福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

食は元気と笑顔の源

2006-12-28 | できごと

今日で今年の診療はおしまいです。
夕方の早い時間に皆で年末大掃除を行う予定です。スタッフが普段から良く掃除をしてくれているので、院長室を除いては大変ではないような気がします。それと、院内飾りをクリスマスバージョンからお正月バージョンにせねばなりませんね。得意のスタッフ手作りかな?
終わったら、忘年会を例のイタリアン「ピアット」で行います。当院のスタッフはお酒も飲みますが(約1名は結構大酒飲み)、自他共に認める大食い揃いです。私の持論でもありますが、この「食」が元気と笑顔の源だと思います(それにしても何で太らないのかな~?若いから基礎代謝量が大きいのか?)。あの「一宝軒」でも皆さんやってくれましたが、今度も豪快にやってくれるのでしょうか?
年末年始はしばらくブログはお休み。来年も楽しいこと、一応歯医者としてためになることなどを発信していきたいと思います。皆さん良いお年をお迎え下さい。


院長室の窓を開けると、殺風景なビルの間に結構大きな木立があります。
福岡地方は今日明日は冷え込むそうです。やっと冬らしくなったとも言えますが。

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一風堂心得帖

2006-12-27 | できごと
当院の近くに「博多一風堂薬院店」があって、ここには系列をまとめる「力の源カンパニー」の事務所もあるようです。
先日、いつものAランチ白丸、カタ麺を食べた後で、会計時に「一風堂心得帖」と書いたチラシが目についたので手にとってみたところ、一風堂店主の川原さんが書いた本の案内です。お店の人に訊くと、500円でFAX、ハガキなどで申し込めば送りますとのこと。
勝手に私が知り合いと思っているような気もしますが、「あのしげみちゃんもすごい人になったな~。何書いとるんやろ?」というのと「あの一風堂の接客の良さは何だろう?」ということもあって申し込んでみました。数日して「一風堂心得帖」が届きました。

内容は川原さんが書いてきた文章、講演や研修、仕事の現場で語ってきたことを50のメッセージ(50訓)にまとめたものです。一風堂スタッフ必携という内容でもあるし、特に飲食業界の方々に対してはダイレクトなメッセージでしょう。
業界は違うのですが、歯科の世界も大いに人間相手の分野です。治療もベースにはありますが、諸々の部分で患者さんや保護者の方に元気や楽しさを与えられたらな~と思います。 50訓のなかで直感的にこれだと思った2訓、「みんなの笑顔が力の源だ」、「仕事はすなわち社会貢献と自覚せよ」。しげみちゃんすごい、そしてかっこいい。

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過剰歯をいつどうするか?

2006-12-26 | 口の中の問題

以前のブログにも書いていますが、上の前歯間や裏側付近に「過剰歯」といって、乳歯にも永久歯にも属さない余計な歯があることがあります。
歯の色や出来る時期から判断すると永久歯に近く、余計な永久歯と考えたほうが良さそうです。形は細く尖ったようなものが多く、方向が通常の歯と同様に下向きのものもありますが、逆向きや横向きのものも珍しくありません。
過剰歯があると、正常な永久歯が出るのを邪魔して永久歯が出てこないとか、出てきたけれども歯並びに影響を与えるなどがあります。過剰歯が発見されるのもそのような問題で来院され、X線で見つかる場面が多いようです。過剰歯の場所が、永久歯の並びの場所にあるとそのような影響は当然大きくなるわけですが、離れていると有意な影響はないと言えます。
親知らずもそうですが、生えずに埋まっている人も多いと思いますが、痛みが出たり歯並びがずれて来るなどの悪さをしない限り、あえて抜く必要はないと考えます。ある種の共存ですね。私も、左下の親知らずは完全に横向きで埋まっており何も症状が無いので、そのままです。
一方で、悪影響がある場合は抜くことになります。理屈的には早目が良い場合もありますが、治療される子ども達が何とか頑張れるのが第1です。小学生2、3年生以降位が適切でしょうが、子どもにも個人差がありますので、あまり無理をするものでもありません。
また、過剰歯が永久歯前歯の根に近接している場合、摘出手術で肝心の永久歯の根を傷つける可能性がありますので、そういう場合9~10歳ころまで待ちます。


向かって右側の永久歯の根の付近にある丸っこいのが過剰歯です。これくらいの位置ですと歯の出具合や並びにはほとんど影響ないので、そのままでもOKでしょう。ただしこの患者さんは、矯正治療で前歯部分も必然的に歯を動かしますので、永久歯の根が出来上がる時期(もうOKでしょう)まで待って、過剰歯を取ります。それから矯正治療開始です。

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元気な子どもたち

2006-12-24 | できごと

この週末は、個人的には忘年会ラッシュでした。金曜日は歯科医師会、土曜日はサッカークラブ、日曜は知り合いの 家族と忘年会&クリスマスホームパーティという次第でした。
12月は仕事というよりも、実は忘年会で忙しく体調管理が重要ですね。また、体重も増えがちですので注意です。
サッカークラブは正式名称「大名少年サッカークラブ」なのですが、最近メンバーが増え女子の数も多 くなっています。忘年会は毎度の「一宝軒」で、監督、コーチ、子どもたち、保護者総勢50名以上の参加でした。
最近は小学生からの塾だ受験だとの話もありますが、子どもは元気でいい友達を持つのが何より。スポーツも親があまり一生懸命になりすぎると、場合によってはスポーツお受験系になりますが、大名はなごやかペースで何よりです。


監督、コーチ、子どもたち勢ぞろい。なかなかにぎやか。

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子づれDE CHA・CHA・CHA! の取材

2006-12-22 | できごと

福岡の子育て情報マガジンで、子づれDE CHA・CHA・CHA! という雑誌があって、比較的知名度はあると思います。この出版社が来年はじめに小児歯科特集の本を出すということで、企画とカメラマンの方が今日取材にみえました。
写真撮影の後で、企画の女性の方と、取材ということで色々お話をしました。この方も働く女性でお子さんがいっらしゃるようで、取材はそっちのけということではないのですが、働くお母さん、専業のお母さんそれぞれの悩みのことなどに話が至りました。雑誌自体が子育て応援誌ですから当然かもしれません。
我が家の場合、働くお母さんで子ども達は保育園育ちでした。私もよく保育園に送ったりお迎えをしたりということがあったのですが、その短い時間の中でも、保育士さん、他の保護者のお父さんやお母さんとの関わりはありましたし、園の行事などを通して必然的にさらに繋がりができました。そこでのある種の井戸端会議で、子育ての大変さや面白さを皆で気持ちを共有することでやっていける部分がありました。
専業のお母さん方はその辺どうなのかな~と思いますが、多分子育てのストレスは大きいのではないでしょうか。
小児歯科という場所は、様々な親子模様を見るところでもあります。


この手の本の、小児歯科バージョンがしばらくしたら発行されるそうです。楽しみに期待してま~す。

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ニューヨークの思い出

2006-12-21 | できごと
Esquire の2月号が届きました。待合室に出す前にパラパラとめくってみました。「写真が語る、ニューヨークの最前線」という特集で、いつも以上に写真ページが多くいい感じ。
途中にジャズクラブ、「ビレッジバンガード」が写っているページがあって、10数年前、自分が仕事でニューヨークにいた頃を思い出しました。
仕事場のニューヨーク大学デンタルセンターの程近く、マンハッタンの24th Street、Lexington Avenue の角に住んでいましたが、ニューヨーク大学の本部は南のワシントンスクエアあたりで、この近くにブルーノートやビレッジバンガードなどメジャー系のお店がありました。この辺はいわゆる観光客が行く店という印象がありましたので、Jazzは家の近くで歩いて行けるFat Tuesdays という1.5流のお店に時々聴きにいっていました。
Kenny Drew という私の好きなピアニストがいて、その息子さんもピアニストでピアノトリオで出るというのでお店に行った時のこと。お店に入ってみると、ほとんどお客さんはいなくて、私がカウンターで飲んでいると(カウンターの方がチャージが安いので)隣におっさんが来てサラダなどを食っています。「まだはじまらんとかいな~」(なぜか博多弁)と思って飲んでいたら、しばらくしてそのおっさんが店の奥に行っておもむろにピアノを弾き始めました。「あれ~、この人がKenny Drew Jr. ? おっと~~。」でした。彼の作風はお父さんとは違うのですが、ステージの最後のほうでお父さんの曲をやってくれました。
この辺が日常にあるニューヨーク。Fat Tuesdays は今ありませんが、久しぶりに行きたいな~ニューヨーク。この季節、さすがにイルミネーションは綺麗ですよ。警固公園も負けてないですけど(いきなりローカル)。

ビレッジバンガードの赤いテント。以前と何も変わらんですな~。
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家庭でのフッ素 裏ワザ編

2006-12-20 | フッ素について

裏ワザといっても、怪しいとか危険とかいうものではありません。
歯に対するフッ素の効果は、ご存知の通り、歯の質を強くし初期むし歯の再石灰化を促進するものです。歯科医院での高濃度フッ素の塗布は、もちろんいちばん効率的なのですが、低濃度のフッ素を家庭で毎日使用することも充分効果が期待できます。
むし歯予防が難しい部分のひとつに歯間があります。ここは物理的にはデンタルフロス(糸ようじ)を使用するのが予防効果が高いのですが、さらに効果を高めたい、または初期むし歯があるが何とかストップできないかな~という場合、家庭用のフッ素ジェルをフロスに付けるとさらに効果的です(裏ワザその1)。
また、日常的な家庭でのフッ素というと歯みがき剤があるのですが、乳幼児で味をいやがる場合など、水溶液状のフッ素を使用するのが良いでしょう。大型薬局などにも市販されているスプレー状フッ素もあり、味もマイルドで結構皆受け入れてくれます。歯ブラシにスプレーして仕上げミガキをする、直接口の中にシュッシュッとかけてあげてもOKです。実はこの製品若干割高です。
そこで、裏ワザというか安くあげる方法ですが、実際は小学生以上くらいが対象の、フッ素洗口液といってブクブクうがいをする製品があります。乳幼児ではこれをちょっと歯ブラシにかけて、磨いてあげると効果が期待できます(裏ワザその2)。以前、色々なフッ素製品がない頃にはよくこの方法を奨めていました。ポイントは使用後、水でうがいをさせない、しないということです。あまり味がついていないし発泡性もないので、乳幼児にも受け入れやすいという利点があります。


容器をつまんでフッ素水溶液(濃度は225PPMで歯みがき剤の約4分の1)を歯ブラシにちょっとかけて、磨くという要領。
ちなみに小学生以上くらいで、このフッ素ブクブクうがいを毎日続ければ、最も効果的です。

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指しゃぶりがストップできたら

2006-12-19 | 歯並び、矯正の話

以前のブログにも書いていますが、指しゃぶりの癖がなかなか止められず、特に前歯の噛み合わせに影響が出ていることがあります。
単に見た目だけでなく、前歯で食べ物をよく噛めない、しゃべる時に舌が前方に出てきて何だか発音がおかしい、唇の緊張が弱く口が半開きで習慣的口呼吸をしているなど、永久歯前歯が出てくる時期までなると、問題がだんだん明確になってきます。

この患者さんは小学校高学年なのですが、指しゃぶりをやめる装置を使って、やっと止めることが出来ました。やはり年齢があがる程、癖もしつこくなるのでしょうね。
次第に前歯の噛み合わせも良くなってきましたが、まだ前歯は噛みあっていません。


装置を外して約半年、先日来院してくれてチェックしたところ、かなり噛み合わせが改善しており、口元も引き締まった感じになっていました。保護者の方もこの変化を実感されていたようで、私が「結構よくなってますよ~。口元も引き締まっているし。」と言ったところ、「そうですよね。長くかかったけどほっとしました。」とのご返事。
成長発育が旺盛な時期なので、このようなダイナミックな変化が起こるわけです。
ちょっと当院の宣伝になるかも知れませんが、指しゃぶりが5歳以上くらいまで続いていたら小児歯科医や小児科医にご相談下さい。

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子ども会育成会

2006-12-18 | できごと

昨日は、大名校区子ども会育成会の月例会議&忘年会でした。
「子ども会」と言うくらいですから、10数名の委員の子ども達も参加OKということで、大人より子どもの数のほうが多い忘年会です。副会長の経営するお店を場所として提供してもらい、夕方早い時間から始めました。外はちょうど初雪。若干料理と飲み物は頼んだのですが、委員各自が持ち寄りの手作りパーティでした。
通常、子ども会は町内会のように1校区内にいくつもあるのですが、大名校区は児童数が少ないため、子ども会も校区にひとつのみです。まとまりやすいという利点もある一方で、この地区の昔からの数多い行事に何かと関わる場面も多く、子どもも大人も次から次へと忙しいということがあります。でも、小学校、中学校保護者はもちろんですが、永年地域で活動を続けていらっしゃる先輩方も多く、子ども会育成会委員として参加してもらっています。
街の真ん中でも人間関係は田舎というか、皆の顔が見える地域です。地域の子ども達が、大人をつなげる橋になっているんですよね。
忘年会のお店にはカラオケがあって、子ども達も大人たちも歌いたい放題でした。写真は撮ったのですが「ブログにはやめといて~」ということでしたので、本日はなしです。

と思って息子が私の携帯で撮っていた写真をチェックしたらいいのがありました。最近心霊写真とか言ってわざとブラして撮ったりしているようなのですが、これはパーティの雰囲気が出ているような。

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おすすめの歯科医院

2006-12-17 | できごと
福岡市南区井尻に、「つきやま歯科医院」があります。院長の築山先生とは私が大学病院勤務時代から10年以上のお付き合いで、時々伺って、小児歯科や咬合誘導のお手伝いをさせてもらいました。ここは歯科医師だけでも7名いるかなりの大所帯なのですが、昨日はこの「つきやま歯科医院」の忘年会でした。ちょっと久しぶりのメンバーと楽しい時間を過ごすことが出来ました。
私が思う「つきやま歯科医院」のすごいところは、
・選ばれた患者さんを診るのではなく、飽くまでも地域密着型の(庶民的?)歯科医院
・一般歯科はもちろん、口腔外科、矯正歯科、小児歯科、予防歯科の専門医が揃っており、質の高い診療レベル
・患者さんも多いがスタッフも多く、ひとりひとりの患者さんを大切にじっくり診ている
・開院当初から予防歯科に力を入れており、ファミリーでかかりつけという家族が多い
・特に予防に関しては、歯科衛生士の働きがすごい
・トップダウンでなくボトムアップで、皆楽しく働き、進化している
・スタッフの笑顔がいいし、受診している患者さんもなぜか楽しそう
などでしょう。
歯科衛生士の女性が多い職場ですので、結婚退職などで入れ替わりもあって、今年後半は人員不足で大変だったとのこと。でも、築山院長は、彼女達がしばらくして復帰したい時に受け入れられるようなシステム、職場つくりをしたいと話してくれました。
ちなみに全員じゃんけん大会で、勝ち残った1名への賞品がニンテンドーDSライトでした。1位のスタッフは大はしゃぎしていましたが、年末のこの時期実は品切れだそうで、目録のみでした。最近は大人向けのソフトもあって老若男女かかわらず人気ですね。
私自身は、脳を鍛えるゲームをすると疲れそうなので、ボーっとしておくのが好みのタイプです。

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