ライカのM9はフルサイズだしコンパクトタイプのX1にはAPS-Cを採用した。三洋は所謂コンデジしか製造していない。

 こうしてみると7社ある4/3陣営の中で実際に製品を製造販売しているのはオリンパスとパナソニックのみで、あとの5社は賛同企業リストに名を連ねているだけでやる気があるのかないのかわからない状態が続いていたのだが、ここに来てフジから4/3規格のカメラが登場するとの噂である。
注2:シグマは4/3マウントのレンズを製造販売している。
 
 間もなく登場するかも知れないフジの4/3機の名前はCLASSE(クラッセ)EXRで、既にリーフレットまで出来上がっている。今では唯一新品で入手可能はコンパクトタイプのフィルムカメラ、CLASSEがベースになり、その名前を引き継いだレンズ交換可能なデジタルコンパクトカメラである。仕様から云えば、E-P1&2とGF1の対抗馬となるわけだが、クラシカルでデザインとレンジファインダー内臓とがCLASSE EXRの大きな特徴となる。往年のカメラファン意は大いに訴求することだろう。

 しかし、このリーフレットに写っているレンズは、Super EBC FUJINON LENS」と書かれてはいるが、どう見てもパナソニック製で、「フジノン」が無いのは寂しい。もっともフジはDSLR参入に当たってはニコンのFマウントを選択肢しレンズは種類豊富なNikkorを使ってもらう道を選んだ実績があるから、4/3規格のカメラを出す際にも同じ手を使う可能性は十分にある。優秀な光学技術を持っている同社がレンズを作らないのは実に残念なので、他社とは競合しない特徴あるレンズを手がけて欲しいものである。

 しかしまぁ、世の中には暇な、元へ、素晴らしいスキルをお持ちの方がいるもので、ニューモデルの画像を作り上げるだけではなく、リーフレットまで準備してしまうのだから大したものである。日本語のカタログだから作ったのは日本人だろうか(Lensが単数形だし)。しかし、悪くないぞ、このDigital CLASSE。

 興味を持たれた方はどうぞこちらでDigital CLASSEの勇士をご覧ください。あっ、ついでにこんなものも(^^)


 例によって記事本文とは何の関係もない一枚は、なるせの森の雑木の紅葉。紅葉と云えばモミジが定番ですが、クヌギやコナラの黄葉だって捨てたものではありません。ただし、特に写真に撮るときには葉っぱの向こうに太陽を持ってゆき明るい空に透かすようにしないとなりませんけどね。
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