福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

この週末

2015-11-08 | 歯周病の話

昨日は長崎大学小児歯科勤務のS先生が、当院に見学にみえました。
大学勤務ですと、リフレッシュ休暇というのがあるそうで、その休みを利用して福岡に来ましたとのこと。
彼女は福岡ネイティブではありませんが、九州大学歯学部時代そして卒業後の九州大学小児歯科時代がありますので、福岡が第2の故郷ということでしょうね。私も同じような一人です。
折角後輩が福岡まで来てくれましたので、夕食会でもしましょうということで、現在久留米で小児歯科を開業している仲間のY先生も呼んで、3人でプチ同門会。
後輩2人と会えて、これは嬉しかった。だいたいおしゃべりの自分が、嬉しさと酒の勢いでしゃべりすぎました。
ちょっとしたきっかけでこのように再会できますので、また機会をつくりたいものです。
さて宴会翌日、今日は福岡マラソンでかなりの人が集まっていたんでしょうね。
マラソンのスタート地点のアクロス福岡で歯周病分野の学会がありましたので、またまた希望があった歯科衛生士のSさんと参加。
私は歯周病分野は専門ではありませんが、福岡の歯周病専門医には結構知り合いが多く、学会運営や座長など、多くの知り合いの先生方に会えました。
成人分野では歯周病の治療や予防で歯科衛生士の関りが大きいこともあって、歯科衛生士の発表や歯科衛生士向きの講演も設定されており。Sさんは大いに刺激を受けたのではないでしょうか。
私も朝からがっつり口頭発表、ポスター発表、特別講演など、夕方まで学びました。




梅雨の前なの、というくらいの生暖かい天気の今日、会場はアクロス福岡。





紅葉はほどほど始まっています。









これはポスター発表。
日本歯周病学会と、臨床歯周病学会のジョイント研修会ですので、大学の研究者、臨床医の両方が集まって、バランスの良い研修会だと感じました。
むし歯菌の感染や原因は、ほぼ解明されていますが、歯周病に関しては同じようには解明されておらず、治療が主体という現状です。
最近はやっと病院論が明らかにされつつあり、若年者からの予防が可能か?というところに来ています。
特別講演で大阪大学の天野教授から、21世紀のペリオドントロジー(歯周病学)と題したお話を聴くことができました。
歯周病に関しては専門家に訊いても、なかなか病院論がクリアでないと聞かされ続けて来ました。
自分の立場ですと、やっと青少年期からの歯周病予防ができるかも、と希望が見えてきました。

 





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勉強の秋いよいよ

2015-11-06 | できごと

歯科医師会に入会していると、毎月結構な数の講演会案内があります。さらにほとんどが無料参加できてお得。
今日は診療後、大名にある歯科医師会館で、九州大学病院歯科麻酔科のI先生の講演会に参加しました。会場も当院から歩ける距離で、何かと参加しやすい環境です。
スタッフも参加可ということで、希望があった歯科衛生士のSさんも一緒です。
講演内容は、『 患者急変 ! チェアサイドで出来ること 』と題して、神経性ショック、アナフィラキシーショック、誤飲誤嚥など、歯科治療中に起こりうるインシデントアクシデントと、その対応について話を伺いました。
めったに起こることはないのですが、稀にでも発生した時に準備しておくことは、基本的に義務です。器機や薬剤も含め準備の重要さを再認識した次第です。
講演会が午後8時からで、診療終了後時間的余裕もありましたので、Sさんに夕食を付き合ってもらいました。
勉強すれば夕食も付いてくるよ~、というわけではありませんが、美味しいものを食べて、ためになる講演を聴く。どちらもある種有意義な時間で、こんな組み合わせも悪くないですね。





金曜日夕方のカジュアルイタリアンレストラン。食事していると、このまま宴会しちゃおうか、という周りの雰囲気。
でも頑張って講演会参加して、勉強の秋しました。





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何かできることがあれば

2015-11-05 | できごと

昨日、東福岡特別支援学校の先生方が当院に見学にみえました。
少し前に依頼の電話を受けていたのですが、どういうルートで当院にたどりついたのか、またどのような立場の方々か良くわからずにいました。
3名みえたのですが、肩書的には支援係とか特別支援コーディネーターという方々で、いわゆるクラス担任という立場から離れて、障害を持つ子どもたちの社会的環境的つながりをコーディネートする立場だと理解しました。
少なくとも小中の先生方は養護の先生も含め、転任でたまたま特別支援学校で勤務しているわけですから、支援係の方はより障害児に関しては特化した教育を受けた方々ではないかと思います。
わざわざ見学に来られた理由ですが、歯の治療やケアで苦労している子どもたちが少なからずいて、その受け入れ先の情報収集をしているとのこと。
支援学校に通学している子どもたちもですが、通学できない子どももいて歯科的ケアには苦慮しているとのこと。
今後先生たちとはさらなる情報交換が必要でしょうが、当院としては障がい者歯科を掲げていますので、これはある種のミッションではないかと直感しました。
私の今の環境では、困っている子どもたち、そして保護者の方々の情報が不足しています。
先生方との情報交換がなにかのきっかけになれば、と思います。私が予測していて、現状が良く分からず「もやもや」としていたことが晴れていくかも知れません。





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簡単な矯正装置での治療

2015-11-05 | 歯並び、矯正の話

小学校中ほどの反対咬合の患者さん。
軽度発達障害はありますが、穏やかで歯科診療はほぼ通常レベルで行えます。虫歯もない状況ですので、治療で大変な目にあったこともありません。
障害があるなしに関わらず、虫歯治療で苦労はしないのが良いですね。「削る歯科」でなくて「予防歯科」です。





がっつり目立つ前歯の反対咬合です。
矯正検査のためのX線検査や、歯型、歯の写真などもあまり問題なくできましたので、これは無理なく装置を入れることができる証しです。




全体的に逆、と言うより上の中切歯が内側に傾斜しているパターンです。
このような場合、裏側の装置で上の前歯を前方に押し出す、リンガルアーチという装置の適応症です。
最もシンプルな装置の一つで外せない装置ですので、一旦慣れてくれると24時間働くので、効果が早いんです。
また、一応発達障害がありますので、このような装置で治療できれば、保護者の方も私たちも安心です。





1か月おきに調整で3か月ほどで改善。かみ合わせが安定しているので、さらにそのまま2か月ほど装置を入れたままで固定。
これが治療開始後5か月の様子。乳歯の部分は動かしていませんので、乳犬歯より後ろのかみ合わせが左右非対称で、その分真ん中がずれています。
ずれをどこまでこだわるか、というのはありますが、この時点で撮影したX線では後方の乳歯がドンドン生え変わる時期が来ています。
ここで一旦終了して生え変わりを待つ、経過観察です。






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地域フェスタ

2015-11-03 | できごと

西区の姪の浜地区で地域フェスタというのがあって、次男の属する吹奏楽部がイベントの一つで出演するというので、家内と一緒に出掛けました。
大名地区に住んでいると住民が少ないので、このような地域イベントもそれほど多くは集まりません。先日の地域体育祭も多くて200人ほど。
ところが人口の増加が著しいこの地域、参加者はその10倍以上のようです。家族連れも多く、本当にいっぱい住人がいるなという印象。





3年生は時期的に引退していますので、高校1、2年と付属中学の生徒も若干。
ちょっと扮装して、カジュアルな演出。指揮の先生も金髪アフロヘアー。
我が家のかつてのサッカー少年も、今ではバリトンサックス&ギター少年。
部活も勉強も全力投球で青春してます。若いと体力あるね~、と感心します。







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なりゆきなんだけど

2015-11-03 | できごと

福岡小児歯科集談会という開業医を中心とした小児歯科のスタディグループがあります。
35年ほどの歴史がある老舗のスタディグループなんですが、かつて成り行きで、軽い気持ちで会長を引き受けてしまい、現在に至っています。
来週末には小児歯科学会九州地方会を控え、学会事務局から学会プログラムとニューズレターが送られて来ました。





事務局から小児歯科集談会の活動報告の依頼があって、今回のニューズレターに掲載されていました。
私がスタートしたスタディグループでないだけに、会を維持し、できれば発展させねばという責任があります。その割には、頑張っていないというのが現実ではありますが。
小児歯科は相対的には歴史が短い分野ではありますが、小児虫歯の治療と予防という部分からスタートしていますから、20世紀終わりくらいが最も盛り上がっていた時代だったと思います。
むし歯を治療しながらも、虫歯が減ったら歯医者は困る、というような考えもあるでしょう。
私は、小児歯科は小児のトータルケアをするという教育を受けて来ましたので、虫歯がどうこうというのは現在では小児歯科の一部分であると思えます。そのなかのむし歯治療はさらに一部の一部。
最近はNBM(Narrative based medicine)と言われるような、患者さん側のヒストリーや思いを聴いて、共にに考えるケアが重要になって来ています。
そう考えると、広い(できればさらに深く)知識と技術が必要になって来ます。
本当にやらねばならないことが多い、という気持ちです。





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大海ファン

2015-11-03 | できごと

日頃のブログの内容からお分かりのように、日々色んなお酒を飲んでいます。
あるきっかけで1か月ほど断酒して、自分がアルコール中毒でないこと、ついつい飲みすぎないようにすることが重要だと分かりました。
断食ではありませんが断酒も自分を見直すためには時々必要かなと、感じた次第です。
さて、私は鹿児島出身ですが、焼酎いちばんというわけではありません。誰から頂いたか覚えていませんが、大海蒼々という鹿屋市の焼酎を飲んでインパクトがありました。
それ以降、そこまで一生懸命探したわけではありませんが、鹿児島に帰省した折に探してもなかなか見つからない。
ところが9月に帰省した折、鹿児島中央駅の駅地下の維新館という焼酎ショップに入って店員さんに尋ねたら、これがあったんですね~。
おまけに大海蒼々ともう一種類。
まずは大海蒼々を買って帰ったんですが、先日の帰省の折、もう一種類の常熱蒼々を購入。





というわけで、大海ファンなんです。この手は、やはりオンザロックがいいんです。
地元の鹿屋では普通にあるんでしょうが、福岡あたりではちょっとマイノリティーというのもいい。





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鹿児島日帰り

2015-11-01 | できごと

そろそろ鹿児島の両親や弟に会いに行く時期と思い、今回も新幹線で日帰り。
南国鹿児島も11月ともなると、それなりに秋らしくなって来ています。





鹿児島中央駅ビル2階の定位置から桜島を臨むと、天候は曇りなんですが、今日は久しぶりのくっきり。
午前8時30分過ぎに博多発で、10時前にはここで写真を撮ってます。





国体の文系バージョン、国民文化祭というのが鹿児島で開催されているらしく、鹿児島中央駅のイベントスペースでは音楽系のステージをやってました(この写真では写ってませんが)。





実家のある町のJR駅。引っ越し族でしたので、小学校の終わりにちょっとだけ、ここの小学校に通っています。
写真中央の丘の上の建物が小学校。昔と佇まいはあまり変わっていないように思います。
無人駅ですが、ここでも普通にnimoca が使えます。








実家で昼食。弟のところで夕食&プチ宴会。駅地下で色々惣菜などを仕入れました。
次回は正月の帰省かな? その前に1回ふらっと?
今回は日曜の移動だったので、新幹線は混むかな? と予測していましたが、全くそうではありませんでした。
来週火曜が祝日なので、今日は移動日では無かったのかな?





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ハロウィーンプレゼント

2015-11-01 | できごと

当院は、薬院大通りセンタービルという、2階にメディカルフロアーがあるビルの一角に位置しています。
メディカルフロアーには小児科もあって、時々患者さんを紹介したりされたりという繋がりがあります。
昨日はハロウィーンでしたが、お昼過ぎに小児科の先生が医院に飾っていたハロウィーンのかぼちゃをプレゼントに持ってきてくれました。





期間限定ですので、飾ったあとは調理ですかね?
とりあえずパンプキンスープ??あたり?


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