福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

親子でどうぞ

2016-08-31 | できごと

当院は小児歯科中心ではありますが、歯のクリ―ニングや歯石取り、ホワイトニング、簡単な虫歯の治療に関しては、例えば小児患者さんの保護者の方とかは診ています。
お子さんが小さいと、保護者の方が治療中に子どもたちをみてくれるマンパワーが無いので、結局歯科受診が出来ないまま、ということもあるかも知れませんね。
当院ではそのような保護者、特に母親の方には、できる範囲でスタッフでお子さんたちをみておく、ということを行っています。
患者さんが込み合う時間帯では、通常業務で余裕がありませんので、平日の午前中に限らせて頂いています。
今日も0歳と5歳のお子さんをお持ちのお母さんが、親子で初診で来院されました。
お子さんの方は、それ程時間がかからなかったのですが、お母さんの方が、詰め物のハズレ、虫歯、歯のクリーニングや歯石除去が必要で、時間がかかりました。





お母さんの治療中、0歳の赤ちゃんは途中までは機嫌が良かったのですが、お腹が空いたか眠いかで不機嫌に。
お母さんがミルクを用意してくれていましたので、受付のNさんがミルクを飲ませています。落ち着きました~。
こんなサービスしてます~、という訳ではなくて、普段から小児の相手をしている職場環境では、これも違和感なく普通にやっています、ということですね。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとゾクッ

2016-08-29 | できごと

BLUE EYED SOUL をご存知ですか? 白人ミュージシャンでソウルミュージックに影響された人たちかな。
ソウルミュージックはアメリカ発なんですが、BLUE EYED SOUL のミュージシャンはイギリスが多い。そこがブリティッシュ・ミュージックのブリティッシュ・ミュージックたる所以なのですが。
最近バーストした感のある、Charlie Puth、彼は珍しくアメリカ人なんですね。Marvin Gaye などと言う大胆なタイトルの楽曲もあって、まさに、ブルー・アイド・ソウル。
ちょっとゾクッとしましたね。





最新作は NINE TRACK MIND。いいですね。ただし若干軽めでポップなのは、やはりアメリカンのせいかな。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PCリニューアル

2016-08-28 | できごと

当院受付には2台のPCがあります。
ひとつはレセコンと呼ばれるもので、簡単に言えば医療用コンピュータ。患者さん情報のインプット、患者さん会計や領収書などをはじめとして、他のX線室のサーバーや診療室内の2台のコンピュータと繋がって情報を共有化でき、今の時代必須なものです。
もう1台は、wi-fi でネット、プリンタと繋がったPC。これは当院オリジナルの記録用紙、説明用紙をプリントアウトしたり、患者さんへのメール送信、itunes やクラウドミュージックを利用してBGMを流す、そしてスタッフレベルで患者さんの全身疾患などを検索して調べ物をする手段など、こちらも当院では必須。
この後者のPCも久しく活躍して、さすがにに最近では不調になりました。多分ハードディスクの老朽化。





基本性能があれば事足りますので、DELLの企業向け格安コンピュータを購入。
windows7時代はデーター移行ツールがあって便利でしたが、windows7 から10へはちょっと厄介。
メールのアドレス帳やエッジへのお気に入りのインポート、プリンタ設定、office soft のインストールなどちょっと手間取りました。
最後にamazon prime music のPC版アプリをダウンロードして、Ms. Ooja のアルバムを視聴して、セットアップ終了。
週明けから、快適に使用できるかな。
今日は久しぶりの雨。気温も下がって恵みの雨でしょう。
福岡市内の小中学校は明日から2学期開始。患者さんの多い夏休みも終わりかけ。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅茶に詳しくなる

2016-08-26 | できごと

もともとコーヒー飲みではあったのですが、数年前から、多分シンガポールでTWGの美味しいアールグレイやカモミールティーを飲んだのがきっかけだったと思いますが、紅茶やハーブティーもお気に入りになりました。
自分でも買ったりはするんですが、プレゼントに頂くことも多くなりました。贈り物ですと、ちょっと気の利いたものが多くて、それゆえ色んなメーカーやブランドを知るようになります。
最近もちょっとリッチな紅茶やハーブティのアソートセットを頂きました。
この季節、まずは水出しで味わっています。




ラズベリーのフレーバーティー。ティーバッグの見た目も綺麗。もちろん味も香りもいい~。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はぐはぐ 撮影

2016-08-25 | できごと

TNCの子育て支援番組「はぐはぐ」の小児歯科担当をしていますので、今日の休診日、10月以降くらいの放映分の撮影をいたしました。
仕上げ磨き、虫歯菌の感染、指しゃぶりや口呼吸と歯並び噛み合わせの影響などの内容で、多分10月~12月頃の放映予定です。
就学前くらいの子ども達が対象ですので、私の日常臨床から考えると一部分の範囲ですが、それでもネタは尽きないものです。
特に第1子の子育ての時など、私自身もそうでしたが、必要以上に心配したり不安に思ったり、逆に認識不足だったり、加減が分からないことが多々ありました。
アドバイスを受けると、やるべき事のポイントが分かって、安心します。当院に受診される患者さんの保護者の方でも、不明なことが多いために心配されている場合が多々あるように思います。説明やカウンセリングをして、よく聞かれる言葉は、「安心しました」。





待合室に放映予定のポスターを貼っておきますね。はぐはぐも、安心のための情報をゲットできると思います。






ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前歯でモノが噛めない

2016-08-25 | 歯並び、矯正の話

小学校低学年の患者さん。
噛み合わせの問題の相談で、来院されました。




前歯が永久歯に生え変わる時期で、この時期は多少なりとも上下の前歯が噛まない期間はあります。
この患者さんの場合、まずは2つの問題があります。
ある程度前歯が出ているのに上下間に距離があって、歯茎のラインを見ると、上の前歯付近はあがって下の前歯付近はさがっています。
いわゆる歯槽レベルの影響があって、これは開咬という診断がされます。したがって、今後も上下の前歯が噛みあわない状況が続くと予測されます。





もう一つは、向かって左側の奥歯の噛み合わせが上下逆の交叉咬合で、それに伴って、下顎が向かって左側にずれ、上下の真ん中もズレている状態です。
前医でマウスピースなどもトライされたようですが、上手に使用できず、改善は見られなかったようです。
開咬の原因は、舌が下方前方に突出している舌突出癖によるものです。それにともなって滑舌も良くありません。
上の歯並びの幅を拡大しつつ、舌が突出しないようにフェンスを組み込んだ装置で治療を開始したところです。
患者さんご本人も、前歯でモノを噛みたいというご希望が強いようです。
顎のズレとか、前歯が噛みあっていないとかの問題を成長期に改善していくのは、患者さんの今後の生活の改善に大きな意味がある、小児矯正治療だと思います。
このような患者さんは、受け口傾向を持っていることも多々あるので、次の段階として、いずれその評価と治療も必要になるかと考えています。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが当院では普通

2016-08-24 | 虫歯治療の話

小児の歯科治療では、治療のステップや使用する器材を説明して行いますが、前回のブログに続き、今日の治療風景を紹介します。




今日が虫歯の治療が初めての患者さん。5歳になったばかり。
治療ステップを説明後、表面麻酔をして麻酔注射。鏡で見ながらで出来てます。
表面麻酔と、注射針が細いのでほとんど痛みは無しです。
この後、ラバーダムをして奥歯2本の治療が終了。



ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯科治療のトレーニング

2016-08-24 | 虫歯治療の話

小児歯科、障害者歯科をやっていますと、特に歯科麻酔を伴う歯科治療では治療に慣れていないとか、不安や恐怖心などのために治療をいやがることは多々あります。
3歳未満の幼児では、まだ上手にコミュニケーションができませんので、いやがるとか非協力なのはむしろ本能的なもので、いたしかたありません。
それ以上で3歳後半くらいになると、コミュニケーションができて来ますので、治療器具の音や刺激をいやがることに対してしっかり事前に説明することで、随分上手に治療を受けることができるようになります。
もちろん治療の途中でも、今から何をするとか説明し、見せてから行うTELL SHOW DO テクニックが小児の歯科治療の原則です。




この患者さんは、次回の予約でむし歯治療が予定されているため、歯科衛生士がどのようなステップでどのような器材を使うか説明しています。
これはラバーダムの説明。患者さんの反応を反応を見ながら、むしろ楽しんでいる様子。患者さんを引き付けるような説明が実に上手で、感心しちゃいます。





歯科麻酔も使用予定なので、患者さんと一緒に麻酔液のカートリッジや注射針などを組んでいます。
もちろん患者さんが寝たポジションで、歯のクリーニングなど行って、エアー、水、唾液を吸引するなども経験させます。
治療の段階で、何もしないよ~、痛くないよ~、目をつぶってね~とかという対応が実は最悪なんです。
事前のトレーニング、治療中の説明、治療中であればその様子を鏡で見てもらうというのが小児歯科での原則です。
これらで、治療が随分スムーズに進行します。
麻酔もしっかり説明しますので、大人と違って、鏡で見ている患者さんも普通です。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

永久歯が出て来ない例

2016-08-23 | 歯並び、矯正の話

下のX線写真は初診時のもの。



永久歯(中切歯)の方向が良くなく、正常に出て来ないだろうと指摘され、当院を受診されました。
向かって左側の歯の交換像は正常ですが、右側の乳歯は外傷で神経が悪くなり根の治療を受けています。こちら側は永久歯がまだ高いところに位置して、多分前傾していると判断されます。
外傷の影響で永久歯の位置がズレたか、根の治療をした乳歯の根が自然に溶けにくい状況によるものと思われます。

永久歯の出るパワーがある時期ですので、まずは乳歯を抜歯して10か月程経過をみましたが、方向の悪い永久歯の出具合はかんばしくありません。
ただし下の写真のように、高い位置ではありますが、徐々に中切歯の膨らみが認められるようになりました。







下方から見ると、膨らみが良く分かります。
この時点で「開窓」といって、歯が出やすいように膨らみの少し下の部分の歯茎を切除して出口をつくります。




開窓後6か月、前傾していますが中切歯が出てきました。側切歯が先に出て来ていますので、収まるスペースが少し不足しています。
これから先は、矯正治療で改善していきます。部分矯正ではありますが、ブラケットを付けてスペースをつくって、歯を正常な位置に移動します。
急激に移動すると歯茎や骨がついて来ませんので、ゆっくり1年弱かけて治療の予定です。歯が出てくればこちらのもの、と言う感じです。(出て来なくとも、外科的方法を併用して、結局はどうにかなりますが。)
乳歯の前歯は幼児のころに外傷しやすいのですが、外傷歯は生え変わりまでは経過観察が重要、とあらためて教えてくれる例です。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終わる人、始まる人

2016-08-21 | 歯並び、矯正の話

夏休み期間は、歯科矯正相談後に治療開始する患者さんも多いのですが、偶然と言うか今年は終了する患者さんも多いように思います。
繰り返し書いているかとは思いますが、治療直後は綺麗になっているのは当たり前で、その後の安定が重要です。
装置を外した後に後戻りを防止するマウスピースをしっかり装着しておく、という患者さんの協力が重要になります。









治療前、上下の歯並びのデコボコと出っ歯。もちろん咬み合わせが深いのはこのような患者さんの典型です。
奥歯の咬み合わせはすっかりズレていますので、上の両側第1小臼歯を抜歯しての治療となりました。









治療期間は1年4か月。スムーズに治癒しました。
歯磨き状態がいまいちで、装置を外すと初期虫歯がちらほら。歯肉炎もあります。
幸いに、削って治療というほどではありませんので、今からの経過観察時には虫歯予防と歯肉炎の改善にも力を入れる必要があります。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする