どうした、ブラウンGP

 トルコGP終了時点では、2009年のチャンピョンはブラウンGP-バトンで決まりだと誰しもが思っていたに違いない。確かに郷秋<Gauche>もそのように思っていたのだが、そうは問屋がおろさないのがF1。イギリスGPでのまさかの大失速は3週間後のニュルブルクリンクでも繰り返された。

 「どうした、ブラウンGP!」と云いたいところだが、冷静に分析するとブラウンGPが失速したのではなく、他チームが力を付けてきたと云うのが正解なのかも知れない。イギリス、ドイツと連続トップチェッカーを受けたレッドブルは勿論のこと、フェラーリはマッサが3位に入るまでになったし、結果は冴えないものとなったがマクラーレンが調子を上げてきていることに疑う余地はない。

 そのブラウンGPも2週間後にハンガリーGPでは大幅にUp DateされたBGP001(Bスペックと呼ぶのか?)を投入すると云われている。ハンガリーGPがますます楽しみになる情報ではないか。

 さて、マーク・ウェバー。F1デビューから初優勝まで最も時間をかけた名誉ある記録は、これまでルーベンス・バリチェロが持っていた参戦125戦目であったが、ウェバーがこれを7戦上回る132戦目で今回の優勝を果たした。バリチェロは、表彰台を逃しただけではなく栄えある記録保持者の座まで奪われ、さぞかし悔しい思いをしていることだろう。

 さて、2週間後のハンガロリンク。モナコじゃあるまいし、どうしてあんな低速のしかも抜けないコースで延々とF1を開催しているのは郷秋<Gauche>にはまったく理解できないが、とにもかくにも2週間後はそのハンガロリンクでのレースである。高速コースのシルバーストンでも中低速コースのニュルブルクリンクでも速かったレッドブルと、大幅に改良されたブラウンGPの対決が楽しみにだぞ。


 例によって記事本文とはなんの関係もない今日の一枚は、先週金曜日の箱根、強羅辺りの紫陽花。首都圏の南部・平野部ではもう終わってしまった紫陽花ですが、箱根まで足を伸ばせばまだまだ楽しめそうですよ。

 ところでこの紫陽花、種類も色もとりどりで実に見事なのですが、かなり急な斜面に植えられているものなのです。同じ手法で見せてくれるのが鎌倉の長谷寺ですね。平らなところに色とりどりの株を植えても見えるのは手前のものだけ。

でも急斜面に植えるとこのように何の工夫も無くレンズを向けただけで彩り豊かな紫陽花が撮れる。自分の家の庭ではなかなか真似の出来るものではありませんが、確かに見せるテクニックではありますね。
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