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ニコンも(少し)頑張る

 昨日、CP+2011開幕を前にキヤノンが大量の新製品を発表するなど「頑張っている」ことを書いたが、ニコンも負けじと本日昼前に何と8機種もの新製品を一気に発表した。が、すべてコンパクトタイプのCoolPixであり(ちなみにSシリーズ4機種、Pシリーズ2機種、Lシリーズ2機種)、郷秋<Gauche>としてはやはり物足りない。

 

 しかしだ、半年毎に新機種を出さなければならないコンパクトタイプって、すっかり消耗戦の様相でたいした利益も上がらないんだから、メーカーの本音としては止めてしまいたいところなんだろうけど、止めば発表されるシェアの数字が下がるから止める訳にもいかない。

 

 せめてリコーのGR Digitalのように2年サイクルでのリニューアルならメーカーも消費者も随分と楽になることだろう。まっ、そのリコーでさえCXシリーズは半年に一度のモデルチェンジを繰り返しているから、それもやっぱり難しいんだろうな。

 

 もっとも、多くのメーカーは製造だけを委託するOEMOriginal Equipment Manufacturer)ではなく、自社では基本のスペックと価格だけを決めて、後は設計・製造を丸投げするODMoriginal design manufacturer)だから、下手をするとA社とB社とC社のカメラがの中身がほとんど同じなんてことも大いに有り得る話なのである。

 

 しかしニコン、CP+2011ではミラーレスとD700の後継機種など、新しいDSLRの展示は無いのか?!

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、ランドマークタワーの足元に復元された、ドックヤードガーデン(旧横浜船渠第2号ドック)の夜景。高感度撮影による「荒れ」、スローシャッターによる「手ブレ」と「被写体ブレ」、ガラス越しによる「ボケ」が重なって、図らずも幻想的な感じの写真となりました(^^;

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