福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

無濾過酒はこれ

2019-05-30 | できごと

ストイックと言いながら、適量のお酒は飲んでいます。
先日いただいた花垣の無濾過酒、福井県のお酒で以前は無濾過酒といえば花垣という感じで、ファンでした。
懐かしい、そして嬉しい。

 


原酒なのでややアルコール度数高めで芳醇。甘さと酸味のバランスが通常の原酒と違って、良い意味での主張あり。
隣は、普通飲みに邪魔にならない新潟県の八海山。
福井県、石川県、富山県、新潟県と杜氏の違いもあるのでしょうが、地域ごとの違いというか、個性を感じます。 





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緑の季節

2019-05-30 | できごと

今年は早めに夏の陽気になっていますが、もうすぐ6月。しばらくすると梅雨の季節になります。
今日は休診日でしたが、朝一から病院でチェックアップ。MRIを撮影してもらいました。MRIといえば閉所で20分〜30分じっとしている必要があるので、人によっては辛いと思います。
私の場合、MRI特有のノイズもありますが、全く気にならずうとうと、ボーッとしているうちに終了。結果は問題なしでしたが、安心せずに日々の食生活やエクササイズなどを見直す良い機会です。
来年の予約も取って終了。よく言えばある程度ストイックな日常生活もメンタル的には楽しむということでしょうか。
チェックアップが早めに終わったので、髪切り、職場での残務、食材などのショッピングを済ませてもお昼過ぎ。何だか得した気分。
自宅に戻ってランチの後、Siesta です。 
夕方、そろそろアジサイの季節と思って、自転車で舞鶴公園へ。やはり咲いていました。



 


 





緑の季節。いつもの場所でいつもの景色。季節は廻る、というのを感じます。

 





 

最近は日が長くなりました。日の入りは、福岡では午後7時半頃かな。





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大衆文化って昭和的

2019-05-30 | できごと

住まいが中央区大名なので、近隣の飲食店のチラシがメールボックスによく入っています。
最近はバルとか立ち飲み食いのお店でカジュアル系が流れなんでしょうか? もともと大名は若者向けのコスパ良しの飲食店が多い地区なので、より最近の流れを感じるのかも。


 


大衆食堂とか大衆酒場と謳ったお店も多いんですね。バルも南ヨーロッパ版大衆酒場なので、ジャパニーズバルとも言えます。
ちなみに看板メニューに餃子というところも多いですね。弐ノ弐とかはその系の人気店の元祖かな。
日本人少なくとも福岡博多人には餃子はチャッチーなんですかね?
我が家の近く、餃子のラスベガスも人気店で人が並んでたりします。
人が並ぶと言えば、串焼きIWASE、バランカでやっている生タピオカのテイクアウト(これが一番長い)、久保カリー、肉ゼン、Shin Shin 天神店、大名ソフトクリームなどが私のご近所でよく見かけます。
韓国、中国からの観光客も多いようです。福岡行ったらここ行け〜、みたいな情報でしょうね。
スマホ時代の現在、世の中の食情報や食リポというものは膨大で、「食」は人間の本能にモチベーションを与え、身近にハッピーを与えるものだとあらためて感じます。
 




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歯みがき剤のフッ素濃度

2019-05-29 | フッ素について

昨年中ごろですが、歯磨き剤や歯磨きジェルに含むフッ化物濃度の上限が1000ppmから1500ppmに引き上げられました。
先日のデンタルショーでも結構関連製品が登場してきています。諸外国では数十年前から認可されていますので、日本ではやっとと言う感じですね。
1000ppmの製品と比べて虫歯予防効果は数割アップしますので、特に永久歯の虫歯予防ではハイリスクの患者さん、思春期以降の患者さんでは、家庭での使用を奨めたいところです。




これはデンタルショーでもらった製品サンプルで、歯科医院専売の製品には、フッ化物濃度が1450ppmと明記されています。
市販品でも同様の製品があって、アピールしたいというメーカー側の作戦もあるでしょう、フッ素濃度が記載されています。
これらに比べて、市販の従来の製品にはフッ化物濃度が明記されていません。
通常の歯磨き剤は、フッ素入りの場合500ppm以上のものがほとんどですが、フッ素ジェルの場合さらに濃度が低いものもあって、これらはフッ素の予防効果は期待できません。
歯みがきの時に歯磨き剤や歯磨きジェル使用後のうがいをしないか、しても少量の水でうがい、というのが効果的な使い方です。
ジェルのほうが低発泡性、低研磨性なので馴染みやすくお勧めなのですが、フッ素濃度低めの製品もあるので、要チェックです。
ある程度以上のフッ素濃度の歯磨き剤、歯磨きジェルの使用で虫歯が減少すること、うがいを控えめにすることでより予防効果が高まることは、すでに20世紀の
研究で明らかになっています。また、ジェルの量はあまり少なめですと効果がありません。
日本でもこのような方法が定着して常識になると良いですね。





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九州デンタルショーに行ってきた

2019-05-26 | できごと

毎年この時期に開催される九州デンタルショー、昨日午後と今日1日開催されています。


 


会場はマリンメッセ。200社ほどの歯科関係メーカー展示と商品説明、そしてメーカー主催の学術講演会もあります。
全て無料なので、お得なイベントです。九州各地からのレベルで結構集まりますので、久しぶりに知人に会えたりもします。
今日は真夏の気温、比較的近くの距離なので自転車で出かけました。

 


 


午前10時から午後2時半頃まで、展示会場と講演会場を渡り歩いて、有意義な時間でした。
講演会は3つを予定していましたが、参加者は歯科衛生士もかなり多く、予防関係の講演会1つは開場前から歯科衛生士の長蛇の列で 、これはギブアップしました。


 


治療や予防関係の製品カタログやサンプル、最新刊の書籍のチラシなどを持ち帰りました。 
会場から診療室に移動して、意外と久しぶりに休日仕事。夕方まで、来週の準備です。
ゴールデンウィーク以降の比較的余裕があった時期は終わりつつあるようです。次に一息つけるのは9月初めかな?
ちなみに今週は、学校歯科健診、休診日は自身のチェックアップで病院受診、福岡小児歯科集談会役員会など、トータルすれば暇というわけでもありませんでした。





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外傷を受けた乳歯の生え変わりの問題

2019-05-21 | 歯のけが

乳歯の外傷は圧倒的に上の前歯が多いのですが、外傷後に無症状に経過しても、永久歯との生え変わりの時期に問題が出てくることがあります。
乳歯の場合、欠けたりしていなくても外傷後に数ヶ月して歯の変色が発生することがあり、神経が死んでしまってある種のミイラ化と言えます。
炎症症状がなければ、そのまま経過観察でOKですが、永久歯との生え変わりの時期に乳歯の根がスムーズに吸収せず、永久歯が出にくいとか、位置的にズレて出てきて、歯並び噛み合わせの問題が発生することがあります。




このX線写真は上の前歯付近です。画像の真ん中付近は中切歯ですが、乳歯が残った状態で、後ろ側から永久歯が少し出てきて、重なった状態です。
このまま放置すると、上下の永久歯前歯が逆に噛んでしまいます。残っている乳歯はかつて外傷して変色が起こっているものです。
定期的に来院している患者さんで、前回の来院時に予測はしていましたが、やはり生え変わりの問題が起こってしまいました。乳歯抜歯が必要な例です。






こちらの患者さんは、上唇付近が腫れてきたということで初診来院されました。
年齢的に上の前歯が生え変わる時期です。
左から2番目の上の前歯は3歳頃にぶつけて欠けたけれど、以降数年無症状で経過していたそうです。
X線写真を撮ってみると、生え変わりの問題が明らかになりました。
欠けた歯の上にある永久歯は結構下に降りてきていますが、乳歯の根の吸収がほとんど見られず、永久歯がやや遅れてかつズレて出てくることが予測されます。
その右側の乳歯と永久歯ですが、こちらの方がもっと問題です。
欠けてはいませんが多分同時に外傷し、その影響で神経が死んで根の部分にのう胞という、膿の袋状の像が見られます。
歯根のう胞、または乳歯の根の部分の炎症が永久歯を包む袋(歯嚢)をのう胞化させた、含歯性のう胞の可能性があります。
その影響で、上の永久歯は全く出てこれない上方に位置しています。
唇の腫れは、外傷の後遺症と言えますが、投薬して腫れが治まったところで、乳歯前歯は2本とも抜歯が必要です。
のう胞がある側は、オブチュレーターという装置を入れて、のう胞の縮小化を計ることで、永久歯が出てくるのを誘導できます。
外傷後、途中無症状であれば当然経過を見ますが、全くOKということではありません。
生え変わりの問題はある程度想定内で、問題が起こった場合は迅速に対応することで、結果問題なく永久歯が出るのを誘導できます。






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上の前歯の矯正治療

2019-05-15 | 歯並び、矯正の話

小学校中ほどの患者さんで、上の前歯の歯並びが気になるとのこと。
上下の前歯4本ずつと一番奥は永久歯、他はまだ乳歯の年齢です。










歯並びに比べて歯のサイズが大きいので、向かって左上の側切歯が捻じれて逆に噛んでいます。
真ん中の中切歯は、平均的にはこの時期若干外側に傾斜していて側切歯が良い位置から出てくれば、次第に改善していきます。
歯のサイズが大きいため、自然の改善が起こらず、前歯間は開いたままです。










上の前歯6本にブラケットを付けてワイヤーで矯正。
治療期間は半年ほどです。
まだ乳歯は残っていますので、生え変わりを観察しつつ、後戻りしないように、前歯裏側にワイヤーを沿わせたリンガルアーチを付けました。
この時期の早期治療が効果的な例ではありますが、歯のサイズが大きいため、歯並びや噛み合わせは良くなっても前歯は若干前傾してしまいます。
歯が大きめで、この時期に側切歯が傾斜していたり内側にある場合、隣の乳犬歯の上方にある永久犬歯の位置が不良で、側切歯を押しているようなX線像を認めることがあります。その場合、あえて犬歯が出て来るまで待って、犬歯も含め歯並び治療をします。
この患者さんではX線診査でそのような像がありませんでしたので、この時期に治療を行いました。





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今日は勉強

2019-05-12 | できごと

元号が令和に改まって、最初の1週間の診療。3月4月といっぱいだった予約が一段落したようで、若干余裕がありました。
とは言っても、5連勤で昨日は帰宅後疲れが出たのか、思わず仮眠をしてしまいました。
通常は何かと職場で残務をしている休日ですが、今日は珍しく緊急の仕事がありませんでした。


 


この連休は、皆さん旅行に出かけた人も多いようで、代診のN先生は家族旅行でシンガポールを訪れたとのこと。
当院の社員旅行でも2度ほど行きましたので、当院スタッフにもお馴染みのところ。
TWGの紅茶を頂きました。嬉しいな〜。
以前ラッフルズホテルで購入したカップでフレンチアールグレイを頂きました。他にも美味しい紅茶ブランドはあるでしょうが、とりあえずわたくし的にはフェイバリット。
お昼頃、天神でちょっと買い物以外は、今日はインドアで勉強。





最新刊を予約オーダーして届いた、スゥエーデン発の小児歯科の専門書。
歯科衛生士向けの本のようですが、西欧諸国の歯科衛生士は日本よりも歯科医師に近い立場ですので、歯科医師が読んでも全く違和感なしです。
予防先進国ということもあって、治療より予防のコンセプトと実際が中心です。
訳本ですので、訳者には失礼ですがちょっと読みにくいところもありましたが、あまり厚い本ではなく、今日1日で読破できました。
日々の小児歯科を進化させるためには、アメリカや北欧の現状を知って、それを現在そして近未来の日本の臨床にどう落とし込むかを考えるのは重要と考えています。
夕方になったので、ちょいとバーボンでリラックス。 
今日のBGMはDAVID DUETTA、EDM系で様々なボーカリストとのコラボが楽しめます。ジョギングやウォーキングのBGMにも良さそう。



 



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イエテボリ法

2019-05-08 | むし歯予防の話

帰宅後、何気にNHKテレビを見ていたら、ガッテンで虫歯予防の特集をしていました。
虫歯予防にはフッ素の効果が大きいこと、そして予防先進国のスウェーデンが元祖のイエテボリテクニックが紹介されました。
虫歯予防には、歯磨きや甘味食品の制限も重要ではありますが、予防先進国の虫歯を減少させたのは、何よりフッ素の有効利用です。
当院でもイエテボリテクニックのコンセプトをもとに、フッ素ジェルやフッ素入り歯磨きの使用と、歯磨き後は歯磨き剤を吐き出すのみでうがいはしない、またはする場合でも少量の水でぶくぶくうがいを1回のみにするよう指導しています。
要は、歯磨き剤のフッ素をしばらくお口の中に残すということが重要なわけです。
実際、スウェーデンの家族の歯磨き風景も紹介されましたが、歯磨き剤をたっぷり使用し、歯磨き後は吐き出すのみでうがいはしません。
私自身、イエテボリ法を知ったのは20世紀終わりで、開院以来、基本この方法を患者さんに勧めています。
歯磨き剤やジェルの量は年齢によって加減しますが、あまり少量だとか低濃度だとフッ素の効果は期待できません。
番組に登場した真木先生(東京歯科大)も、この方法が日本でも一般化すれば・・とコメントされましたが、私も全く同感です。
通常の歯磨き剤ですと、泡が立ったり、研磨剤のジャリジャリ感があると思うので、当院ではフッ素ジェルの使用の方をお勧めしています。






自宅の洗面所。いくつか歯磨き剤を使用していますが、私自身もあまり使用後にはうがいはしません。
歯ブラシは、現在はソニッケアのダイヤモンドクリーン。実際にはエコノミー価格のイージークリーンで充分です。
もちろんフロスはマストですが、現在は100均のものを使用していて、全く問題なしです。
成人している息子たちも、虫歯ゼロですが、フッ素ジェルとイエテボリ法が普通という育ち方をしていますね。






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お土産いろいろ

2019-05-07 | できごと

今日から令和の仕事始め。朝礼の時にスタッフ皆から、お土産を頂きました。
家族と、個人で、友人となど様々ですが、旅行をした人が多く、行き先も国内、アジア、ヨーロッパなど様々だったようです。





中央の下はヤードムというタイでは一般的な嗅ぎ薬。メントール系ですが、鼻で吸うとスッキリするのと、何だかタイの匂いがします。
微妙に癖になりそう。
以前、社員旅行でタイに行った時は、ヤードムの話題は出ませんでしたが、この休みにタイと韓国に行って来たNさんから頂きました。
今日は連休明けの月始めでしたので、4月分のレセプト業務を行いましたが、4月としては記録的に患者さんが多かったようです。
当院は規模も大きくなく、お一人お一人の患者さんを丁寧に診ていくというスタンスが基本ですので、各スタッフとも忙しさを感じていたようです。
今後もこの基本を幹として、さらに内容的に進化を続けていきたいと、考えています。





夕方7時過ぎの福岡市中央区大名の夕景。この景色はホッとさせてくれます。



 


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