福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

新しいスタート

2019-03-31 | 子どもとの付合い

今日は仕事は休みでしたが、毎度の休日出勤。スタディグループの福岡小児歯科集談会関連の雑務、そして矯正関係の技工などを済ませました。春休み期間ですので、まだまだ忙しい毎日が続きます。
この時期、患者さん家族の引越しとそれに伴う紹介状の作成があったり、患者さん自身の中学進学、高校合格、大学合格や移動など、何かとリニューアルの時期です。
10日ほど帰省していた長男は、昨日、新しいスタートで横浜へ。次男はもう少し福岡にいて、今日は夕方から一緒に買い物に。
ここしばらく、久しぶりに兄弟一緒で、色々話すことも多かったようです。次男との道すがら、今後の予定について話を聴くことができました。
二人とも地球上にはいますが、わが身ひとつで自分のキャリアを積むために、何処で過ごすんでしょう? 親は見守り役ですね。








二人ともまだ学生ですが、クリエーター業界、音楽業界ではすでに実質スタートアップしているようです。
ビジネスでもありますので、少人数のグループでも社会的に個人事業主にもなるという理解で、色々勉強したり準備中です。
同じ個人事業主でも歯科業界とは違う世界なので、ああそうなの〜? というところです。
息子たちも大人になりました。 

 



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コストパフォーマンス

2019-03-28 | できごと

今日は久しぶりに岩田屋のデパ地下で買い物。と言っても日本酒ですが。
コスパ良しの八海山の本醸造、1升で2500円ほど。デパートは定価販売なので、銘柄酒は意外と酒のディスカウントショップよりも安かったりします。
少し前にマイ冷蔵庫をリニューアルしましたが、1升瓶は久しぶりで、仕切りを取り払って入るようにしました。
八海山は新潟県のお酒に共通した、悪く言えば水っぽさがありますが、本醸造レベルで冷酒で飲めるというのは、美味しい証拠。 







日常飲みには最適。 






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サクラ サクラ

2019-03-28 | できごと

通勤路でもあちらこちら、サクラの開花に気がつくようになりました。
今日は休診日で、ちょうど息子たちが帰省しているのですが、長男と用事で外出しました。
サクラと言えば、自宅近くですと舞鶴公園のお堀端、そして警固神社です。
今日は外出の途中で、警固神社に寄ってみました。ほぼ満開かな〜?と思っていたのですが、どうもサクラの木が減らされていて、咲いてはいるものの、ちょっと寂しい状況。


 





 


途中でお腹が空いたねということで、知り合いの新天町「みよしの食堂」で遅めのランチ。
我が家の次男も、ここでしばらくバイトをしていました。





唐揚げとか、水炊きがメインのお店ですが、私はあまりチキンが得意でないので、ソースカツ丼をオーダー。
なかなか美味しく、さすが「みよしの」。
立地的に外国のお客さんも多いようで、次男が接客の英会話を教えて〜と言っていたのを思い出しました。 





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セミナー受講

2019-03-24 | できごと

今日は、私も日常の矯正臨床でよく適応しているプレオルソのセミナーがあって、受講しました。






 「プレオルソとMFT」というタイトルでみっちり朝から夕方までのセミナーでした。
MFTというのは筋機能療法の略で、歯並び噛み合わせは口腔周囲の軟組織、筋組織との関わりが結構関連しています。
バランスが良好でないゆえに噛み合わせ歯並びに問題が出てきて、口呼吸や食べ方とも関連します。
7名の講師が登場し、大学研究者、矯正専門医、小児歯科医、一般開業医など色んな視点でのお話が聴けました。
考え方の幅が広がりって、なかなか有益なセミナーでした。
ちなみにプレオルソは近々、改良型が登場するようです。大きな変更ではありませんが、今までよりも術者の調整が減って楽になりそうです。
今までのタイプで充分効果は実証されていますので、患者さんサイドから考えても、早めにニュータイプに乗り換えという必要は無さそうです。 







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TV撮影

2019-03-21 | できごと

サクラ開花した? の今日の福岡。祝日で休診日です。
時々出演しているTNCの「はぐはぐ」、新年度の番組継続が決まって、5年目くらいになると思います。
就学前位の子どもを対象にした子育て支援番組ですが、歯科担当は私のみということもあって、比較的出演回数は多くなっています。
今日は4月、6月の放送予定分を3本まとめ撮り。




番組の特色上、コンテンツは小学校低学年までくらいになっていますが、当院の守備範囲からすると、虫歯予防は小学校高学年から高校生までくらいをいかにサポートするか、というところです。乳歯の生え変わり後半から永久歯になって以降が勝負と言うわけです。
お口の問題は乳幼児期の虫歯予防だけでなく、いずれ生え変わりや歯並び噛み合わせ、歯肉炎歯周炎の問題も出て来ますので、包括的に予防や処置を行うのが小児歯科の役割と考えています。歯科ではいまだに、青少年期がブラックボックスになっていますね。
とは言え、保護者の方が関われる年齢の範囲で、歯科医と付き合って、ともに子ども達の口腔疾患の予防に関わることがスタンダードになると良いですね。
いずれ子どもたちが成長して、歯科には予防で通うのが普通という意識になれば理想です。





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患者さんのモチベーションを高める

2019-03-14 | できごと

歯科で最近MIと言えば、minimal intervention。簡単に言えばできるだけ歯を削らない虫歯治療法ということです。
同じMIでも、実はより一般的なのが Motivational Interviewing ですね。 
歯科で言えば、歯磨き、フロス、食生活、家庭でのフッ化物使用など、患者さんの口腔健康を増進する場面で有効でしょう。
歯科医や歯科衛生士は知識はありますが、それをもとに指導しても、患者さん側の日常は変わらないというのは多々経験するところです。
治療や処置をする場面では、診断力、説明力、技術料は基本ではありますが、歯科疾患は生活習慣病的要素が大きいので、日常の患者さんの生活行動パターンの改善を必要とすることが多いと思います。


 


患者さん側が自らモチベーションを持って行動変容を起こすには?
私たちはそのサポーター役と考えます。
どのようなやりとりがいいんでしょう? なかなか難しいテーマです。
この本は、歯科分野で初めてMIを解説したもの。
 




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何かと忙し

2019-03-14 | できごと

休診日の今日です。
毎年のことですが、3月に入ると、いつもに増して患者さん予約が多くなります。
その分、診療時間内では消化できない残務も増えます。必然的に休日はその消化に使うことになって、ある種の日常とも言えます。
また、年度末は何かと済ませなければならないこともあったりして、テンションを上げて頑張ることになります。
職場での残務に加えて、あちこち移動しながら公私ともに、いろんな用事を済ませました。普段よりやや遅く外出して、やや早い帰宅の1日でした。
最近、普段はアップルウォッチを使用していて、今日のアクティビティのデータは良好で、もちろん1万歩以上。忙しいけどエクササイズになります。









どちらも、我が家からの夕景。ほどほど天気の良い1日でした。
浜田省吾のライブ・アルバム The Last Weekend を聴いているんですが、特にバラードは休日の夕景になぜか馴染む。
「君に会うまでは」とかね。


 


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口呼吸、鼻呼吸

2019-03-11 | 歯並び、矯正の話

先日たまたまですが、マウスピース矯正装置であるプレオルソをスタートする患者さんが3人来院しました。
プレオルソはいくつかタイプがあるのですが、当院で最も適応が多いのは、出っ歯系に対するタイプIという装置です。 








上の前歯が出っ張ってバラけた状態で隙間があり、噛み合わせ深めです。


 





こちらの患者さんも似た状態です。








こちらの患者さんは上下の前歯ともデコボコがありますが、上の前歯の出っ張り感と噛み合わせが深いというのは共通しています。
いずれも10歳から11歳頃で、永久歯との生え変わりの終わり近い年齢です。
プレオルソは、噛み合わせの深さを改善する装置としてはこの時期かなり優れています。
デコボコを改善する能力は若干劣りますので、特に最後の患者さんでは、プレオルソの後に上下の前歯のみブラケットで排列するという必要が出てくるかも知れません。
そういう場合でも噛み合わせが浅くなっていれば全体的にブラケットを付ける場合と比べてかなりシンプルで期間も短くなります。
このような患者さんに共通しているのは、お口ポカン系で口呼吸傾向があります。
あいうべ体操を併用したりプレオルソ使用で口唇力がアップして鼻呼吸を促せる効果は、治療後の安定という意味でも有意義と考えています。
 




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枯れ木に花が

2019-03-10 | できごと

数日前に院長室の窓から撮った写真ですが、週後半が忙しく今日のアップになりました。





これはイチョウの木、すっかり裸。





チラチラと梅かサクラかという花が咲き始め。これはサクランボ。時期的には梅とサクラの間の時期に開花します。
今年の冬は、振り返ると暖冬傾向ということもあって、福岡地方では例年より早くサクラ開花が見られそうだとのこと。
昨日土曜は非常勤のスタッフにもヘルプをしてもらい、診療はある種フル稼働でした。
このような時は、一人一人が全体の状況を見ながら 協力し合うというのが、あらためて重要と感じますし、皆それを実行してくれています。
初診の患者さんも数名受診されましたが、単に虫歯の予防や治療というわけではなく、歯が出てこないとか噛み合わせの変化が気になるとかシンプルでない相談もあります。
このような例では、診断即処置というよりも、経過観察が重要になることが多々あります。
現状と近未来の予測、経過観察後どの時点でどうなったらどうするか、というような見通しが重要です。
ただ「経過観察します」では、患者さん側もモヤモヤした気持ちで不安になります。
したがって、なぜ経過観察をするか、そして見通しをしっかり説明してフォローしていくことが、少なくとも小児歯科医としては重要と考えています。
患者さん側がまずは安心して、以降のフォローに来院していただくと、こちらも安心です。 






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今日の矯正治療ビフォーアフター

2019-03-06 | 歯並び、矯正の話

初診が高校生の患者さんで、歯並び噛み合わせの矯正治療が主訴です。











ご覧のように上の前歯の出っ張り感があって前歯が噛んでいない、口が閉じにくいと言う状態で、もちろん審美的にもよろしくはありません。
この患者さん、下の前歯が先天的に1本欠如していることもあって、これもこのような噛み合わせになる一因です。
とはいえ、上の前歯にバラケがあるので、このままの全体矯正でも前突感は程々改善できます。
治療方針としては抜歯なしか、上の両側第1小臼歯(前から4番目の奥歯)と下の前歯もう1本の3本抜歯の両方のチョイスを計画しました。
まずは抜かずにスタートして、程々並んで来る1年弱で再評価しました。
その段階でご本人の希望も尋ね、結果3本抜歯して、治療を続けることとなりました。
このような過程がありましたので、若干治療期間にプラスアルファがあって、2年弱。











上下の抜歯部位が異なり、歯の大きさも違いますので、奥歯の噛み合わせは若干妥協的にならざるを得ません。
とは言え、高校卒業までに終了で、こちらとしてもホッとというところです。
スッキリした口元で大学生活をスタートできるかな。





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