福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

長く感じた1週間

2012-07-29 | できごと

梅雨明けして猛暑のこの1週間、夏休み突入もあって小児歯科&矯正歯科も忙しいシーズンに突入。その間に、高校PTA関係の会議、懇親会、中学校区の夜間パトロールなどあって、1週間が長く感じられました。
今日は亡き義父の四十九日で熊本へ。身内と関係の深い方々、約60名の法要でした。
義父との思い出は多く、息子たちと4人で色んなところに出かけたこと、同業者ですので海外の学会等に誘ってもらい、一緒に勉強もし、一緒に遊んで酒も酌み交わしたこと、など仲良しでした。というか、娘婿ということで大切にしてもらったのでしょう。
今日も熊本は、熊本らしい猛暑の夏。




熊本城は変わらず佇む。





義父の愛した写真。愛用の多くのカメラのひとつ。
インドで開催された学会の帰りに、二人でネパールに寄って、カトマンズでトレッキングをしながら、山の写真を撮影したこともありました。






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節電を工夫する

2012-07-27 | できごと

外気も熱く、患者さんも多い夏休み期間の今、当然エアコンのお世話にはなりますが、できるだけ合理的に節電しようと試みています。冬場は加湿空気清浄機がサーキュレーターの役割もしてくれ、結構節電になりました。
そこで単に暑いのに我慢するのではなく、除湿空気清浄冷風機とサーキュレーターを兼ねた扇風機を診療室に置きました。
小児歯科では保護者のかたも一緒に来院されることも多いので、人の熱だけでも室温が上がっているように思います。この除湿冷風機、小型なんですが、タンクに貯まる水量からするに、かなり除湿能力があります。我が家にも1台欲しいな~。
快適さは犠牲にせず、節電したいものです。









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みんな頑張れ

2012-07-26 | できごと

中体連のサッカーの試合も終わって、次男は毎日午前中は部活に出かけています。
小学校時代は毎年8月初めに、中央区のサッカーチームが中心ですが他県のチームも招いてサッカー大会が開催されていました。その時期にあわせてチーム紹介の冊子が作成され、私も医院名で例年広告協賛をしてきました。
昨日その冊子の今年度版が届きました。息子たちが所属していた大名少年サッカークラブや、当院の患者さんが数名所属している平尾少年サッカークラブのページなど、少し前までは我が子たちも登場していたよな~、と少しだけ懐かしく見ました。
子どもたちのサッカーを通して、保護者どおしの良い繋がりも随分できました。
もちろん所属するチームに応援はしますが、敵味方にかかわらず子どもたちがこの暑い中一生懸命頑張る姿、勝ってともに喜び、負けてともに残念がる姿は、ある種爽快なものです。
たぶん次男は、このサッカー大会では今年も審判補助につくと思いますし、息子たちの後輩メンバーの応援に行きたいと思っています。









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やっぱり特別だと思う

2012-07-24 | できごと

2005年にこの世を去った Luther Vandross、同年にトリビュートアルバムが出ています。
彼がいかに偉大なミュージシャンだったかは、収録されている15曲を歌っている面々でわかります。そうそうたる顔ぶれで、私の日頃からのお気に入りも多い。Usher とか John Legend とか、Babyface とか Alicia Keys とか。
遅ればせながら、格別の思いで聴きました。もちろんマイベストのHere and Now も。









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便利で多機能な材料

2012-07-21 | むし歯予防の話

歯科で使用する材料のなかに、グラスアイオノマー(セメント)というものがあります。
30年ちょっと前、最初に発売された時は、銀歯等を歯に接着する、いわゆる歯科用セメントでした。ところがこの材料、その後色んな用途に使えるように改良されていきました。詰め物の材料、矯正用のブラケットを歯に接着するための材料、シーラントへの応用、知覚過敏部分のコーティング、虫歯治療で深い部分の保護、初期虫歯部分のコーティングなどの様々なケースに使用可能になりました。
当院でも様々な処置に行っていますが、歯や金属の処理をしなくても接着が良好なこと、材料自体の刺激性が少ないこと、微量のフッ素が出続けることなどの特徴を利用しています。処置手順が非常に簡単なので、低年齢児のシーラントや虫歯処置などに使用することで、無理のない小児歯科治療が可能になっています。フッ素が出るという性能があるため、初期の虫歯の再石灰化に有効で、虫歯=削るという従来のパターンが変わりつつあります。
ただ材料の強度が若干落ちるので、定期的なチェックと、必要に応じて材料を追加する(やり直しは必要ありません)ことが必要ではあります。




粉と液を混ぜるタイプです。左側のフジ9エクストラという最新の製品はフッ素の出る量が従来の2倍に増しており、材料の透明感が増して歯の色に近くなっています。当院でも、今まで以上に使用頻度が増すでしょう。
ところがこの材料、世界的にはメジャーなのですが、国内ではやや知名度が低いんです。





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誕生日

2012-07-19 | できごと

昨日は次男の14回目の誕生日。近所にあるイタリアンの「イタリア酒場」 で家族でお祝いをしました。コース料理とバースデーケーキをお願いしたのですが、最後にお店の照明が落ちて、ケーキが来ました。お店のスタッフがハッピーバースデーを歌ってくれ、次男は照れていました。長男いわく、「目が泳いどった」。ゆっくり食事をして飲んで、2時間余り。食というのは、人間をハッピーにするんですね。いろんな話に盛り上がりました。
自宅のダイニングでのお祝い会ではありませんでしたが、家族が食卓を囲むというのは、やはりコミュニケーションには重要なんですね。外食で、家内も飲んで食べることに専念できて、むしろ良かったかも知れません。





いつもより早めに帰宅。写真ではそういう雰囲気ではないのですが、午後7時30分でもまだまだ昼間の熱気が残ってます。






イタリア酒場は裏通りの民家を改装したところ。














イタリアンはボリュームもあって、大食いの我が息子たちも満足してました。








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情報を仕入れる

2012-07-18 | 歯並び、矯正の話

当院の歯科矯正治療に使用している審美ブラケット(歯の色のブラケット)はバイオデントというメーカーのものを使用しています。当院ではブラケットを使用する患者さんでは、全員前歯部分はこの審美ブラケットを使用するというワンパターンです。
矯正は特殊というかマイノリティーというか、デンタルショーなどでは業者さんの展示はありませんので、学会出席での情報収集が主になります。とはいっても日程や開催場所などの都合でなかなか思うようになりません。
昨日はバイオデントでいつもお世話になっているNさんが当院にみえました。もちろん営業的なものもあるでしょうが、彼は色んな矯正歯科医院も担当していますので、私側としては最近の流れとか新製品情報なども仕入れることができて、歓迎なんです。
ブラケットは奥歯部分も審美ブラケットを使用していましたが、耐久性もあって当院では最近は審美性を損なわない奥歯部分は金属に変更しています。タイムリーにバイオデント社の良さそうな金属ブラケットの提案があって、これは使ってみたいな、というところです。







ブラケットの拡大図にいろいろ特徴というか利点が記述してあります。
歯科でも矯正治療を結構やっていないと意味のわからない、マニアック?な内容ではありますが。





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歯間虫歯を予防したい

2012-07-18 | むし歯予防の話

当院は定期的に健診&予防で来院される患者さんも多く、予防に力を入れています。小児では虫歯予防がメインなのですが、一番予防が難しいのが、歯間の虫歯、特に奥歯間の虫歯です。
低年齢では上の前歯間に隙間がない場合には、この部分の歯間虫歯が発生しやすいのですが、4歳から6歳くらいにかけて奥歯間に新しい虫歯ができることは少なくありません。奥歯間はほとんどの患者さんで歯間が詰まってきますので、ほぼ全員に共通したポイントです。奥歯間虫歯はある程度まで大きくなるまで気付かないことが多く、集団健診でもチェックが難しいので、歯科医院での詳しいチェックが望ましいと思います。
予防はフロスとフッ素の使用なのですが、フロスをしていて引っかかるような感触がある時は、虫歯の可能性が高いです。
当院ではシーラント、ラバーダムなど見て分かるようなシートを作製して、説明の補助にしていますが、今回歯間虫歯の説明シートも作製して利用することにしました。ぱっと見に虫歯っぽい欠けや変色がないと、ついつい実感しないというのが現実でしょうから、虫歯になっている例をお見せして少しでも家庭での予防パワーが上がることを期待しています。









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粘液のう胞

2012-07-18 | 口の中の問題

歯科領域で粘液のう胞という疾患があります。唾液は唾液腺というところから分泌されるのはご存知と思いますが、耳下腺、顎下腺、舌下腺以外にも、お口の中の粘膜部分に小唾液腺」というのがあります。
この唾液腺の出口部分が何らかの原因で詰まってしまうと、唾液が溜まって袋状に膨らんでくることがあります。これが粘液のう胞です。唇の内側付近に発生することが多く、袋状の膨らみができれものう胞が破れて、それでお終いということも多いようです。特に悪性のものではありませんので、消えてしまったらそれでOKです。
一方でなかなか退かなかったり、同じ部分に再発することがあります。また、気にして歯とかで噛んだり刺激していると、元来中が空洞だったものが線維化してコリコリのポリープ状になることがあります。
こうなると外科的に切除したほうが望ましいでしょう。






写真は舌の裏側、中央部に発生したもので、ブランディン・ヌーンのう胞と呼ばれます。初診の写真ですが、1か月後に再来した時点で消失しておらず、大きくなったり小さくなったりを繰り返していましたので、切除しました。
切除は部分的に麻酔してレーザーで切除、止血しますので、処置自体は数分で簡単に終了します。





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指しゃぶりへの対応

2012-07-17 | 口の中の問題

「指しゃぶり、おしゃぶりQ&A」 という本を購入しました。著者は昭和大学小児歯科教授の井上先生で、私も面識がある先生です。
特に指しゃぶりはおしゃぶりと比較して長期に続くことが多く、歯並び噛み合わせに影響が出てくることも少なくありません。
1歳、2歳は生理的欲求の範囲内と思われますが、3歳4歳となってくると、いわゆる癖的なものに移行していると考えられます。一方でこの年齢になるとコミュニケーションがとれて来ますので、ただしてはいけないと懲罰的に叱ったり注意するよりも、本人に認識させストップできるように支援する方向性のほうが望ましいでしょう。
この本は特に新しいことが書いてあるわけではありませんが、分かりやすく説明されていますので、スタッフや保護者の方にも読んでもらって、同じ考え方で子どもを支援する環境ができたら良いのではないかと考えています。
待合室の本に加えようと思います。










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