年末年始休暇といっても、前後診療日の患者さんはビッシリなので、特に矯正関連のデータや装置製作に休暇時間を割くことになってしまいます。
今日も関連の休日出勤はありますが、まずは福岡よしもとに午前一番の公演に出かけました。
年末年始は大阪東京からの芸人さんも多く出演するので、ちょっとお得感ありです。
28日29日までは仕事の人も多いと思いますが、今日はさすがに年末モードで、観客多しです。
プログラムを見ると、年末年始もリピートしたくなりますね。
終演後、とらんじっと他の地元芸人さんが出口でご挨拶してました。
知り合いらしき観客の方かな?
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当院は今日が仕事納めで、診療は午前まででした。
午後はスタッフ皆で、恒例の大掃除です。
例年フロアーのワックスがけまで自前でしていましたが、昨年末にプロにお願いしたら、想像をはるかに超えて綺麗になりました。
なので、今年も自前ワックスがけは無しで、その分他の部分まで大掃除できたようです。
2時間程みっちり掃除して、「お疲れ様でした、良いお年を~」で、早めに終業です。
掃除の鉄則で、高くて見えない部分の埃落としからです。
私の例年の担当の一つが、エアコンフィルターの掃除です。
スタッフが帰宅して静まった診療室で、私は年賀状印刷をしながらティータイムです。
紅茶ではアールグレイとか、ヴァニラフレーバーが好みです。
今年もガラス細工の干支を見つけたので、受付カウンターに置いて新年を迎える準備です。
因みにティータイムのBGMはダイアナ・クラールのジャズボーカル。
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12月になって、2024年のカレンダーを購入したり頂いたりがあります。
小児歯科障害者歯科で有名なおがた小児歯科は、院長とも結構交流があり、お世話になっています。
毎年、関連の障害福祉サービス事業所のオリジナルカレンダーを頂いています。
事業所で働いている方々の作品を選んで、カレンダーにしているとのこと。
なかなか力強い作品が多く、毎月めくるのが楽しみになります。
とりあえず、迫力の1月作品です。
因みに、当院の年内診療は明日午前まで。午後から大掃除後、年末年始休みになります。
12月29日~1月3日お休みで、1月4日は木曜ですが通常診療致します。
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歯周病予防をターゲットにした歯磨き剤、オーラルリンスなど販売されていますね。
上の写真は、ライオンから送られてきたサンプルとチラシです。
様々な成分が含まれていて、一般的には、歯周病菌減少と歯肉自体への効果を狙った製品が多いように思います。
大阪大学、天野教授の研究から開発された、歯周病菌(特にPG菌)を有意に減少できるクルクミン配合の製品です。
他に、濃度にもよりますが、グルコン酸クロルヘキシジンを含有した製品は、歯周病菌減少に有意に効果があります。
これらの製品は虫歯予防のフッ素ほど効果的ではないので、過信せずに、やはり歯磨きやフロスなどの清掃をまめに行うことです。
加えて、歯科医院でのPMTCや歯石除去を定期的に受けることです。受診は歯周病の程度を評価してもらうためにも重要です。
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中学生の患者さんで、上の犬歯の生え方が良くない状況です。
犬歯の位置不良や自力で出て来ない例も珍しくないので、どちらかと言えば軽症な1例です。
いわゆる八重歯的で、審美的にも歯磨き的にも問題ありです。
特に向かって右側の側切歯は犬歯に抑え込まれて、内側かつ傾斜が不良です。
横から見ると、スペース不足で八重歯というより、勝手に犬歯位置が不良という感じです。
そのまま放置すると、奥歯が前方移動してスペース不足が大きくなります。
下の歯並びOKで、かつ上下歯並びの前後関係も問題ないので、上の歯並びのみにブラケット装着で矯正治療開始です。
10か月後、良好な歯並びになりました。
側切歯の歯軸改善がやや不充分ですが、ワイヤーサイズを大きくしても若干限界ありでした。
後戻りの原因となりやすいので、やや長期のリテーナー装着が望ましいと考えています。
トータルすれば、このタイミングでの矯正治療で、短期で良い結果が得られたと思います。
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マウスピース矯正といえば、透明なマウスピース装置をイメージする人が多いと思います。
当院でよく適用しているプレオルソは、同じマウスピースでも小児期に特化した装置で、基本就寝時のみ使用でOKです。
透明マウスピースは、当院で矯正治療後に使用してもらっっているインビジブルリテーナーと同様な素材で、基本24時間装着です。
メーカーで言えばインビザラインが代表格で、一般的にはアライナー矯正と呼ばれています。
初期は永久歯列の前歯のデコボコの、ある種のプチ矯正が主たる適応症でした。
最近では奥歯も動かせるとか、抜歯矯正の一部も可能になり、進化を遂げています。
中高校生の歯科健診でも、程々使用例を見ることもあって、適応例が広がっていると感じます。
最近では混合歯列(小学校中程以降)の早期治療でも使用できるシステムも登場しています。
私もベースとしてはワイヤー矯正ですが、この分野の知識や技術が無くても、歯型や歯型の3Dデータを送れば、専門のラボがマウスピースを作製してくれます。
なので、床矯正同様に取り入れる一般歯科や小児歯科は増えると思います。
患者さん側には、矯正の専門的な知識や技術がある医院でのマウスピース矯正をお勧めします。
日本矯正歯科学会も、マウスピース矯正に関連してコメントを出していますので、HPで参考頂ければと思います。
私も、最近の患者さん需要の増加を考えると、アライナー矯正は無視できません。
ラボでの製作料が結構かかるので、当院では、他の矯正手段ほどエコノミーにできないのが悩みです。
色々検討しながら、適切な例にはアライナー矯正も提案できるようにしたいと考えているところです。
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いずれも昨日来院の患者さんで、年齢は異なりますが、一応治療終了の2例です。
どちらも小児用マウスピースを使用しています。
犬歯以降の歯が交換する10歳の患者さんです。上下の歯並びが若干デコボコです。
横から見ると、噛み合わせが深めで出っ歯感ありです。
日本人は人種的に歯が厚いので、噛み合わせの深さが出っ歯感に繋がります。
この時期にプレオルソタイプ1を適用すると、効率よく噛み合わせの深さと歯並びを改善できます。
就寝時のみの使用で、1年3か月後。
噛み合わせが、むしろ浅くなりすぎですが、装置終了後の後戻りを考慮すると、この程度が終了できるタイミングです。
上下歯並びも改善し、噛み合わせの深さと出っ歯感も改善してます。
良いタイミングで、患者さんもしっかり使用して、良好な結果が得られました。
こちらは4歳代の反対咬合の患者さん。
噛み合わせが深いので、早めの噛み合わせ改善が望ましい例です。
プレオルソタイプ3使用で4か月後。
使用1か月後に前歯の噛み合わせは一応改善しましたが、より安定をさせるために加えて3か月使用をお願いしました。
上下前歯の前後的移動もありますが、通常に安定して噛めるようになりました。
今後永久歯前歯の生え変わり時期、そして下顎成長期まで経過観察は必要です。
このように出っ歯系は小学校後半、反対咬合は、噛み合わせが深く下顎前方誘導の要素が大きい場合、4歳以降くらいで初期治療が望ましいと思います。
最初の患者さんは、多分これで矯正治療終了と考えています。
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日本全国レベルで寒気がやって来ているらしい。
福岡も雪模様でかつ風強しで、荒れ模様です。
夕方は雪は降り止みましたが、休日出勤の往復は粉雪でした。
こんな時ふと浮かぶ曲が、Ed Sheeran の初期のヒットの The A Team。
印象的なサビのフレーズが、このブログのタイトルです。
途中の歌詞が韻を踏んでいるのも面白い。
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スタッフの1名が今日から産休育休に入りました。
幸いなことに問題になるような体調不良もなく、昨日まで頑張ってくれました。お疲れ様です、感謝です。
女性の場合、出産や育児というイベントがやってくる場合もあるので、女性スタッフが多い歯科医院では、そのサポート体制は必須です。
当院は小規模医院ですので、新しいスタッフが勤務開始するまで、2か月ほどは人手不足となります。
患者さんご予約に迷惑をおかけすると思いますが、ご理解をお願いします。
今日は休診日ですが、税理士訪問も近く、給与計算や税務書類準備で出勤しました。
福岡でも気温が下がって、雪模様です。
コーヒーを飲んで温まりましょう。
そういえば、明日次男がオーストラリアから帰国です。
さすがの温度差なので気を付けて。
そしてまた日本から離れるかもしれませんが、身内として一応お疲れ様でした。
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虫歯になりやすい炭酸飲料はありますが、炭酸水ですと糖分が入っていないので虫歯菌は増えません。
また、pHもエナメル質が溶ける4.0よりも高いので、歯が溶けることはありません。
私自身はハイボールやジンソーダをつくるために、時々は炭酸水を購入していて、レモン炭酸が多いですね。
レモンと言えばクエン酸で、pHが低い代表です。なので、レモン炭酸は歯を溶かすpHに近くなっていると思います。
コーラで歯が溶けるとか卵の殻が柔らかくなるとか、デモンストレーション的な実験があります。
カルシウムを溶かすのは、炭酸でなくてクエン酸をはじめとした酸味料が含まれているせいです。
加えて糖分が含まれており、お口の中では虫歯菌が増えて、歯を溶かすというメカニズムになるわけです。
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