福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

桜が咲いた

2007-03-30 | できごと

水曜夜から木曜にかけて家族で小旅行をしたのですが、桜がいきなり咲き始めたようです。
今朝のラジオを聴いていたら、ソメイヨシノの歴史は江戸時代もしばらくしてからのようです。500年前には、まだまだこの非常に日本的文化は無かったんですね。


福岡山の上ホテルの桜。同じ中央区にもこんなに静かなところがある。


八女市の矢部川沿いに桜並木があります。今週末くらいは花見客でいっぱいになるのでしょうか。菜の花もいっぱいでミツバチも忙しそう。

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いちご狩り

2007-03-29 | できごと

春休み家族旅行というか、車で八女方面にいちご狩りに出かけました。
「紅ほっぺ」という大ぶりの品種を主に収穫したのですが、ミツバチがいちごの花にとまっているのを見て、あらためて、そうか~、ミツバチがいなきゃイチゴはできていかないんだ~と再認識。

いちごの花って白かったんだ、と再認識。


そしてミツバチがいなきゃ、育たない。ここのミツバチ人間慣れしているというか、気にせず仕事に精を出しているようで・・・。

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歯間のむし歯は発見しにくい

2007-03-27 | むし歯予防の話
歯のどの部分がむし歯になりやすいでしょう? 奥歯のかみ合わせ部分、歯の生え際部分、歯と歯の間など、歯垢が残りやすい場所ですよね。
かみ合わせ部分の溝のところや、歯の生え際部分というのは一応歯ミガキで清掃できますし、むし歯っぽい着色があったら気になったり自分で発見できますね。ところが、歯間のむし歯は見えにくい場所から発生して次第に広がっていきますので、ある程度大きくなるまでは症状もないし気づかないわけです。通常の歯科健診でも、いわゆる視診では、実はある程度大きくなるまでは発見できません。
私達は、まず歯間にデンタルフロスを通してみて、引っかかりというか抵抗がある場合ある程度のむし歯ができているだろうと判断しています。そのような場合X線を撮ってどの程度かをより客観的に検査して、治療が必要かむし歯の進行を止める処置で経過を観るか考えます。
予防という観点で言うと、乳歯では奥歯間の接触がきつくなる3歳過ぎくらいから奥歯の仕上げミガキとともに、時々フロスをしてもらうよう指導しています。また低年齢で上の前歯間の隙間がない歯並びの場合、この部分のフロスは結構予防のポイントです。歯間は目立たない部位ですので、いまひとつ「フロスが必要だ!」というモチベーションが起こってこないかも知れませんが、一旦むし歯ができてしまいますと、発見した時には思ったより大きいことも多いのでがっかりします。
予防にはフロスはもちろんですが、フッ素(歯科医院でのフッ素塗布+家庭用フッ素製品の使用)の効果も結構期待できます。歯間のむし歯予防は難しく、私達の力がいまひとつ及ばないところですので、家庭での日々のケアが重要ではないでしょうか。

フロスで歯間にひっかかりがあって、上から見ると歯は欠けていませんが、歯間部分の歯の色が黒っぽく透けたように見えます。X線を撮ると、特に奥から2番目の乳歯(第1乳臼歯)には歯間から広がった大きい虫歯がありました(黒く空洞のように見える部分です)。現時点で痛みはありませんが、むし歯は神経部分まで至っていると思われます。
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サッカー 6年生お別れ会

2007-03-26 | できごと

昨日は、福岡地方はお昼過ぎから良い天気になりました。
大名小学校にて、大名少年サッカークラブの6年生のお別れ会が行われました。保護者同士も仲良しのアットホームなクラブですので、子ども達はもちろん保護者も多く参加しました。コーチや保護者のお父さんも参加して、何回か試合した後、皆で食事会です。小学校の桜も咲き始め、出会いと別れのいわゆる日本の春ですね。


 6年生から後輩あてに挨拶があったり、4、5年生が送る言葉を述べたり、監督から次年度のチームメンバーと背番号の発表があったりです。今年度非常に頑張ってくれた6年生でしたので、次年度のチーム力がちょっと心配ですが、新6年生をはじめとして皆新しい1年で伸びて欲しいものです。夕方から保護者中心の懇親会があったのですが、子ども達の能力やモチベーションには差があっても、チームスポーツの中で子どもが、それなりに葛藤したり、喜んだり、喧嘩したりして育って欲しいという気持ちが一致しており、「やっぱりそうだよな~」と嬉しい気持ちでした。ついでですが、保護者は皆お酒を飲む集団だな~という面でも一致しており、それもあらためて感心してしまいました。


低学年も含めてですが、女子だけでも11名部員がいて、次年度は女子チームとして正式登録だそうです。監督がチーム名も考えてくれていました。

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かにクリームコロッケ

2007-03-24 | 食のこと

当院の待合室にはスタッフが工夫して作成した、お知らせやお願いのポスターが色々貼ってあります。
その中に院長とスタッフ紹介のポスターがあります。ひとことメッセージや趣味、血液型、好きなテレビ番組などが写真とともに紹介してあるものです。
私の趣味が「料理」と書いてあるものですから、5年生の女の子の患者さんから「先生の得意な料理は何?」と訊かれました。「そうね~、重ね豚カツかな~?、薄い肉を重ねた豚カツ、子どもにも食べやすいし、結構ジューシーなんだよ。普通の豚カツ肉より安い肉でもいいし。」とか答えましたら、「結構簡単な料理なんですね。」という反応。「え~そう~。じゃあどんな料理がいいのかな?」と尋ねてみました。すると「コロッケとか作らないんですか? 私はかにクリームコロッケが好き。結構作るのが難しいけど。」などなど話が続いていきます。
そういえば、我が家の子どももかにクリームコロッケ好きだったよな~。中央区大名に「CoCoJ」(ここじぇー)という海鮮居酒屋があるのですが、そこに食事に行くと必ずと言っていい程、子ども達はかにクリームコロッケをオーダーしていました(いまはそのメニューは消滅しています)。
ついつい、今度は我が家でかにクリームコロッケをトライしようと考える単純な私でした。


待合室ポスターは結構患者さんや保護者の方も見ているんですね。この前も保護者の方が「血液型が全部揃っているんですね、珍しい~。」とおっしゃっていました。

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歯科での麻酔

2007-03-23 | 虫歯治療の話

神経が生きている歯をむし歯治療などで削る場合、歯の外側の硬い組織、すなわちエナメル質は痛くないのですが、内側の象牙質を削ると痛みが出ます。ただし、むし歯で侵されて軟らかくなった象牙質部分は痛くないという理論があります。
実際的にはむし歯部分のみ削って詰めるというのは難しい場合も多いので、むし歯がある程度大きい場合は、歯科麻酔が必要になります。
麻酔をすること自体も痛みを伴いますので、子どもの治療の場合やはり嫌がるということはあります。当院では従来多く使われてきた、いわゆるキーンという音がする高速タービンはあまり使用していません。西欧諸国ではかなり使用されてきている5倍速エンジンというのを使用していますが、これがなぜか削って痛みが出にくいのです。ですから、以前よりむし歯治療で局所麻酔をする患者さんが減りました。
麻酔が必要な場合でも、する部分の表面に麻酔ジェルを塗る「表面麻酔」で痛みを和らげることができますし、最近は注射針の直径が小さいものが発売され、これらも痛みを小さくする工夫です。


また、麻酔液を入れる速度が小さいと痛みも小さくなりますので、電動でゆっくり液を入れていく注射器もいくつか発売されています。


さらには最近針の無い無針注射器「シリジェット」なるものも出ています。通常の麻酔までの効果は無いようですが、適応できる患者さんがある程度いれば、特に子ども達には救いですよね。近々購入したいと考えていますが、同業者の方で効果の程をコメントいただければ幸いです。

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ハイネケンダークって知ってますか?

2007-03-22 | できごと

トンガに赴任する後輩の壮行会の後、中央区今泉にある、とあるバーに彼女と数名で移動してカクテルなどを飲んでいました。さすがサバイバル組は飲むのも好きということでしょうか、皆ほとんどメニューなども見ず、サッサッとオーダーが出ていて、さすがやな~。
私もマルガリータやホセクエルボゴールド(テキーラ)のキンキンに冷えたやつなどを飲んでいたのですが、何かちょっと軽いもの無いかな~と思ってメニューを見ると、ハイネケンダークというビールがあります。オーダーして出てきたものは、お察しの通りハイネケンの黒ビールですが、ハイネケンに黒ビールがあったんですね。知らなかった。ハイネケンと言えばあのグリーンの缶というかラベルのイメージが強いので、何かピンと来ませんよね。
レギュラーハイネケンは甘みのある爽やかな味で値段も安いので、私も普段好んで飲んでいるビールです。ダークも爽やかな味でした。他のメンバーも私が飲んでいるのを見て、その後オーダーして飲んでました。
出てきた茶系統のラベルを見て、ダークウルトラマン(悪いウルトラマン? タイ版ウルトラマン?)、ウルトラマンシャドー(これはウルトラマンゼアスの敵)をなぜか連想してしまいました。何でかな~。

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行ってらっしゃい、トンガへ

2007-03-21 | できごと

先日のブログに、JICAの国際シニアボランティアで2年間トンガ王国に行く後輩の話をアップしました。
昨日は彼女の壮行会で仲間たちが集まりました。歯科医なのですが、宇宙飛行士の試験を受けた経歴もあるような人なので、「また~トンガに何しに行くと~?」と素直な質問は出ますよね。彼女には、小児歯科医として、診療や歯科教育、小学校等への公衆衛生プログラムの実行などが期待されているとのこと。
集まった皆は、日々の仕事や雑事に忙殺されている日常を考えると「日本人一人で行くのは大変だろうけど、正直言って羨ましい~」という気持ち。幹事のM先生は「僕らで後方支援をしましょう」とのコメント。
トンガでもインターネット、メールは可能とのことですので、現地の情報、状況など知らせてくれることと思います。九州大学歯学部同窓会の広報関係の仲間でもありますので、同窓会誌に連載をしてもらおうかと考えています。彼女は元気良く頑張って、何だかトンガの有名人になるような気がします。


彼女の先輩が多く参加した壮行会でした。先輩から可愛がられる人なんだと、あらためて思いました。

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6つの「こ食」とは?

2007-03-20 | 食のこと

待合室に置くのによい本は無いかな? と時々、昼休みに近くの書店に立ち寄っています。先日、あの「食育」の元祖、服部幸應さんの「食育の本」という本を見つけました。
当院のホームページにも「食にこだわります」と書いていますように、小児歯科医としては子ども達の健全な歯と、健全な食生活&育ち(それが食育)にこだわっています。
購入して内容をパラパラと読んでいたのですが、6つの「こ食」に気をつけて! というページがありました。これは孤食(家族が不在の食卓でひとりで食べること)、個食(家族がそれぞれ好きなものを食べること)、固食(自分の好きな決まったものしか食べないこと)、小食(いつも食欲がなく、食べる量も少ないこと)、粉食(粉製品を主食として好んで食べること)、濃食(味の濃いものを好んで食べること)の6つです。すべて健全な食育のうえで問題になる事項とのこと。
家族をお持ちの方いかがでしょう? 親子とも忙しく限界があるという部分もあるし、ついついという部分もあるのでは。食生活や食に対する価値観というのは自分が育った環境に左右されませんか?結構影響は大きいですよね。
子どもの食は大人が育てるし、その子ども達が大人になって次世代に繋がっていくことを考えると、結構心配になりますね。
我が家の子ども達や遊びに来る子ども達をみると、食べることというのは本当に大きな関心ごとというか本能を感じます。育ちの中で大きい部分を占めているのは当然ですね。

「笑う食卓」編集室発行、1300円です。


食事中のテレビも家族のコミュニケーションを妨げるものとして挙げてあります。そのとおりです。親は我慢してテレビを消しましょう。

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とりあえず300ブログ

2007-03-19 | できごと
昨年3月末くらいに「ふたつき子ども歯科 院長日記」というブログを始めましたので、間もなく1年になります。その後自前で当院のホームページを作成したり、そのSEO対策やブログへのリンクなどをやって来ました。
単純に自分が持っている歯科情報や知識をお知らせしたいと思って、このブログを始めたわけですが、その時に直感的に「300位はネタが有りそうだな~」と思ったのを覚えています。今までのところ、何とかネタ切れにならず200数十ブログがアップされています。
歯科ネタがそんなにボロボロ出てくるわけではないので、いわゆる日常の日記的なものも多くはなっていますが、私の頑張りやでないノリが分かっていただけましょうか?私の仕事に投影すると、患者さんや保護者の方に、あまり頑張ったり気合を入れないで下さいね~ということです。頑張らずにむし歯や歯周病になっていいよということではありません。当院は歯科疾患の予防にこだわっています。
時間があったら、その時間で努力をするより、力を抜いて、合理的にできるだけ楽をして予防を達成する方法を考えて、短時間で実践して、同様な結果が得られたらいいですよね。目的は歯磨きやフッ素やシーラントすることではなく、丈夫な歯でおいしく食べられることですから。
まずは300ブログというところですが、日記と考えると300とか1年なんて、とりあえず書く習慣がつきました~くらいのことかも。
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