福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

歯周病学

2016-01-12 | 歯周病の話

全世界で最も蔓延している病気は歯周病である、との記載が2001年のギネスブックにあるそう。世界の感染症でナンバーワンというわけで、同じ感染症でも虫歯は減少して来ていますので、むし歯はナンバーワンにはなれなかったということでしょう。
1月下旬に、福岡県歯科衛生士会から講演を依頼されており、タイトルは「子どもの口の中から生活が見える」。
現在準備中なのですが、病室にPCを持ち込んでスライド作成をしているところです。
むし歯も歯周病も感染症ながら、生活習慣病的な性質が多々あります。
青少年期までの歯科をやっていて思うのは、やはりむし歯と歯周病の予防。むし歯学はカリオロジー、歯周病学はペリオドントロジーと呼ばれ、虫歯学はかなり確立されて来たこともあって、臨床的な予防がどんどん進んで来ています。
ところが、歯周病については分からない、複雑ということもあって、やっとこの5年程で現実的な予防が見えて来たようです。






11月初旬に参加した臨床歯周病学会での特別講師、大阪大学、天野教授の著書。
歯科衛生士向けの本ですが、講演内容はほぼこの本の内容と同じ。数か月前に購入していて当院のスタッフに、読んでおいたほうがいいよ、と渡していたものです。
私も読み直して、今回の講演会で聴衆の歯科衛生士の皆さんと認識を共有したいところです。
成人の分野では、まだまだ歯周病は治療ベースから抜け出していないのが現実。
むし歯も歯周病もブラックボックスの青少年期に、誰かがアプローチしなくては本当の予防歯科は達成できないだろうと思います。
ちなみに、講演会は病院の外出許可をもらって出かけることになりそう。大丈夫ですけど。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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Adele はしっかり暗かった

2016-01-11 | できごと

ほぼ2か月ぶりの更新です。
病に倒れて(実際はバタッと倒れたわけではありませんが)、現在は入院中でリハビリ生活です。
私が不在の間、医院はスタッフと代診の先生方で、ほぼ問題なく動いており有難いことです。
皆が結束して、変わりなく働いてくれているようで、そのまとまりは感動的なくらいです。私の日頃の行いがこんなに良かったの~? と錯覚するくらい。
話かわって、Adele の久しぶりのニューアルバムが昨年11月に発売されましたね。
何でもアメリカでもイギリスでも昨年のCDセールスは、このAdele の「25」がダントツだったようですね。発売2か月弱の時点でそうだから、尋常ではないということ。





前作が完成度が完璧でしたので、新作はプレッシャーがかかったことでしょう。
ブリティッシュ系はダークでなきゃね、と言うのがあるんですが、ダークさに磨きがかかっているような。
しばらく聴き込む必要がありそう。





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