「20代女性の一人酒」も増えているらしい

 昨日の記事、「一眼レフにはまる20代女性が増えている」の元ネタである日経の記事は、一眼レフにはまる20代女性についてだけの記事ではなく「女性外向き好み多彩に」と云う大きなタイトルが付けられ、「女性の一人酒」も増えていることも伝える記事であった。

 

 郷秋<Gauche>は酒が好きだが、外で飲む機会は忘年会、歓送迎会とか、打ち上げ会と云った年に数度の所謂宴会だけで、地方に仕事に出かけた時を除けば一人で飲むことなどまずめったにない。更には数少ない機会でも20代の女性が一人で入ることのできそうな店などにはまずいかないから、20代の女性が一人で飲んでいる姿なんぞはお目にかかったことがない。

 

 でもだ、日経によると「20代女性の一人酒」が増えているんだそうだ。いいじゃないか。男はしていいのに女は駄目などと云うことはないはずだ。一人で飲みたいときには20代だけじゃなくたって、30代だろが40代だろが50代だろが、飲めばいい。別に驚く必要もない。外食産業的に云えば新たなビジネスチャンの到来じゃないか。

 

 「仕事帰りに一人で立ち寄り飲む女性が増えている」(カフェ&バー「プロント」)と云う証言も紹介されているが、女性が行くとすればやはりお洒落なカフェバーやダイニングバー。郷秋<Gauche>が行くような「絵もない花もない」居酒屋には行かんか(^^;

 

 一眼レフにしても一人酒にしても、増えてきた要因は女性の可処分所得が男性のそれを上回ったからだと云うのが日経の主張である。根拠として男女別の可処分所得の推移のグラフが掲載されていた。総務省調べの数字だと云うが、日本の社会構造や雇用体系を考えるとにわかに信じがたい結果だが、そのグラフによれば2009年の30歳未満の勤労者単身世帯、一ケ月当たりの可処分所得は男性の21.5万円に対して女性は21.8万円だと書かれている。

 

 上記の数字が事実なら、コンパクトタイプの35倍の価格の一眼レフも買うだろうし、一人で飲みにも行くだろ。クルマを買う20代は女性の方が多いと云う時代も遠からずやって来るんだろうな。

 

 

 例によって今日の記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、紅梅。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )