福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

子どもを診る

2007-11-29 | 子どもとの付合い
福岡小児歯科集談会という福岡を中心にした開業小児歯科医のスタディグループがあるのですが、昨日は西区姪浜にある福岡市西部療育センター長で小児科医である宮崎先生の講演会があって出席しました。
この会は歯科医師のみでなく歯科衛生士などのスタッフも参加OKですので、各医院スタッフも結構みえていました。
「小児医療をめぐる最近の話題」と題して講演いただいたのですが、療育センターは中央区にあるあいあいセンターと同様、障害を持つ子どもたちが療育を受けている施設ですので、発達障害や九州大学小児歯科が中心に定期的に行ってきた歯科健診と指導の話、心臓疾患を持つ子どもたちの歯科処置について、インフルエンザなどの感染症とワクチンの話など多岐にわたりました。
講演会の後あと歓迎の食事会を開いたのですが、宮崎先生とお話しして小児科医と小児歯科医にはやはり共通の部分があるんだなと感じました。何かというと、病気を診る前に患者さんすなわち子ども、そして子どもをとりまく環境を見ているということです。虫歯、歯周病、歯並びの治療や予防は確かに大切ですが、それが子どもの元気な育ちにどのようなサポートになるのかいつもフィードバックを行っている自分です。
自分をそうさせるのは、障害を持つ子どもたちを多く診る経験から教わったことです。
ちなみに食事会の場所は、国体通り沿い、アップルコンピュータビルの6階、「権八」。関東の方のお店は有名人や芸能人も利用している処らしいですが、福岡店は庶民的で値段もリーズナブル。焼き物や蕎麦が美味しいお店です。上の階には鉄板焼きがあって、こちらはちょいと高級らしい。
前回に続き今回も私が宴会担当でした。


宮崎先生の講演レジメだけでは映像的にさびしいので、我が家の何でも観葉植物、マザーリーフに続いて、大根です。ここ数日で葉っぱがどんどん伸びています。
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お疲れさま!

2007-11-28 | できごと
9月に夏休みお疲れ様会をしようと言っていたのですが、都合があわなくなったりして先延べにしていたら、あっという間に11月末。
歯科衛生士実習生の実習も月末で終わりということで、今まで実習に来た学生さんにも声をかけてお疲れ様会をしました。プレ忘年会という時期でもあります。
スタッフが行きつけのお店ということで、大名1丁目の「まつすけ」という居酒屋です。歯科衛生専門学校も3年制になりましたので、来春卒業の実習生は成人しており、オフィシャルにお酒も飲めます。
他の実習医院の様子なども話題に出て、結構観察しているんだな~と人ごとではありません。いわゆる歯科衛生士としての仕事を学ぶだけでなく、職場の条件や雰囲気なども含め社会勉強もしているわけです。
来月からは国家試験の勉強と、具体的な就職活動のようです。


若いのでお酒は私達からみるとジュース系が多いようでしたが、さすがに良く飲んで食べて健康的なので、「こうでなくっちゃ!」とハッピーになりました。
いよいよ忘年会シーズン始まりですね。
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歯科衛生士の実地指導

2007-11-27 | むし歯予防の話
歯科衛生士の専門学校の学生さんが実習に来ていますが、1か月ずつ、2名X3組の実習も今週いっぱいで終了です。
歯科衛生士といえば、予防歯科の分野が次第に認知されるようになってきた昨今、彼女達の仕事は益々重要になりつつあります。歯石とりや歯のクリーニング、シーラント、フッ素塗布などの技術的なことも重要ですが、患者さんからの情報をもとに適切なむし歯&歯周病予防指導をしたり、家庭でのケアの方法などについてアドバイスをできるようになることも同じくらい重要です。
歯科医院でできることもありますが、日常生活の中で患者さんに実行して頂きたいこともあって、この両輪がシンクロして回転することで理想的な予防ができるのではないでしょうか。私自身とにかく予防を中心にやっていきたいのですが、その各論を行ってくれるのが歯科衛生士です。
実習期間中に学生さんに対するテストが義務付けられているのですが、今日は、実際に患者さんや保護者の方に説明や指導をしたり、尋ねたりする場面を想定して説明用のチャートを使ったロールプレーをしました。想定は小学校高学年へのフロス指導そして幼児保護者への歯みがき指導で、当院スタッフが模擬患者さん(保護者)になって行いました。
結果、私達が通常話しているような内容やアドバイスを程々説明できていました。一般の歯科では小児のむし歯&歯肉炎予防では細かい指導を経験する機会はないと思うので、今回の実習をきっかけに内容やコミュニケーションのしかたなどを発展させてもらいたいなと思いました。
グッドラック。

保健所などでの集団指導というのもありますが、個別の場合、患者さん側のお話を充分に聴くというコミュニケーションも重要になるんですね。
専門家というのはつい勝手にしゃべりすぎになるので、私自身も注意&注意です。
 
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学会の季節

2007-11-26 | できごと

土曜日休みの方は3連休の週末でしたが、皆さんいかがお過ごしでしたか?
金曜日は歯科衛生士の学会で今回が第2回目の全国レベルの学会。私は出席できませんでしたが、つきやま歯科からも衛生士&院長でセミナー講演をされたようです。
土曜&日曜は障害者歯科学会、日曜は小児歯科の九州地区の学会がいずれも長崎でありましたので、今回は家族で出かけました。
出席できたのは日曜だけで、両方の学会のはしごでしたので、充分に内容を聴けず少し残念でしたが、同じ専門分野の仲間たちに再会できることと、講演やポスター発表などを見て情報収集もさることながら「自分も頑張らねば!」と刺激を受けるということがあります。



障害者歯科というとまだまだ一般の方々には認知されていないかとは思いますが、障害児から高齢者、脳梗塞や交通事故などによる中途障害の方々の歯科治療やケアなど、広い範囲にわたります。入院患者さんなどの全身的ケアのなかの口腔ケアという形でも医科歯科の分野でメジャーになってきています。
私自身は発達障害や全身的病気を持つ小児、青少年の患者さんを診る機会が多くあり、障害者歯科分野と関わってきた次第です。摂食・嚥下リハビリや訓練もメジャーな分野であり、歯科医師、医師、看護師、歯科衛生士、言語聴覚士など、複数の専門家が関わっていますので、学会参加者数では小児歯科よりはるかに多くなっていると思います。次年度、小児歯科分野では何とか発表をしたいなと思いつつ帰路につきました。


好天で暖かい日。中華街に出かけて家族で昼食をとりました。角煮まんが名物のひとつで、なかなかいけましたね。


高速バスに乗る前に、稲佐山の方角を見ると日暮れ近く。


 

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マルセイユは漁港?

2007-11-24 | できごと

昨日は祝日でしたが久しぶりにかつて時々働いていた「つきやま歯科」(福岡市南区井尻)に見学に行きました。
大勢のスタッフが働いている歯科医院で、祝日ですので患者さんも多く忙しそうでしたが、皆笑顔で迎えてくれました。単純に久しぶりに皆の顔を見たいということもあったのですが、定期健診や予防のシステムが良く動いている歯科医院ですので、最近どのようにやっているのかあらためて見てみたいと思いました。
ついでに診療のヘルプも少ししましたが、さすがに全く違和感なくできましたね。
診療後、つきやま院長と一緒に食事でもということで、院長ご紹介の、今泉にある「マルセイユ食堂」というところに行ってみました。マルセイユというくらいですからシーフード系フレンチですが、カジュアルなフレンチ家庭料理でお奨めはブイヤーベースだそうです。
国体道路沿いのカフェベローチェのところを入って隣の3階建てビルの2階です。1階がカジュアルなバーで「バル・マルセイユ」、3階は経営は異なるようですがスシ・ダイニング。
「マルセイユ食堂」は開店1か月も経たないほやほやのお店ですが、祝日ということもあって結構賑わっていました。「バル・マルセイユ」はカクウチ感覚でも寄れそうなお店なので、次回チェックですね。


名刺とは関係なしですが、製作した装置がたまたまデスク上にあったので一緒に写しました。
バンドループといって、乳歯が早めになくなったり、抜くことになった場合、永久歯が出てくるまでの間、両隣の歯が寄ってこないようにスペースを保つ装置です。

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マザーリーフ

2007-11-23 | できごと
我が家は、カメ、金魚、クワガタ&カブト、ベランダ菜園などいろんな生き物を育てています。
葉っぱから葉っぱが育つ、不思議なマザーリーフは新顔です。
ここ1週間くらいで、水につけたマザーリーフから小さい葉と根が伸びてきました。
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シングルタフト歯ブラシ

2007-11-21 | 歯みがきのこと

月に3回届く日本歯科医師会会員向けの新聞「日歯広報」というのがあるのですが、最新号の裏表紙に、当院でも特に成人の患者さんによく奨めているバトラーの「シングルタフト」の広告が大きく出ていました。
通常の歯ブラシでは磨き残してしまいがちの歯間や、児童では歯列矯正装置の間や6歳臼歯などの磨きにくい場所の歯みがきが得意です。
歯肉炎や歯周炎が軽度の患者さんでは歯間ブラシを使って歯茎を傷めてしまう場合があるのでフロスの使用を試すように指導することがあります。当院スタッフとも話したのですが、特に奥歯間のフロスは慣れないと結構難しいようなので、ワンタフトとかシングルタフト状の歯ブラシは相対的には導入しやすいのではないかと思われます。
全部の歯に行わなくとも、歯並びや歯の生え方、詰め物などの影響で歯垢が残りやすい場所限定でもOKではないでしょうか。


メーカーのデータによると、歯垢除去率では3分間の歯ブラシでは66.3%だったのに比して、シングルタフトをさらに1.5分使うと82.2%まで上がるそうです。
音波歯ブラシでシングルタフト形状のブラシが付いているものがありますが、これは基本的にお奨めです。

 

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ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー

2007-11-20 | できごと
日本歯科医師会主催で毎年会員の投票によって著名人から選ばれる「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」の表彰式が「いい歯の日」の11月8日に開かれたとのこと。今年は長澤まさみさんと藤木直人さんが選ばれました。



私も職業柄、そして矯正歯科も行っていることもあって、どうしても日常やテレビなどで口元や笑顔を見てしまうということがあります。むし歯や歯周病が無く、歯並び噛み合わせがきれいな状態は、美味しく食べられて健康増進という歯科本来の目的を達成できるものでもありますが、同時に皆に健康的な好印象を与えるものでもあります。
テレビで見るような人工的に詰めたり被せたりして不自然な白い歯、ホワイトニングやりすぎの不透明な真っ白けの歯は立場上いたしかたない場合もあるでしょうが、歯のためにはあまりいいとは思えません。
長澤さんもかかりつけ歯科で定期的なケアを受けているそうで、自然に綺麗な歯とスマイルではないかと思います。でも長澤まさみさんが健診に来たらちょっとドキッとこちらが緊張するかも知れませんね。
ちなみに、当院に(ちょい有名くらいの)芸能人が来て歯科関係のインタビューをするという、広告企画のオファーが数回ありましたが、かつて連ドラで歯科衛生士役をした矢田亜希子さんだったらOKですよと返事しておきました。今のところ、その後のレスポンスなしです。
歯科衛生士が歯石取りをする時など、エアースケラーとか超音波スケーラーという機械を使って除去します。この時水流が飛びますのでマスクやゴーグルをしますが、当院ではこのゴーグルが矢田亜希子モデルだそうで。
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いくと。かうと。ロフト。

2007-11-19 | できごと
先日開店した天神ロフトはこんなキャッチコピーで賑わっていました。
ちょっとプレゼントを買いにと、息子たち+その友人と訪れてみると入場制限がされていてしばらく列に並んだ後入店できました。
5~7階を中心に見て回ったのですが、なかなか多種類の品揃えです。値段もピンキリですのでそれなりに買えるものがあってよろしい。当院の壁に飾ろうかな~と思いたくなるアートもありましたので、次回自分だけで来店してあらためて検討したいと思いました。
文具マニア的な長男によると、西鉄福岡駅ビルのインキューブのほうが文具に関しては品揃えが良いそうです。また、次男は絵を描くのが好きですので、水彩色鉛筆を色々チェックしていました。
私的には、コレクター心でつい買ってしまいそうになるが、別に無くても困らないものが多いな~という印象でもありました。すでにそういうものを持っているせいでもあるかも知れませんが…。
でも、誰かにプレゼント選びするのなら、気の利いたものが選べる場所でもありますね。
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紅葉の季節ですね

2007-11-19 | 子どもとの付合い

昨日は子ども達のサッカーの試合で、子ども達の移動や荷物運びの手伝いで小笹小学校に行きました。
我が家の近辺は、どちらかと言えば商店のイルミネーションやディスプレーで季節を感じるという残念な状況ですが、少し郊外に行くとやはり紅葉の季節というのを実感しますね。寒くて風の強い1日で、風で校庭に落ち葉が舞っていました。



中央区リーグも今日で終わって、低学年チームは3位の好成績で賞状&トロフィーを授与されました。

大名少年サッカークラブは公民館ベースのサークルですので、子ども達は試合後公民館に行って成績報告をして、賞状とトロフィーを公民館に飾ってもらうよう頼んでいました。
ちょうど館長がいらっしゃって、笑顔で迎えてくださいました。

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