毎朝８時過ぎ、洗濯機が回っている間、犬の散歩が日課になっています。ちなみに夜の散歩は子どもたちの役割。散歩の時間になると期待してソワソワ待っています。
８時過ぎでもこの季節しっかり暑いのですが、元気よく散歩をしています。
でも帰宅したら水分補給をして、ご覧のように倒れています。
食欲が落ちているんですが、犬も夏バテするんでしょうね。
私も若干夏バテ気味ですが、我が家の犬ほどではありません。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam
この患者さん、前から見ると向かって右上の側切歯の生え方が良くないですね。
また上下前歯の中央部を見ると、上下でずれていますね。さて、これは矯正治療か？ ということになるんでしょうか？
側方から見ると、一見乳歯の犬歯に見える歯は実は余計な歯、すなわち過剰歯で、その後ろとなりに乳犬歯が存在します。
歯が１本多いわけですから、過剰歯の隣に生え変わってきた永久歯はスペース不足は当然ですし、上下中央のずれも上の歯が向かって左側にずれている要因が大きいと思われます。
患者さんは小学生で、永久歯は一番奥の第１大臼歯、そして前歯のみで、ちょうど乳歯と永久歯が半々に混ざった時期です。
この時期は歯並び噛み合わせとも、良い意味での変化が期待できる時期です。ある種、流動的なわけです。
すなわちこの患者さんは、過剰歯を抜歯のみして、そのまま経過観察でかなり自力で歯並びやずれが改善するだろう、ということです。
歯並び噛み合わせの治療は必要になるかも知れませんが、自然改善後であれば残りの部分の治療ですから、歯を動かす量も少なくなり治療期間も短くて済みます。そのまま許容範囲まで改善すれば、儲けもの（私は儲けませんが）です。
さて、抜歯後の自然改善が楽しみな患者さんです。
このような歯並び噛み合わせのアプローチは、小児歯科分野特有で、咬合誘導と呼ばれているものです。
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乳歯の時期の歯並び噛み合わせ相談で一番多いのが反対咬合です。
乳歯が全部出揃うのが２歳半ばで、３歳過ぎになってやっと噛み合わせが安定すると思われます。奥歯が出揃って噛み合わせが上がることで下顎は後ろに行きやすくなりますので、それまでは経過観察です。もちろん何か治療しようとしても装置を使える年齢ではありませんし、日常何か行って改善が期待できるというものでもありません。
４歳くらいになると装置使用も可能ですので、最近流行り（？）のムーシールドも治療選択で登場するわけです。
この患者さんはまだ３歳ですが、おりこうで保護者の方の治療ご希望も強かったので、若干早めに治療開始しました。
このようにがっつり反対に噛みこんでいる患者さんは、かむ事による下顎前方誘導の要素も大きく、治療によって下顎が後退するという良い結果が期待できます。でも噛み合わせが深い場合、ムーシールド治療では長期必要な場合があるので、上の前歯を裏側から直接押し出す、リンガルアーチという装置を使用しました。ワイヤーでできた固定式の装置で２４時間付けておきますので、当然治療効率は良いわけです。
治療は、オーバーコレクションといって、上の前歯が若干出っ張り過ぎまで押し出します。そこまで約４か月。
さらに２か月そのままで保って、装置を終了します。上の写真はその時のもので、患者さんは４歳になっています。口角鈎といって口唇を広げる器具も使えるようになりました。上の前歯の位置は若干後戻りして下の前歯と良好に噛むようになります。
２～３か月後に来院してもらい経過確認の予定です。
前回のブログでもお分かりでしょうが、当院の矯正治療は成長発育期の患者さんを対象にしています。
名前は「こども歯科」ですが、矯正治療では中高生はもちろん、大学生以降もちらほら来院してます。矯正治療だけでなく虫歯や歯周病の予防でもこの時期は重要ですので、来院していただきたいと思っています。
例えば、「ふたつき小児歯科・矯正歯科クリニック」などとしたら、受付が電話応対の時に大変だろうな、と思って医院とかクリニックというのも省いて、名称を決めたいきさつがあります。
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治療前は上の前歯がかなり出っぱっていて、下の前歯と良好にかみ合っていない状況の中学生の患者さん。
このような患者さんでは時々あることですが、上の前歯をぶつけやすく、向かって左上の中切歯の先が外傷で欠けています。
遺伝的要因もあると思われ、奥歯の噛み合わせも前後的にずれていて、いわゆる出っ歯系の噛み合わせ。
上の歯の前から４番目、すなわち両側の第１小臼歯を抜歯して、マルチブラケット装置で治療。
欠けた上の前歯は治療前に修復しましたが、境目の着色が出てきましたので、近々再修復予定です。
前歯でかみ合っていない歴史が長い患者さんは、舌の位置も前方に突出しやすい要因があります。そのせいか、前歯がきちんと噛むように改善するのに期間がかかりました。
真面目に通院してくれて２年以上かかりましたので、患者さんの治療歴をふり返って、改善点がないか検討すべきと考えています。
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今日は湿度の高さも感じる暑い日。我が家の犬が暑さのせいか食も水分補給も減っておりちょっと心配。少し前腎臓結石の手術を受けましたので、その後の経過も気になって、今日は動物病院に連れて行きました。
検査の結果、術後の経過には問題がないとのことで安心しました。
午後からは高校で評議委員会に出席。その後は出かけて帰っての繰り返しで毎度の休日。仕事関係の残務をする余裕がなく、明日はちょっとハードかも？
今日は家内が北九州に出張で帰宅が遅くなるので、一応私が食事係。食材の買い物に行ったら、懐かしいビールを発見。昨年冬院内旅行にソウルに行った折、皆で良く飲んだ hite。
アルコール濃度が低めで、さっぱり系ですね。通常の生ビールなんですが、価格的には第３のビールとほとんどかわらないので、お得感あります。
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昨日は小児歯科分野のスタディグループ、福岡小児歯科集談会のスタッフ対象のセミナーと懇親会を催しました。
セミナー会場は歯科医師会館のホールを考えていたのですが、他のイベントのため予約できませんでした。それではと懇親会を予定していた会場に交渉したところ、懇親会と同じ会場でセミナーもＯＫが出ました。
場所は中央区今泉の「ローレンス」という結婚式の２次会などに使われているような施設。
セミナーは前回に続き、心理カウンセラーの米倉けいこ先生。懇親会とのジョイントでセミナー時間が短くなって若干残念でしたが、前回の続編で、なかなか興味深いコミュニケーション法についてのお話が聴けました。
今年度はスタッフ向けには３回シリーズのセミナーを行いましたので、すべて参加したスタッフには認定証とプレゼントが授与され、当院スタッフも３名が対象でした。
懇親会はビュッフェスタイルで行いましたが、当院では新規採用した歯科衛生士の Ｉ さん、近々育児休暇明けで復帰する Ｓ さんも参加。最後は私たちのテーブルに米倉先生もやってきてくれ、話が盛り上がりました。
当日運営は司会進行、セミナーのビデオ撮影、会誌掲載のための写真撮影、参加者確認と会費徴収、会計と、役員の先生方やスタッフのご協力があって、無事終えることができました。セミナー参加者８０名、懇親会は７０名ほどで盛況だったのではないでしょうか。
毎度なんですが、会長の私が頑張ったわけではないんですが、やはりほっとしました。
ちなみに我がスタッフは、認定証の発行者が米倉先生と思っていたんですが、実は会長の私ということで有難味半減だったような？？
医院あてにも認定証が発行されているのですが、当院のどこかに掲示するにしても、何だかね～、という感じではあります。
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いよいよ子どもたちは夏休み。当院もすっかり夏休みモードで患者さんでいっぱい。
梅雨明けが早かったせいか、ほとんどの子どもたちはすっかり日焼けして、「夏の子どもはこれでなくっちゃ」と嬉しくなります。また、「夏休み早々、遊びたいところに歯医者に来てくれてご苦労さん。」と言いたくなります（実際そう言ってます）。
金曜から新たに歯科衛生士のＩさんが勤務を始めました。いきなりこき使うことになりそうで、すみません。
さて今日は休日でしたが、まずは選挙、そして公私ともに色んな用事があって、出かけて帰宅してを数回繰り返しました。
夕方からは自転車で舞鶴公園へ出かけて、しばらく散歩。街に出かけると暑いんですが、夕方の公園は静かで少しは過ごしやすい。
TREK の2014年モデル。あまり前傾ポジションではないので、街乗りにはいい感じ。
舞鶴城跡の本丸付近から西を見渡すと、遥か向こうに福岡タワー。
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次男の誕生日にと、昨日ケーキやピザを買って帰ったのですが、家族皆が集合するのが遅くなり、あらためて今日、1日遅れの誕生会をすることになりました。
次男は部活が卒業で、モードをかえて慣れない塾通いで頑張っているようです。今日は終業式で通知表も貰ってきているはずですが、結果はいかに？
長男もそうでしたが、高校受験の範囲ですと今からの頑張りでかなりキャッチアップできるのではないかと思います。お手並み拝見といきましょう。
青春まっただ中、15歳になりました。おめでとう。
乾杯はシャンパンで。これを普通におかわりする彼は素質あり。
我が家定番、 vis a vis のロールケーキ。
皆甘いものはあまり食べませんが、プリンが入って、地味でシンプルだけど、なかなかいける方ではないのかな。
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先日、福岡中央特別支援学校の小中学生、そして高校生の歯科健診を行いました。
健診後、結果とともに写真を「ほけんだより」に掲載します、とのお話がありました。先日学校から連絡があってホームページにアップしているので見れますよとのご連絡がありました。
ほけんだよりの内容はＰＤＦで誰でも閲覧できるようになっていますので、このブログでも紹介させて頂きます。
健診が終わって、養護の先生と全体的印象などについてお話をしたのですが、むし歯はほどほど予防できているけれども、歯垢の残存やそれが原因の歯肉の腫れ（歯肉炎）がある割合が多い状況でした。この結果はほけんだよりの中でもグラフに作成されています。
むし歯予防に関してはフッ素という強い味方がありますが、歯肉炎や歯周炎（総称して歯周病）の予防や改善には基本歯磨きレベルが良好である必要があります。
本人がどこまで自立しているかにもよりますが、中学高校生時代をほぼ良好に過ごさないと、虫歯に関しては歯間や歯の生え際に発生しやすい時期ですし、歯茎に関しては、成人型の歯周病を早期に発症することに繋がります。
大人になって治療で苦労しないためには、この時期をほぼ良好な状態で過ごすことが、その後の長い将来に繋がります。
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