福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

Stonesを聴いて育った

2013-06-30 | できごと

昨夜、夜中12時過ぎに帰宅してテレビをONにしたら、衛星放送で女子サッカーのドイツ戦とローリングストーンズの特集をやってました。
どちらも観たかったのでチャンネルをかえながらでしたが、ストーンズのビデオには思わず見とれてしまいました。自分がティーンエイジャーの頃はビートルズ派とストーンズ派に分かれたものでしたが、私はビートルズは聞き流す程度、とにかくストーンズに入れ込んでました。最初に買ったシングルレコードもストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」。昨夜のカウントダウンでもナンバーワンはこの曲でした。ロンドンのハイドパークでのフリーコンサートの映像は1969年のもので、これはヒッピーやフラワームーブメントが盛り上がった時期だったと思います。





押入れをチェックして取りあえず出てきたストーンズのレコードの一部。時代的にCDは無しです。
ジャンピング・ジャック・フラッシュのジャケット写真にはブライアン・ジョーンズが。彼は確かこの後くらいに脱退して、そしてすぐに亡くなりましたね。
わたくしのナンバーワンは実はこの曲ではなく、「悪魔を憐れむ歌」という大作。
この時期のロックのパワーたるや、とてつもないものでした。多感な時期に聴いたということもあるでしょうが、それを抜きにしても、未来的に上回るものが出現するとは思えません。





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ほぼ夏空

2013-06-30 | できごと

いちおう梅雨の時期ですので、ここ数日はすっきりしない天候でしたが、今日の午後は「夏がきちゃったよな~」という感じの晴れ。
今週後半は自分にしては色んな用事があったので、それが無事済んでほっとした日曜です。昨日は小児歯科のスタディグループ「福岡小児歯科集談会」の役員会。7月終わりに計画している100人規模の講演会&懇親会、そして秋に発行予定の会報作成の打合せなどを行いました。前会長のK先生のアドバイスも色々あって、すっきりと今後の予定が決まりました。
会議が終わって午後10時前、会議のあとは毎度食事会。いつも私が幹事で、「2度と同じ店には連れて行かない」と言っていますので、今日は大名小学校近くの「たら福」。ここは大名地元の会議の後などに時々利用させてもらっているところ。
ずぼらで面倒くさがりやの、会長の私ですが、サポーティングメンバーがしっかりしていますので、結果順調に進んでいきます。昨日の話し合いの結果、講演会&懇親会の時間等に変更希望がありましたので、今日は会場側に連絡して交渉。いい感じに処理できましたので、会員に再度案内文書を送る用意をしているところです。
スムーズにいくと、週末の疲れも吹っ飛ぶ、ということかな。






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懇親の会

2013-06-28 | できごと

今日は夕方から高校PTAの懇親会、診療後あわてて会場のホテルイルパラッツォへ移動。
一応私が会長ですので、会長がいないことには始まらないということで、数分遅れで開会となりました。
PTA役員委員60名、先生方40名近くでほぼ100名規模の、大きな懇親会です。
またまた挨拶のスピーチで、これが毎度いまいちなのでもっとスムーズに話したいな、と思うばかりです。PTA側の各委員会のメンバーの自己紹介の後に、先生方が各学年に分かれて自己紹介やコメントをされました。
先生方は話のプロですので、皆さんやはり上手ですね。先生方のキャラが分かって、私たちもほっとしたり親しみが湧いたり。先生方は部活の顧問をされている方も多く、その部分でも保護者側からの応援や反応もありました。
こういう場面で、保護者としては学校との距離感が近くなるわけで、PTAに関わるということはそれなりの仕事もありますが、先生方や他の保護者の方とのコミュニケーションも深まって、ある種の安心感があります。
私も、長男との話題に出てくる、担任の先生や生徒会担当の先生とお話もできて、よい機会でした。
私自身、日頃の仕事も含め、色んな人たちとのコミュニケーションが多すぎて鬱陶しくなることもあります。でも基本人間はこのコミュニケーションというか関わりで、励まされたり勇気づけられたりすることも多いわけで、これが無くなることが最もつらいことではないかとも思えます。
例えば自分だけが裕福であっても、周囲の人たちとの気持ちのシェアができなければ、孤独で幸せとはほど遠いとしか思えません。
懇親会というのは、単なる飲み会のようで、実は本質というか基本というものかも知れないな~、とあらためて感じました。









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歯科健診第4弾

2013-06-27 | 口の中の問題

今日は休診日でしたが、我がスタッフで歯科衛生士のFさんと受付&歯科助手のNさん、そして心強い味方の石倉先生と、福岡中央特別支援学校の歯科健診を担当しました。
今年度から校医を任されましたので、先日学校の様子を見させてもらい、事前打ち合わせを行ったところでした。私は高校生と中学生の一部、石倉先生には小学生と中学生の一部をお願いして2列で健診しました。
中高生を診た印象では、多分保護者の方は虫歯治療になると大変だという意識をお持ちで、家庭でのケアや歯科医院での定期健診を受けている生徒さんが多いという印象を受けました。
でも成長にしたがって自立もしますし、保護者の方が磨いてあげる場合でも嫌がってできないという場面もあるかと思われます。そこで問題になるのが歯茎の病気、すなわち歯肉炎や成人型歯周病の早期発症です。
虫歯の場合は治療というのがより直結しますし、場合によっては全身麻酔下の治療もあって危機感もあります。でも歯周病系は、ティーンエイジャーでは歯茎の腫れや歯石があってもすぐには症状が出ません。ここがクセモノでいずれ成人になってから苦労することになります。
一番現実的な解決法は何か? それは比較的短い間隔で(例えば1~2か月)、歯科医院で定期的ケアを受けることではないかと思います。歯垢や歯石がいっぱい付着している状態では、歯茎も腫れてクリーニングに伴う痛みもありますし、処置に時間もかかって患者さんは大変です。短い間隔でケアできれば軽症のうちに短時間で処置できますので、負担は小さくなります。
家庭でのご本人、そして保護者の方のケアで限界がある部分は、私たちがサポートするというわけです。
当院の一般の患者さんでも、保護者の方から手が離れたティーンエイジャーの自立は難しく、かつ重要な部分だと認識しています。
健診では当院の患者さんも数名いましたし、多分石倉先生の診療所に通っている生徒さんは多数いたと思います。
私も今回が4回目ですので一般の歯科医と比べて色んな健診に出かけていると思っていましたが、石倉先生は施設が中心で多分7、8回すでにされていて、やはり社会貢献度はただ事ではありません。
帰り際に「また、飲みに行きましょう」と嬉しいお誘いがありました。どのメンバーでどこで飲もうかな? 今度のコーディネート担当は、成り行き上自分ですね。
生徒さんや先生方との新たな出会いに感謝です。







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片側だけの矯正治療

2013-06-26 | 歯並び、矯正の話

上の前歯のデコボコと逆の噛みあわせがが気になって、矯正治療を希望された女子の患者さん。
生え代わりが早く、10歳10ヶ月で全部永久歯になっています。








奥歯の噛みあわせは良好ですが、前歯部分の状況は受け口傾向も否定できません。
下の歯並びがほぼ良好ですので、上の歯並びのみを改善して、その後は成長発育を経過観察することとしました。
上の歯すべてにブラケットを付けて治す、マルチブラケット装置を使用しました。





前歯のかみ合わせの深さも良好になって、治療期間1年で一旦終了。





もちろん上の歯並びは綺麗になりました。





奥歯部分のかみ合わせも良好なので、一応一段落。
まだ小学生なので、今後の思春期発育時に下顎の発育も見られます。このまま安定してくれるか、経過観察は必要です。
これが成長発育期の矯正治療で重要なところ。





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朝の紺屋町

2013-06-25 | できごと

ここのところ朝から雨模様でしたが、今日は曇りで犬の散歩ができました。
通勤途中に犬の散歩をしている人を見ると、「朝からのんびりしていていいな~」なんて思っていました。でも逆の立場になると、それなりに時間を見つけている人たちもいるんだな、と見方が変わります。









この先を右に曲がって紺屋町メインストリートの左手にあるケバブ・バーが気になる。
確か氷温のハイネケンがあるので、今からの季節、これは行かなきゃね。




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それぞれ

2013-06-23 | 子どもとの付合い

家内は学会関係のホスト側ででこの週末忙しく、次男は定期考査が終わったと思ったら土日は雨の中サッカーの試合、長男は来週の期末考査の準備で忙しく友人と勉強、私は何となくいつも通り。
夜の7時半過ぎ家族集合、いつのも月〇海で家族団らんの宴会。子どもたちから学校の様子や、先生たちのこと、部活のことなど、彼らが勝手に色々話してくれるので楽しい時間です。
ふたりとも今年度受験ですので、どうなりますことやら。実現できるかどうかはわかりませんが、二人とも目標が明確なのは評価できるところです。親は何がサポートできるか? 私たちが色々口出しするより、彼らのリクエストを聞きたいところです。
ちなみに次男が「7月から塾に行くよ」と言っていましたので、これは大雨になるかも。





ホルモン鉄板焼き。一宝軒無きあと、ここですね。






枝豆、ペペロン味。なぜだかハマる。





月〇海、基本海鮮系のお店で、美味しく格安。




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削らない、抜かない

2013-06-22 | できごと

年度初めの学校健診が行われる時期で、健診結果の用紙を持参される患者さんが多い時期です。
学校や幼稚園、保育園の集団健診は、時間的にも設備的にも細かくチェックはできません。したがって、どちらかというと虫歯等怪しい場合は、「なし」よりも「あり」にチェックして、歯科医院で詳しく診てもらいなさい、という方向性があります。
以前は治療していたような初期虫歯は、現在は予防的治療やケアによって随分削らなくてよくなりましたし、削る場合でも最小限に削って歯を守るという治療選択が可能になりました。
私自身も歯科医として虫歯を削って治療する場面は当然あるわけです。治療結果は確かにきれいにはなりますが、所詮削って人工物を詰めているだけだ、という空しいものがあります。
歯磨き良好で、家庭でのフッ素も使用していて、虫歯がなく歯茎の炎症がない患者さんの定期健診ができるのが、多分一番ハッピーです。
わたくし的には矯正治療を除いては、歯医者に治療で来院する時代は終わりにしたいとずっと思っています。また、歯の健康を保つ主役は患者さんやその保護者の方々で、私たちはサポーターであるということです。
私たちのアドバイスに従って家庭でのケアをやっていたけど、難しい部分や不充分な部分があったので、その部分を私たちが助ける、ということで、場合によっては治療があるかも知れません。
集団検診でチェックされ久しぶりに来院という患者さんの場合、やはり色んな問題が溜まってきている場合があって、処置や説明に時間がかかるというのが少なくありません。
一方で、当院の患者さんの多数を占める予防ケアや指導で定期的に来院されている患者さんは、もちろん問題ない場合がほとんどですが、問題がある場合でも経過観察していますので、突然治療ということにはなりません。
初期虫歯は削らずに予防処置や指導を行って経過をみるというのも多々ありますし、乳歯がスムーズに生え変わらない場合でも、即断して乳歯を抜かずとも、経過を診ることで結果的にOKのことも少なくありません。
健診結果は気になるところですが、虫歯や歯周病は治療するものではなく、お口の中の状態を良好に保つのが優先と思っていただきたいものです。
そういう意味では、当院の患者さんの多くは、最初は私たちが色々お話ししたかも知れませんが、勝手に(?)進化して私やスタッフをハッピーにしてくれます。
今日もそういうことを感じながら、空しい治療をしたり、ハッピーな予防をした週末でした。





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今日の読書

2013-06-21 | できごと

先日受けたジェイ・エイブラハムのワークショップ、彼のエッセンスを教えてもらいました。著書を購入してより学びたいと思って読み始めました。
ビジネス書系も色々あって、小手先的技術の内容であっても、まずは学んだことを真似でもいいから実行できるかどうかにかかっていると思います。
本を書いた人は少なくとも本の内容を実行できているわけで、大多数の人は実行できないがゆえに、ビジネス本が不滅なんでしょう。
読んで実行できれば世の中成功者ばかりで簡単ですね。「ビジネス本を読んでそれが実行できる方法」という本があったら、これはすばらしい。
それはさておいて、もう一つの興味ごとは料理。オレンジページの付録にいい本がありました。基本かつ裏ワザは学びたい。わたくし的にはこちらの本のほうがモチベーションがあって、これが自分かな~?





ちなみに今夜のBGMはBryan Ferry の Dylanesque。 
ディランの楽曲がいいのは再確認ですが、ウェットかつデリケート、そしてデカダンス溢れるカバーは、 Ferry is Ferry!!  と言いたくなります。





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勉強しなくっちゃ

2013-06-20 | 歯並び、矯正の話

オーストラリアの歯科医師、Chris Farrell が開発したマウスピース系の矯正装置で、トレーナーと呼ばれるものがあります。
これは最近流行(?)の歯を直接動かす透明な装置ではなく、反対咬合で最近流行(?)のムーシールドに近いものです。すなわち成長発育期に使用して、舌や口腔周囲筋のバランス、下顎の位置などを改善することで歯の移動も起こる装置です。カテゴリー的にはヨーロッパ発祥の機能的装置に属するものです。
私の臨床では、いわゆる固定式で機械的な矯正業界では主流の装置がほとんどなのですが、出っ歯系の患者さんなどでは口が閉じにくい場合も多々あって、上下前歯が出揃った以降くらいに第1期治療で介入するのが適切ではないかと感じています。
すべて永久歯になってから、マルチブラケット装置を使用して全体的に治療すれば綺麗にはなりますが、その後の安定を考えると、やはり成長発育期に口腔周囲の良いバランスを作り上げるのが良いと考えます。まずは、機能的にほぼ良い状態を作って、その後に歯の細かい部分を動かすと言うことです。
でも患者さんの時間的負担を考えると、理屈では良くても迷うところです。
最近トライしているのが、初期治療で出っ歯をほぼ改善して、その後の生え変わり時期、成長発育期にこのトレーナーを使用するというものです。形態を改善することで機能も伴う部分もありますが、成長発育によるある種の後戻りも考えられるので、これを出来るだけ押さえ、第2期治療が不要になれば、まさにやった~、というところです。機能的装置は効果がゆっくりしていますので、途中挫折しないようにすることが重要ですが、トレーナーはもちろん取り外し式で、基本就寝時のみでOKというところは利点です。
このトレーナーに関しては著書やその訳本がなくて困っていたのですが、HPで動画、pdf ファイルなどで詳しく解説され、論文も示されています。
データをダウンロードしてとりあえず主要部分をプリントアウト、もちろんすべて英語ですが何とか大丈夫でしょう。

 


夏も近づくと、炭酸飲料も新発売があるんでしょう。
当院下のスーパーマーケットで、あの炭酸で有名なウィルキンソンのグレープフルーツ味の炭酸飲料を発見。
当然これをベースにカクテルはできそうです。




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