福岡小児歯科集談会という、小児歯科医と中心にした30名ほどのスタディグループがあって、会長を任されています。
実質的にはコロナパンデミックは終わって、今年度から活動再開しました。
活動の中で、１２月と来年１月に講演会２連発です。
先日学会でもお会いした、福岡歯科大小児歯科教授の岡先生には病診連携、そしてインディアナ大学准教授の安藤先生に予防歯科分野のお話をお願いしました。
お二人とも今が旬の歯科医師で、楽しみです。
小さい会なので、会長＆事務局の私が結構実務をやってます。
明日、講演会の会員案内を郵送できそうです。この手の仕事は、私の歯科医師人生の中で結構やって来ました。
周囲から依頼されるし、私自身も嫌いではなく負担にならないという循環でしょうね。
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過去のブログでも、矯正治療ではまず噛み合わせの改善が優先と度々述べています。
当院では、反対咬合は小学校前半頃まで、上顎前突では小学校半ばから後半頃に治療介入が多いと思います。
この患者さんは上の前歯が出っ張ってばらけています。
噛み合わせが深いので、下の前歯はやや内側傾斜でデコボコがあります。
横から見ると、出っ張り度が大きいのが分かります。
もちろん口は閉じにくく（お口ポカン）、下唇が上下前歯間に入ってしまいます。
鼻閉は無いということで、習慣的な口呼吸になっています。
もともと出っ歯系の骨格かみ合わせはあるでしょうが、このまま放置すると悪化するのは明らかなタイプです。
まだ乳歯奥歯も生え変わり前ですが、若干早めにマウスピース矯正（プレオルソ）をスタートしました。
マウスピースをしっかり使用すれば、かなり改善して口を閉じれるようになると予測しています。
その後の骨格的成長もありますので、これだけで終了とは言えませんが、充分意味のある介入と考えています。
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小児歯科学会の九州地区学会は、昨年が九州大学、今年が福岡歯科大主催で、2年連続福岡開催です。
福岡歯科大小児歯科の岡教授は、九州大学小児歯科の同門でもあり、アクティブに活躍中です。
会場が、最近竣工した福岡歯科大の50周年記念講堂です。
歯科大はロケーション的に交通の便がイマイチですが、我が家近くのバス停から直通で30分程と分かってラッキー。
特別公演、シンポジウム、そして学会員プレゼンはポスターです。
岡教授の教授力というか、ネットワークの素晴らしさを感じるコンテンツでした。
でも、九州地区で旧知の友人も多いので、勉強半分、社交半分ですかね。
社交といっても、同業者で同じ専門分野なので、共通の話題で情報交換ができて、こちらもなかなか有意義でした。
勉強の秋、学問の秋というところか。
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ダイアナ・クラールはジャズボーカリスト＆ピアニストで、随分キャリアも長くなります。
初期の作品は、CDで数枚所有していて、お気に入りでした。
久しぶりにサブスクでチェックして、過去作も含め数枚聴きました。
私の方が暫くブランクがあって、最近の数枚は自分にとっては新作みたいな印象です。
Wallflower はポップ＆ロックの名曲をカバーしたもの。
お馴染みのメロディですが、ダイアナが歌うと心地よいジャズナンバーに変身します。
パートナーのエルビス・コステロは初期にライブにも行きましたが、その頃はバリバリのロッカー。
比較的最近はバートバカラックとコラボして、こちらも美しいスタンダードナンバーをカバーしてます。
パートナー同士、音楽性でも影響しあう部分があるのかも。
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過去のブログでも永久歯欠如例は度々紹介しています。
どの部位に、また何本欠如しているかによって、対応は様々です。
最近では2010年の小児歯科学会の疫学調査があって、10人に１人ほどが１本以上の永久歯欠如を有しています。
この患者さんは現在12歳ですが、数年前のパノラマＸ線写真では、向かって左上の第２小臼歯の形成が認められません。
欠如ではなく形成開始が遅れることがあるので、最近再度部分的にチェックしました。
このように12歳で全く形成されていなければ、欠如は決定的です。
対応する第2乳臼歯欠如はまずありませんので、発見が遅れることもあります。
乳歯は将来的には抜けることが予測されますが、正直、どの程度もつかは不明です。
歯並びかみ合わせに問題なければ、経過観察のみで、抜けたらブリッジやインプラントが望ましいということになります。
矯正治療ご希望で抜歯矯正適応であれば、通常の第１小臼歯ではなく、変則的ですが第2小臼歯部位の乳歯抜歯でOKです。
ちなみに疫学調査では、下の第2小臼歯欠如が最も頻度が高く、次いで下の側切歯、上の第2小臼歯、上の側切歯の順でした。
こちらの患者さんは、まだ永久歯前歯が出て来る年齢ですが、以前のX線で、向かって左上の中切歯の形態が小さい（？）と疑われました。
生えかわりが近くなって、パノラマX線で全体的スクリーニングをしました。
その結果、他にも6本の欠如が見つかって、レアな例です。
グラグラの乳歯を抜歯した後の経過です。
中切歯欠如と思われ、過剰歯様の形態の歯が出て来ました。
反対咬合でもあり、近未来的に前歯の噛み合わせの改善が必要と考えます。
過剰歯の根の形成は遅めなので、前歯矯正はしばらく待つことになりますが、もちろん抜歯せずに中切歯代わりに形態をつくって、機能させることになります。
その後しばらくは永久歯欠如部位の乳歯がどの程度サバイバルするか経過を観ることになります。
多数歯欠如で、まだまだ将来が見えませんので、長期管理と、ある時期には上下全体を考慮した矯正＆補綴のコラボが必要になるでしょう。
成人の欠如例と比較して、時間軸の考慮が必要になりますので、むしろタイミングや治療方針は難しいと考えます。
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先週ギャラリーカフェKUSUKUSUに伺った折、次週はRYOTA BABA さんの展示があるよとお誘い頂きました。
ここのところ福岡市内では惹かれる展示がなくて、アートに飢えていました。
今日のランチメニュの一つがチキンソテーでしたが、唐揚げにかえてもらいました。
自然食的なカフェ飯です。
版画的に木のベースを削って、アクリルペイントで色付けをするという独特の画法。
RYOTAさんは視力がほとんど無くて、やはり弱視だった版画家の棟方志功に影響を受けたそう。
通常のペイント作品もありますが、上の写真で壁にかけてある電動グラインダーで木を削っていくそう。
似たような機器を歯科での研磨とかに使いますので、ある種共通の話題で盛り上がりました。
気になる作品もあったので、会期中にまたリピートするかも。
休診日午後２時のBGMは、わたくしには不滅のROXY MUSIC。
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知り合いの歯科医師＆切り絵作家（？）の方から頂いた切り絵ですが、B4サイズのため手持ちの額がなくてそのままになっていました。
最近、額を購入してセットアップしました。
私のリクエストは、写真右、バンクシーの no ball games でしたが、他にいくつもバンクシー作品の切り絵を頂きました。
左は診療室、右は自宅に置きました。
彼の趣味とは言え、本当に個展を開いてもらいたいくらい。
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ここのところいわゆる秋晴れが続いています。
なので日中は結構気温が上がりますね。
中央、ちょっと左手に福岡タワーが見えます。
大濠公園の、市立美術館付近のイチョウの木は結構色づいてます。
アウトドアでエクササイズしたり、ボーッとしたり、語らうにも良い季節。
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中学生男子の患者さんで、久しぶりに来院で矯正治療ご希望ですが、歯磨き状態不良で虫歯リスクも高い状況です。
これはＰＭＴＣ後なので綺麗ですが、上の前歯、下の奥歯付近に白濁した初期虫歯を複数認めます。
永久歯では最も虫歯が増えやすい年齢なので、要注意です。
上の両側第１小臼歯抜歯の診断ですが、虫歯リスクに加えて、下の両側第２大臼歯（一番後ろの奥歯）が前傾して充分出て来ていません。
上の写真でも、何とか分かります。
パノラマＸ線ではクリアです。最も左右は形成途中の親知らずで、手前が傾斜していますね。
親知らず形成が進むと、手前の奥歯を起こすのが難しくなってきます。
なので、まずは下の奥歯部分の矯正が優先されます。
下は抜歯矯正にはならないので、まずは奥歯部分を解決してから、前方に装置を追加することになります。
矯正治療期間はほぼ１か月おきのチェック調整なので、毎回歯のクリーニングや歯磨き指導ができます。
奥歯矯正が半年ちょっとで終了し、抜歯後に上の治療をスタートしました。
その間虫歯リスクは減少傾向にあるのでちょっとは安心ですが、装置が複雑になっていくので、引き続き予防指導と処置は重要です。
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週はじめの今日は午前OFFでしたが、とにかく自転車エクササイズしまくりました。
いくつかのポイントに何か目的を設定して移動すると、だだエクササイズするより途中が楽ですね。
スマートウォッチのデータをチェックして満足です。
午後の診療後は税理士のSさんが訪問で、税務以外にも色々相談に乗ってもらいました。友人で心強い味方です。
帰宅時に、切れていたビールとウォッカを調達。
両方ともエールビールでお手頃価格です。酒税改定で値下がりで助かります。
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