ニコンD300s、まもなく登場

 かねてより噂のNikon D300sがNikon Rumorsによればいよいよ4日後、30日に発表になるらしい。

 ニコンのSLR末尾の「s」はマイナーチェンジの印(例:D70s、D2Xs)。画素Upの時には「X」が付く。(例:D40X、D3X)。(この辺りの事情は2009年4月17日掲載のNikon DSLRの系譜をご覧いただきたい)

 マイナーチェンジ版とは云え、動画機能が内臓されるのは大きな進歩だと云っても良いと思うが、郷秋<Gauche>にとっては特段必要な機能ではないので興味はない。ハード的に変わるのは、これまでCF用1つであったメモリカードスロットがダブルになること。

 メモリカードのダブル化は、D3シリーズに導入されていることでも判る通りプロ用のきこうメカニズムであるが、ニコンはこれをD300sにも導入する。つまり、D300(s)のファインダー視野率が100%であることと併せ、D300シリーズがAPS-Cセンサー搭載のプロ機=高級機であることを訴求したいんだろうな。

 ただし、D300sのダブルスロットはD3シリーズのようなCF×2ではなく、CFとSD/SDHC用のダブルスロットのようである。プロユースを考えると余り意味がないようにも思えるけれど、それにはちゃんと訳がある。

 つまり、SD/SDHCカード使用カメラユーザーの獲得である。D300sは発売当初は20万円程だと思われる高価格機である。そんなに高いカメラを誰が買うのか(買って欲しいのか)と云えば、ニコンで云えばD90以下のSLRユーザー、コンパクトタイプのユーザーなのである。

 CFとSD/SDHCダブルスロットにした理由は、もったいぶるまでもなく至っては簡単。20万もするカメラを買って、さらにSD/SDHCカードと比べると随分と高いCFカードを買うのでは、奥方が首を縦に振らないからである。「D300s1台で動画も静止画も撮れるし、カードも今まで使っていたのが使えるから新しく買わなくていいんだ」これで奥方も首を縦に振ってくれることだろう。ニコンも随分と商売が上手くなったものだ。

 でも、郷秋<Gauche>は買わない。先にも書いたとおり、郷秋<Gauche>に動画は必要ないし、実際問題としてカードに記録したはずの画像データが飛んでしまったという経験もないからである。次もAPS-Cでいくかフルサイズに移行するか、いまだに結論を出していない郷秋<Gauche>だけれど、取り合えずD300sはパス。今年末までに登場するであろうD800(D700の後継機)を見てから考えても遅くないからね。


 D300の後ろに「s」の文字が入り、そのD300sのロゴの下にステレオマイク用のスロットが開けられるようである。防滴防塵対策は大丈夫なんだろうか。
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