ボデイウォッシュやシャンプー、そして家でも医院でもハンドソープは石鹸です。
合成洗剤や種々のシャンプーリンスがメジャーで、昔ながらの石鹸はマイノリティーになってしまっていました。
昔の石鹸は、確かに不純物や添加物でどうかというのもあったかと思います。
最近チラチラ見かける石鹸シャンプーやボデイウォッシュそしてハンドソープは割高ですが、その分ピュアな石鹸になっています。
TV番組、はぐはぐのスポンサーはシャボン玉石けんですが、ピュアな石鹸が成分でシンプルそして高機能です。
歯科医院専用の手洗い石鹸もありますが、中身は一番左のバブルガードと同じだそう。
真ん中は、最近発売された拭き掃除用の石鹸です。
石鹸は洗浄能力が高く、コロナなどのウイルス不活性化能も高いんですが、肌に優しいですね。
右はお風呂で使っている、アレッポのオリーブ石鹸。
男性ということもあるかも知れませんが、全身シャンプーとして使っても全く問題なしというか、むしろ優れています。
色々揃える必要がなくコスパも良く、シンプルライフです。
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長年小児歯科部門を担当しているTNCのテレビ番組「はぐはぐ」ですが、不定期とはいえ月１回ほどの登場です。
当院に撮影クルーが来て頂いて、まとめて3本くらいを撮影します。
撮影クルーはカメラ、ディレクター、アシスタントの３名です。
対象が就学前くらいの小児の子育て番組なので、長年やっていますと題材的にリピートはあります。
今回は仕上げ磨き、口呼吸とあいうべ体操、虫歯菌の感染で5月から6月にオンエア予定です。
日曜朝のテレビ西日本、短い番組ですがご覧ください。
なお過去動画ははぐはぐHPでも視聴できますので、ご参考に。
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明日が休診日なので、今日が3月診療の最終日。
当院の患者さんも高校合格、大学進学で福岡を離れるなど新年度が始まるな〜と感じます。
今日は診療後、若干残務があっていつもより帰宅が遅くなりました。
とは言っても平均的歯科医院よりは早くて、午後７時過ぎです。
帰り道にふと思い立って、寄り道して、お堀端の夜桜をちょっとだけ見物。
知人や当院スタッフから聞くに、平日の今週月曜夜も花見で結構人が多かったそう。
満開のサクラのもと、今日も結構な人出でした。コロナ前の状況に近くなったようで、日常が戻って来ていることを感じます。
桜祭りで、イルミネーションが綺麗。
日本の春、そして気持ちが新たになる新年度。
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当院で簡単な症例に応用しているのが、プレオルソというマウスピース矯正装置です。
小児専用で適応年齢や歯並びかみ合わせの程度で、適応症かどうかの診断は重要です。
この患者さんは永久歯列ななったばかりで、時期的にギリギリではありますがプレオルソをスタートしました。
上の側切歯が左右とも欠如していて、若干のスペースがありますね。
噛み合わせが深い要素が原因で、下の前歯が内側に傾斜して扁平な歯並び、そして若干のデコボコがあります。
奥歯の噛み合わせは出っ歯系のズレがありますが、側切歯欠如のおかげで上の前歯は出っ張っていません。
欠如がなかったら、矯正治療は上の両側第１小臼歯の抜歯例になっていたと思います。
上下の前歯が伸び出した感じと下の前歯のデコボコは、プレオルソでの治癒が期待できます。
ワイヤー使用と比べて、治癒状況には装置使用時間や年齢の不確定要素があるのが、マウスピース矯正の限界です。
上の前歯のスペースは、マウスピース使用の効果と奥歯が前方に押してくれる時期なので、経過観察が賢明です。
患者さん側に装置費用の問題もあるようなので、上の前歯のスペース閉鎖が将来的に必要になった場合、犬歯の形態修正も含めてコンポジットレジンでの審美修復という選択肢もあります。
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10代半ばの定期健診を継続している患者さんで、親知らずを除いてはすべて永久歯です。
パッと見には歯並びもかみ合わせも問題ないようですが、一番奥の第２大臼歯の噛み合わせに問題あります。
かみ合わせと言えば、出っ歯っとか反対咬合という前歯部分で分かる前後的問題が一般的です。
上の写真では一番右側の歯の部分、下の写真では一番左側です。
上下の奥歯がすれ違ったようなかみ合わせで、鋏状咬合と呼ばれています。
噛み合っておらず傾斜しているので、磨きにくく歯垢が残りやすいとか虫歯になりやすいとかあります。
大きいい奥歯なので、咀嚼にも影響ありです。
この患者さんの場合、上の奥歯の外側傾斜の影響が大きい状況です。
上の奥歯を内側傾斜させて下と噛むようになればOKです。
リンガルアーチという内側の装置にL型ループを組み込み、問題の奥歯のみ移動します。
これは、とりあえずワイヤーを曲げた、完成前の写真です。
１０代も終わりころになると、親知らずが出る時期で、出てこない場合でも前方に押してかみ合わせのズレが悪化します。
その時点で改善する場合、親知らずの抜歯も必要になリます。
年齢的にこの時期が適切と判断し、治療スタートです。
因みに最初の写真で犬歯付近の捻れがありますが、かみ合わせ的には問題ありませんので、見た目が気になれば上だけの部分矯正治療は出来ますね。
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昨日は荒れ模様の天候で、満開近いサクラが散るのではと思いました。
今日は晴天で暖かく春がやって来たという感じで、福岡では今日がまさにお花見日和。
福岡市のお花見の名所の一つが舞鶴公園です。
福岡城さくら祭りが開催されていて、今年は過去2年と違ってお花見の規制がほぼ撤廃されたとのこと。
ここは初夏には紫陽花がいっぱい咲くところですが、この時期はお城とサクラのベストプレイス。
午前中出かけましたが、人出もかなり多いせいか、お昼前には行列ができている飲食店があちらこちら。
ホークスの応援ユニフォームを着て、ドーム方面に向かう人も多く、今日はホークスのデイゲームかな？
例年に近い春がやって来たように感じます。
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歯磨き剤は、現在ではほとんどがフッ素含有で、虫歯予防では最も大きい役割をしています。
高濃度フッ素入りと表記されている製品も増えてきていて、小学生以上くらいではお勧めです。
歯磨き後、口腔内にフッ素をしばらく残すのが重要なので、うがいはせずに吐き出す程度か、少量の水で１回うがいという使い方が適切です。
ジェルタイプの方が研磨剤発泡剤が含まれていないので、うがいをしないという不快感は少ないと思いますが、製品は限られています。
スーパーやドラッグストアー購入できる、高濃度フッ素入り歯磨き剤を紹介します。
歯科業界でも歯科専売品は知っていても、市販品は意外と知らないこともあるので、一般または業界かかわらず参考にしていただければと思います。
よく聞くブランドの上位バージョンで、EXとかプレミアとかプロとか付いてます。
お値段もやや高めですが、コスパを考えると購入する価値ありです。
シュミテクトは知覚過敏用というイメージがありますが、フッ素は知覚過敏を緩和できる成分の一つでもあり、高濃度フッ素配合です。
全てフッ素含有は1450ppmの高濃度。
ペーストは歯ブラシの植毛部の長さほど出して下さい。あまり少ないと、泡立ちは減ってもフッ素の効果も落ちます。
これが令和の歯磨きの常識ですね（業界的には21世紀の常識です）。
実は、日本での20世紀の業界常識と真逆なんです。
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永久歯との生え変わり時に、上の犬歯の位置が良くないとか、出てこない例は程々あります。
適時に乳歯を抜歯するとか、より積極的に矯正治療が必要な場合があります。
この患者さんは乳歯と永久歯が混在する時期。
向かって右下の乳犬歯が残存していて、Ｘ線的には後に出るべきの犬歯の位置が不良で、生え変わりが遅れています。
下の犬歯の位置異常例は稀です。
ちなみに隣の側切歯が捻れているのは、埋まった犬歯の影響もあると思われます。
ズレていても時期が来れば、自己修正して生え変わるとか、位置が悪くとも出て来ることもあります。
この患者さんは、一定期間観察しましたが変化がありません。
抜けていない乳歯の抜歯で、永久歯が生えるべき道ができる可能性がありますので、まずは乳犬歯の抜歯です。
多分抜歯後数か月は経過を観ますが、その間隣接した歯が倒れてスペース短縮が起こる可能性あるので、歯が寄ってこないような装置（保隙装置）を装着します。
出てきても位置的には良くないでしょうから、その後の部分矯正は必要でしょう。
この患者さんは全体的な歯並びも問題ありますので、まずは今回の処置で出るべき歯を揃え、その後に永久歯列で全体的矯正治療が望ましいでしょう。
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今朝ラジオから、かつての名作イタリア映画「ひまわり」のテーマ音楽が流れてきました。
私も昔々、思春期の頃観て忘れられない映画の一つです。その時期だったからこそ、記憶に残っているのでしょうね。
今のようにコンテンツがいっぱいある時代でもなく、映画といえばテレビの日曜洋画劇場か映画館でした。
映画館で観て、晴れた空の下の広大なひまわり畑と対照的な、戦争の哀しさと虚しさを感じたのを覚えています。
第２次世界大戦時のイタリア、ソビエト連邦間が舞台で、ひまわり畑は今のウクライナ地方とのこと。
今、レストア版が再映されているようです。
AMAZONでチェックしたら、有料ですがサブスクでも視聴できます。
主演はマルチェロ・マストロヤンニ、そしてソフィア・ローレン、イタリアの往年の名優です。
この頃は少なくとも日本では、洋画といえばイタリア、フランスのヨーロッパ映画も多かったですね。
ハッピーエンドのアメリカ映画と比べて、そうでもなく何か余韻を残すヨーロッパ映画でした。
この時期今だからこそ、ちょっと心の準備をして「ひまわり」を観たい。
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虫歯とその予防に関する学問をカリオロジーと言いますが、20世紀終わりから21世紀はじめにかけて大きい進歩がありました。
それが現代の虫歯予防に繋がっています。
私がまだ20世紀の頃いたNYU小児歯科ですが、虫歯予防先進国の様子を肌で感じました。
歯科衛生士向けの業界雑誌の最新号。令和のカリオロジーアップデート講座と題して、最新の虫歯予防学のQ＆Aです。
定期購読はしていませんが、特集が面白そうなので購入してみました。
ちょうどフッ素やお口ぽかんに関する記事もあって、小児歯科としてはお買い得な内容です。
小児の場合、特に虫歯予防指導やケアはもちろん歯科衛生士主導になりますが、最新の知識に基づいた指導は必須です。
パラパラと内容をチェックしましたが、当院はもちろん最新アップデート済でした。
スタッフに読んでもらって、確認しながら自信を持って今まで通り指導を行ってもらえばＯＫですね。
ちなみにカリオロジーに関して今後アップデートが必要か？と言えば、学問的には完成していて知識は充分です。
あとは、患者さん相手のことなので、いかに虫歯リスクを下げれるような指導をして実行してもらうかです。
コミュニケーションとかコーチング能力ということになりますが、これがなかなか難しいというのが現実です。
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