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恩田Now、更新

 本日、恩田の森で撮影いたした写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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OLYMPUS E-P2 First Impression

1. 重い
大きさは程よい。これより小さな「コンパクトタイプ」は小さ過ぎて操作性が犠牲になっている。しかし、E-P2は見た目の大きさに対して重量が結構ある。勿論通常のSLR(一眼レフ)よりは軽いがそれとて、例えばE-410と比べて圧倒的に軽いわけではない。ある程度の重さがある事は手振れ防止の為に重要だが(手振れ防止のためのデバイスがあったとしても)、せめてGF1程度まで軽くても良い。

2. 外部出力端子がオリジナル形状で不便
PCにデータを転送するときに使う端子。当然PC側はUSBだしマニュアルにも「USBケーブル」と書いてあるが、カメラ側はオリンパス独自の規格で、一般的なMini USB-標準USBのケーブルは使えない。ニコンのコンパクトカメラもそうだが、汎用性に欠け、著しく不便である。要改善。

3. フィルターサイズが不統一
 17mm F2.8が37mm、14-42mm F3.5-5.6が40.5mm。一般的なSLRよりも小型のレンズだから当然フィルター用のねじ切りは小径となるわけだが、それにしても37mmと40.5mmと云う微妙な差。頑なまでに52mmに拘るニコンにはそこまで拘らなくてもと云いたいが、オリンパスには、もう少しフィルター径にも拘ってもらいたいものだぞ。

4. 好評のEVFだが、郷秋<Gauche>的には不満
 結論的に云えば、要求水準の違いと云うことなのだろ。つまり、レフレックス機構を持つSLRのファインダーと同等のクォリティーを求める郷秋<Gauche>が悪いということなのだろうな。勿論のことだが、ヨドバシカメラでいじってみたGF1よりは数段高画質ではある。しかし郷秋<Gauche>の要求水準意は遠く及ばない。EVFが使えるE-P2の登場まで待って購入したE-P2だが、多分、EVF登場の場面はそう多くはないだろう。

5. 「いい物感」溢れるカメラである
 E-P2(E-P1もだと思う)で最も重要なのがこのポイントである。実際に良いかどうかは別にしても「良いものを手に入れた」と思わせることにかけては請け合いである。この点でGF1は足元にも及ばないことは間違いない。クルマ同様、所有する喜びを感じることが出来るかどうかはこの手の耐久消費財としては重要なポイント。要するに「惚れてしまえば、あばたも笑窪」なのである。


 今日の一枚は、E-P2で撮ったオリジナルPEN –FT。PEN –FT とE-P2との関係は、云うならばオリジナルMiniとニューMini、オリジナルBeetleとニューBeetleの関係と同じ。どちらもGood Designであると云う好例である。
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