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年内発表のニューモデルは、もうない?

 勿論、カメラの話だ。

ニコンD3S、11月27日発売
オリンパス ペンE-P2、12月4日発売
リコーGXR、12月18日発売
キヤノンEOS-1D MarkIV、12月下旬発売予定
ライカX1、12月下旬発売予定

 D3や1D MarkIVをボーナスが出たからと買う人が、クリスマスプレゼントにと買う人がどれ程いるかは疑問だが、E-P2やGXR、今どきいるのかどうかわからないけれど、富裕層にあってはX1を、今年一年良く頑張った自分へのプレゼンをとして買う人はいるだろうな。そんな需要があるからこそ、早々とモデルの発表だけして気を引きその後で発売日を発表するわけだ。

 11月18日発表と噂されたソニーのAPS-Cミラーレスは結局発表されず、Kマウントを採用と云われたリコーの新機種は、ユニット交換方式という斬新なスタイルで登場した。噂はあくまでも噂だから一喜一憂しても仕方がないけれど、リコーにはKマウントでもオリジナルマウントでもいいけれどオーソドックスな、つまりオリンパスのE-P1&2と同じカテゴリのカメラを出して欲しかったものである。

 ソニーのミラーレスもお預けとなったが、依然として開発中との噂はある。E-P2とGF1「デジタル一眼」市場の20%程のシェアを獲得していると伝えられていることを考えると、ソニーだけではなく、これまでSLR市場を寡占化、二分化してきたニコンとキヤノンも傍観しているはずもなく、恐らくは来年夏のボーナスシーズンまでにはレンズ交換方式のミラーレスタイプのカメラを発表・発売することは確実だろう。

 今年のボーナス商戦には間に合わなかったけれど、半年後には大手2社とソニーのレンズ交換方式のミラーレスタイプ参入により、カメラ市場はますます面白いことになりそうである。しかしだなぁ、郷秋<Gauche>としてはD300SとD700の後継、つまりD400やD800が実に気になるところで、E-P2(勿論EVFも!)も欲しいところだが、メイン機材更新のためにはグッと我慢の半年となりそうである。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森から遠望したあかねの森。写真左端の銀杏が28日にOnda Nowでご紹介した子ノ辺神社の大銀杏である。クヌギやコナラなどの落葉樹に杉が交じり、さらに部分的に竹林が進入している雑木林の様子が良くお判りいただけることだろ。
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