封筒や付箋など、医院の文具購入に、割と100均を利用しています。
ついでに他のコーナーも見たりしますが、最近発見は二つのカップに同時にドリップできるコーヒードリッパーです。
100均ならではのアイデア商品かと思います。
それはさておいて、歯科グッズのコーナーではフロスや歯間ブラシはチェックしますね。
どちらも通常は割高感あるので、安くで使えるものであればお得です。
とりあえず、いずれも税込み110円。
現在は上のワックスフロスを使用していますが、普通に使えます。
フロスの長さが異なっていて、100m(ブラックのワックスフロス)、50m(使用中の製品)、25m(スポンジフロス)です。
100mはお得感ありますが、いまいち、スポンジはOKです。
フロスは虫歯歯周病の予防で全世代マストですので、製品の優劣よりも、適切な方法で行うことのほうが重要です。
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歯科専売の歯磨剤や歯ブラシなどは、Check-upブランドでライオンが製造しているものが多種類あります。
先日ライオンからDMが送付されてきて、歯磨き剤の正しい使い方が解説されていたので、シェアしますね。
特に虫歯予防では、歯磨き剤に含まれるフッ素の力が多大です。
年齢に合わせて、必要な濃度および量を守りましょう。
3歳未満くらいではフッ素濃度500ppmが良いのですが、製品の味とかがイヤな場合、チョイスが多い1000ppmの製品を少な目に使うのもOKです。
また、小学生以上くらいでは、1500ppmで量も多めとなります。
私は現在、Check-upスタンダードというフッ素1500ppm(高濃度フッ素)を使っていますが、発泡剤研磨剤控え目で味もマイルドです。
なので、フッ素を残すため、使用後のうがい控えめでも気になりません。
同等の市販品だと発泡しやすく味も強めのようです。
なので、歯磨き部位が見にくく、かつ歯磨き時間が短めになる傾向があるようです。
市販品の方が落ち着くという方は、ダブルブラッシングがおススメです。
まずは歯磨き剤不使用で、ブラッシングやフロスを行い、歯垢をほぼ落とします。
その後フッ素入り歯磨き剤で短い時間磨き、うがい控えめで終了。
いずれにしてもフッ素を多く残すことがキモです。
小児ではあまり強めの味は好まれませんし、うがい控えめを考えると、当院では、発泡剤研磨剤不使用のフッ素ジェル歯磨き剤をお勧めしています。
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当院は大きなドラッグストア&処方箋薬局に隣接しています。
今朝、出勤前にドラッグストアの歯磨きグッズコーナーに寄って、ある種の市場調査(?)をしました。
私たち歯科医師&歯科衛生士は、歯科医院専売品は知っていても、患者さんが日常使う市販品については未知のものもあるのが現状です。
なので、時々は市販品をチェックして、味なども含め自ら体験しておくのも良いと考えます。
歯磨き剤でも歯磨きジェルにしても、フッ素入りで、使用後のうがいは控えるか、軽く1回程度が基本です。
なので、フッ素濃度はもちろんですが、味がやさしく研磨剤や発泡剤少な目が、どれをお勧めするかのポイントになります。
今日購入したのは、小児患者さんが割と使用している市販品です。
クリアクリーンは粒が含まれていて、ジャリジャリ感があるかと思いましたが小児用では気にならない程度です。
GUMはミント味ですが、甘めで優しい味です。
フッ素含有量はいずれも500ppmなので、現在の推奨基準からすると、対象は3歳ころまでの幼児になります。
以降の年齢になると1000ppmほどがおススメなので、違う製品が望ましいということになります。
ただフッ素入りというだけでなく、年齢に応じたフッ素濃度が虫歯予防のポイントなので、ご注意を。
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最近発売の歯磨きジェル、ジェルコートAQの紹介です。
今まではジェルコートFという製品があって、研磨剤発泡剤不使用のジェルとしてお勧めでした。
うがいをしないことで歯肉炎や虫歯予防成分が最大限発揮されるので、使い勝手が良い性状として望ましいわけです。
新製品AQはフッ素は高濃度の1450ppm、それに、歯肉炎レベルであれば予防効果が期待できる、塩酸クロルヘキシジンと塩化セチルピリジニウムの両方が配合され、さらに口腔乾燥に対応する保湿成分も含まれています。
今までの製品も販売終了ではありませんが、価格同じでメリットのみです。
味と、虫歯&歯肉炎予防の薬用効果を考えると、中学生以降くらいの年齢でおススメの歯磨きジェルと言えます。
販売価格が1000円ちょっとですが、内容量が多いので、歯科医院専売としてはコスパは悪くありません。
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通常の歯磨剤には研磨剤発泡剤が含まれていて、この成分で歯が綺麗になると普通思いますよね。
答えはNOです。歯の着色(歯垢による黄ばみではありません)は若干除去効果はありますが、綺麗になるのは物理的な歯ブラシの磨く力です。
歯磨きメーカーからのDMで、歯磨き剤使用の研究結果が示されています。
使用することで歯垢除去や再付着に関しては効果がみられますが、研磨剤発泡剤の効果ではありません。
他の薬用成分の効果ということになりますので、発泡剤研磨剤不使用のフッ素ジェル使用で歯磨き効果が落ちることはない、と理解されますのでご安心を。
歯磨き状態が良くない場合は、歯ブラシの当て方や使い方に問題ありと言うことになります。
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先日の九州デンタルショーのGC社のブースで、こども用はみがきに気づきました。
最近発売の製品ではないかも知れませんが、フッ素ジェル?普通のこども用はみがき?、と気になります。
もちろんフッ素900ppm配合なのでおススメです。
内容量少な目ということもありますが、歯科医院専売にしてはエコノミー価格です。
ジェルでもはみがきでもフッ素が有効量含まれていれば、虫歯予防効果は同等です。
歯磨き後にうがいをしないか控え目がおススメの使用法なので、研磨剤発泡剤を含まないジェルタイプが使いやすいということはあります。
このはみがき、一応研磨剤発泡剤は入っていますが、実際使用してみるとペーストは半透明で発泡やジャリジャリ感もほとんどなく、いわゆるフッ素ジェルに近い印象です。
加えてイチゴ味もあるので、当院おススメの歯磨剤&ジェルの仲間に入れても良いかも。
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市販でも様々な洗口液がありますが、フッ素洗口液を除いては歯肉炎や歯周病、そして口臭予防がターゲットです。
虫歯予防がメインか、歯周疾患予防がメインか、年齢にもよりますね。
フッ素入り歯磨きや、フッ素洗口液は虫歯予防が目的なので、通常の洗口液を使用したい場合は歯磨き前の使用が望ましいことになります。
それと歯周疾患予防を考えると青少年期以降となるでしょう。
歴史の長い洗口液のモンダミン、最近は主成分(塩化セチルピリジニウム:CPC)が改良されています。
最近よく当院にもサンプルや資料が送付されて来ます。
一番効果的な薬用成分は、グルコン酸クロルヘキシジンですが、日本では濃度基準が低く、効果を十分に発揮できない状況です。
代わる成分として、日本では塩酸クロルヘキシジン、CPC含有が多いですが、歯周病菌に効果的なのはCPCの方です。
フッ素でもそうですが、一言に含有と言ってもこれらの成分の濃度が重要です。
ちなみに洗口液で、歯垢が分解されるとかバイオフィルムが除去されることはありません。
歯周病予防は、今でも歯磨きやフロスなどの歯の清掃が基本なので、これらの洗口液やCPC含有の歯磨剤は補助的と考えるのが適切でしょう。
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今日のタイトルはどんな意味か分かりますか?
結構一般化して来ている、歯科医院での歯のクリーニングの総称です。
20世紀終わり頃までは、歯科医師でも知らない人がいたと思います。
PMTC=Professional Mechanical Tooth Cleaning ですが、当院ではMechanical 以外の手段も含めているので、広義の Professinal Tooth Cleaning=PTC と呼んでいます。
まずは歯石除去、そして磨きにくい部分の歯垢(バイオフィルム)を除去、ステインなどの歯のくすみを磨き取ると、大まかに3ステップです。
術者によって順番や使用する機器や材料は異なると思いますが、最終的には綺麗にスッキリなります。
PTCによって虫歯菌や歯周病菌が棲みつくバイオフィルムを除去できるので、広く予防効果が期待できます。
昨日は有給休暇のスタッフもいて人員不足でしたので、いつもは歯科衛生士に任せているPTCも若干行いました。
大まかな歯垢除去は術者磨きでOKと思います。特に低年齢児では機械的処置は得意でありませんので、これが主体になることもあります。
歯科医院用のクリーニング剤を使用することで、弱めの着色(ステイン)も除去できます。
これは当院でメインに使用している、クリーニングジェル。
歯の先や出っ張っている部分は、ステインはつくことはあっても歯石歯垢はあまり付着していません。
上のようなアダプターを付けることで、特に歯ブラシでは磨きにくい部分の清掃ができます。
当院では音波振動の小さいブラシ(ソニックフレックスブラシ)を使用しています。音波歯ブラシの歯科医院バージョン的です。
磨き残しが続いたしつこいバイオフィルムは、若干除去不足がありますので、手用器具を歯の生え際から若干歯周ポケット内に当てて、こさぎ取るようにします。
デブライドメントとかディプラーキングと呼ばれている手順で、予防の観点では重要です。
仕上げは、歯をラバーカップ全般的に磨きますが、これで歯のくすみが取れて、元来の白さが戻ります。
クリーニングジェルなどを併用します。
因みに、イラストは厚労省のHPから借用しています。
昨夕、診療が終わって、自宅から午後7時の空。
台風通過も涼しくはなりませんので、今から残暑の時期でしょうか。
13日〜15日はお盆休みですが、帰省はすませましたので、普段できないことを済ませるために与えられた時間ですね。
心身ともスッキリさせて、お盆明けを迎えたい。
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「電動歯ブラシは良いんですか?」という質問は良く受けます。
歯磨きは、磨くべき(歯垢が残りやすい)部位にブラシが当たっているかどうかがポイントです。
それが前提であれば、音波歯ブラシはオススメです。
左が、音波歯ブラシの代表というか元祖のソニッケアー。
最近価格が上がっていますが、1モードでシンプルな3100シリーズで充分です。
私自身もこの機種を使用しています。
歯垢が残りやすく、虫歯歯周病予防に共通なのが、歯の生え際(歯頚部)と歯間です。
歯間はフロスや歯間ブラシ使用になりますが、歯磨きでは歯の生え際を綺麗にすることです。
音波歯ブラシは生え際に当てても痛くないので、アバウトに歯の生え際から歯肉まで当てて磨けばOKです。
歯茎に当たった感覚をフィードバックさせながら磨くと良いと思います。
右は回転タイプの元祖、ブラウンで業界ではマイノリティーになってます。
これで歯茎に当てて磨こうとすると痛くて不快感があります。
ソニッケアーよりも安価なので購入傾向はあるかと思いますが、結局生え際は磨きにくいので、むしろ適切な手磨きがベターです。
いずれにしても、歯の生え際を綺麗にすることが最重要なので、お忘れなく。
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虫歯予防に一番効果的なのは、日常そして歯科医院でのフッ化物の適切な使用です。
日常では、効果的なフッ素濃度の歯磨剤を使うことで、歯磨き後のうがいを控えるか、うがいをしない使い方がおススメです。
当院では研磨剤発泡剤不使用のフッ素ジェルをお勧めしていますが、通常のフッ素入り歯磨きでは低研磨性、低発泡性の製品が使いやすいと思います。
例えばこの製品、うがいしてもフッ素が残留しやすい成分を含んでいるそうです。
フッ素濃度は明記されていないので、1000ppm弱でしょう。
大きめの顆粒状の成分でクリーニング効果を狙っていますが、一方でジャリジャリ感が強いですね。
歯磨き剤の残留感が強いので、結局うがいを何回もすることになりそうで、フッ素を残留させる成分があっても残念。
虫歯予防での歯磨剤の効果は、綺麗になる効果よりフッ素の効果の方が主ということを再認識しましょう。
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