MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



「究極!! X68000エミュレータ」は,2001年に 株式会社秀和システム から発行された X68000関連書籍です。RetroPC.NET 代表である 高木啓多氏の著書であり,X68000に関する基礎的な知識から始まり,EX68 および WinX68K などのエミュレータの導入・設定方法,Human68K,SX-Window の導入と解説,著名なフリーソフトウェアの紹介など,今から X68000の環境を知る者にとって役立つのはもちろん,今までさんざん付き合ってきた人間が見ても,何故か面白く読めてしまう不思議な書籍であります。

この本の一番の美味しさは,やはり CD-ROM が添付されている事でしょう。フリーソフト関連だけではなく,ZOOMの ジェノサイドや,ファランクス,ラグーンと,BOTHTECの レリクスが収録されているのが貴重かつ面白いところです。加えていうなら,Ko-Window関係のツール類が収録されているのも貴重だと言えるかもしれません。(インターネットでも入手できるので そんなに貴重ではないかな・・・)

収録内容が(どちらかというと)ゲーム中心で あまりヘビーな内容の本ではないのですが,
正直な話,この本が発売されなければ,自分は X68000を確実に処分していたと思います。

それまであまりマジメに考えなかった X68000エミュレータへの興味を 自分のなかで一気に加速させてくれた本であり,ジャンク化しつつあった X68000実機環境再構築への意欲を促進させてくれた本であり,再構築時においても手助けとなってくれた本なのです。そういった意味で RetroPC.NET殿には 深く感謝しなくてはいけませんね。

ありがとうございます。(≧∇≦)

秀和システムのページでは「絶版」の表示でしたので,書店の店頭で購入するのはさすがに難しいのかな・・・?
中古であれば アマゾンとかで まだまだ入手可能なようです。


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PSPに装着する 4GB HDDという,なかなか無茶なアイテムが出現。
製品名は「Datel 4GB PSP Hard Drive」であります。

メモリスティックのスロット経由の接続となるようで 転送速度の向上は望めそうもありませんが,外部記憶容量が 4GBまで拡張されるのはなかなか美味しいかもしれません。ちなみに このキットには 3,600mAhのバッテリーも同梱されていて,HDDとバッテリーを PSPのグリップ部分の背面に 左右に分けてマウントする形になるようです。完成された外観を平然と破壊する行為には むしろ感動をおぼえますね(笑)。

正直なところ 2GBのメモリスティックを 2本使いまわせば事足りる訳ですが,
外観を損ねる分,このキットの方が コスト的には若干有利です。

先日,バッテリーもメモリスティックも換装したばかりですが・・・発注しちゃいました(!)

馬鹿?俺って馬鹿?(≧∇≦)

とりあえず注文は受理されているようですが,限定数の入荷らしいので もしかしたら入手まで時間がかかるかもしれません。今回はかなり人柱チックなトライなので ちょっと不安ですが,詳細報告はモノが来てからということで。


【関連リンク】

 ・三月兎 ・・・ Datel 4GB PSP Hard Drive の情報など


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手持ちのソフトウェアに限りますが 実際に動作検証を実施できたソフトウェアについて,検証結果を一覧しておきます。USBeXtreme を導入する予定がある方に 参考にして頂ければと思います。なお,検証は あくまでも「起動できたか」どうかのチェックであり,ゲーム自体が最後まで安定して動作するかどうかは検証しておりませんのでご注意下さい。

検証環境:
 PlayStation2 : SCPH-70000
 DiskDrive : HITACHI DK23BA-20(20GB)
 HDD Case : KEIAN K2500SN-LITE(USB 1.1/2.0対応,バスパワー動作可能)
 ※HDDはバスパワーで使用。ACアダプタを用いたところ,逆に起動せず。

(2005/12/23現在)

動作可能ソフトウェアにも 徐々に不具合が侵食中。鉄拳5 は格闘対戦部分が正常なだけに惜しい。
セガエイジス関係はかなり好感触。Vol.21以降はインストールできないかも。

DEAD OR ALIVE2 と DOA2 HARD-CORE は,共に起動しました。
何度かプレイしてみましたが,現在のところ何の問題もなくプレイ出来ています。


【動作可能ソフトウェア】

 ・リッジレーサーV
 ・塊魂
 ・鉄拳5
  :オープニングムービーが激しくコマ落ちします
  :DEVIL WITHINモードが起動しません
 ・REZ
 ・SPACE SHANNEL 5 Part2
  :ゲーム中 音ずれが発生しました
 ・ICO
 ・SEGAAGES モナコGP
 ・SEGAAGES アウトラン
 ・SEGAAGES 北斗の拳
 ・dance summit 2001
  :ゲーム中の動作が不安定になる時があります
 ・DEAD OR ALIVE 2
 ・DOA2 HARD-CORE

【動作不可能ソフトウェア】

 ・R レーシングエヴォリューション
 ・シルフィード
 ・ワンダと巨像
 ・SEGAAGES SDI&Quartet
  :インストールできません


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古マックを複数所持しているにもかかわらず 相互接続というのを試した事がなかったので,比較的お手軽な AppleTalkでの ファイル共有を検証してみました。

2台の Macintoshを接続するには AppleTalkコネクタ×2と,AppleTalkケーブル×1が必須となります。今回は 倉庫内に在庫があったのでそれを使用しましたが,Macintosh関連を取り扱う中古屋であれば ほぼ確実に入手できるハズなので,新たに購入するにしても そう難しいものではないと思います。

さっそくセッティング開始。

ハードウェア構成は,サーバーに「ClassicII(漢字Talk7.1)」,クライアントに「SE/30(System7.0)」としました。以前の インターネット接続検証 で実施したネットワーク設定を AppleTalk向けにリセットするだけだったので作業は簡単。(もともと難しい作業ではありませんが)具体的な作業の概要は以下のとおり。

【サーバセッティング概要】

 ・アップルメニューの「セレクタ」にて,AppleShereの存在を確認し,AppleTalkを「使用」に設定。
 ・コントロールパネル「ネットワーク」にて,「LoaclTalk内蔵」を選択。
 ・コントロールパネル「共有設定」にて,ネットワークIDと パスワード,Macintoshの名前 を設定し,
  ファイル共有と プログラムリンクを「開始」に設定。
 ・コントロールパネル「利用者&グループ」にて,ユーザーアイコンを追加し,アイコンの名称を
  接続するクライアントの名前に変更する。
 ・サーバの HDDアイコンをクリックし「共有」を設定する。

【クライアントセッティング概要】

 ・アップルメニューの「セレクタ」にて,AppleShereの存在を確認し,AppleTalkを「使用」に設定。
 ・コントロールパネル「ネットワーク」にて,「LoaclTalk内蔵」を選択。
 ・コントロールパネル「共有設定」にて,ネットワークIDと パスワード,Macintoshの名前 を設定し,
  ファイル共有と プログラムリンクを「開始」に設定。
 ・「セレクタ」の「ファイルサーバーの選択」に表示されている,サーバの名称を確認し選択する。
 ・ネットワークIDと パスワードの入力を要求されるので,サーバに設定したものを入力する。

以上の設定を実施すると,クライアント側のデスクトップに サーバ側の HDDアイコンが表示され,サーバの HDDにアクセス可能となります。今回サーバに使用した ClassicII は,HDDを CFカード化してあるので なかなか静音。このままサーバ化しておきたい気もするのですが,部屋中に AppleTalkケーブルを引き回すのもかなり抵抗があります。AppleTalkじゃなく Ethernet経由で 共有接続すれば解決しそうな感じですね。

例の 無線LANアダプタ 経由でファイル共有ができれば ちょっと便利そう。(≧∇≦)
ああ・・・無線LANアダプタが もう1個いるのか・・・。


(2005/11/13修正)


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10月末に ソニー・コンピュータエンタテイメントより発売になった,PSP用大容量バッテリーパック(PSP-280)と 1GBのメモリスティックPROデュオ(PSP-MP1G)を購入してみました。

標準のバッテリーパックは 以前から単品でも売られていましたが,今回発売されたものは 1800mAh から 2200mAh に 20%容量アップされた 標準のものと入れ替えて使用する 内蔵型のバッテリーパックです。PSP自体は意外にバッテリーの持ちがよいので,自分の場合 単純にゲームを楽しんでいる限りはそうそうバッテリー不足を感じたことはありませんが,容量が大きいと言われると なんとなく性能が良くなった気がするので,思わず購入してしまいました。

いや,実際にバッテリー持続時間が延びる訳ですから 恩恵はあるんですけどね(笑)。

1GBのメモリースティックについては 既に多数のサードパーティ製品が販売されています。しかしながら PSP向けの純正品としては 32MBの製品が販売されていたのみだったので,純正で1GBの製品がリリースされたのは個人的に嬉しい限り。しかも(2005/11/9現在)サードパーティ製の同等品よりもかなり安い値段設定となっているのがさらに嬉しいところです。これで映画1本分をメモリスティックに収録できるようになりました。

FinalFantasyVII ADVENT CHILDREN がまるごと入るので満足であります。(≧∇≦)


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ヨーグルティング」は,ラグナロクオンラインでお馴染みの ガンホーオンラインがサポートする 韓国産のオンラインゲームです。ゲームの舞台となるのは意外にも「学園」。公式ページによると「不思議な事件が続出する学園に平和な日常を取り戻すため,生徒たちが協力して学園の謎に立ち向かう,学園オンラインRPG」との事であります。

現在はオープンβテスト中であり,公式サイトにて「お験しID」さえ取得すれば無料で楽しむ事ができます。クライアントソフトについても 公式サイトにてダウンロード可能です。サイズは約600MB程度。クライアントのダウンロードよりも,クライアントパッチのダウンロードにひたすら時間がかかりました。結構いいかげんなパソコン(PentiumIII 1GHz+PCIのグラフィックボード+メモリ512MBとか)でもそれなりに動いているので,試しにプレイしてみるうえでは あまり悩む必要はなさそうです。

実は インストールこそしましたが,ゲーム自体はまだやってません(笑)。

ゲーム自体はもちろん楽しみですが,ヨーグルティングは プロモムービーが凄いのです。最近よく見かける「モーショングラフィックス」を多用した非常にスピーディかつ カラフルな映像が特徴的な映像であり,なかなかお洒落なテーマソング(韓国語ですが・・・)に,イメージキャラクタの「アンナ」を完全同期でダンスさせている様は かなりのインパクトがあります。過剰とも思える情報量が飛び交うため,正直「眼がついていかない」です。(≧∇≦)

なんだか延々とプロモムービーばかり観てしまってます。
もたもたしてるとβテストが終わってしまう・・・。

ちなみに公式サイトでダウンロードできるムービーは,上記のものとは別のものです。
それでも かなり凝った映像である事に変わりはありません。バリバリに踊ってます。


【関連リンク】

 ・ヨーグルティング公式サイト ・・・ ヨーグルティング公式サイト


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REDZONE」の 無線LAN接続 に使用した「CG-WLCVRG」を利用し,ClassicII(2号機)の 無線LAN経由でのインターネット接続にトライしてみました。sonic MicroSCSI に CG-WLCVRG を接続するだけなので難しいことはなにもありませんが,この際なので あえて ClassicII+漢字Talk 6.0.7+sonic MicroSCSI+MacWWW の環境にて検証。

無線LANアクセスポイントの設定にて 特定のMACアドレス以外を排他にしている関係上,sonic MicroSCSI の MACアドレスを「接続許可」してやらなくてはなりません。しかし,肝心の MACアドレスがどうしても不明な状態で ちょっとだけ焦りました。SE/30 で使用していた EtherMac MicroSCSI ならば MACアドレスも解っているので,EtherMac のほうを使おうかなとも考えましたが,アクセスポイントの「端末接続状況」を確認した際に MACアドレスを表示してくれている事に気付き(気付けよ(笑)) 無事に問題解決。

ClassicII側の設定(MacTCPや Network等)は,以前の インターネット接続検証 の際に済ませてあるので,あとは LANケーブルを繋ぐだけで,問題なくインターネット接続に成功しました。(≧∇≦)

ブラウザが MacWWW なので,たとえ接続できても 殆ど恩恵がないのが哀しいところです。せめて FTPが可能であれば いくらか利用価値はあるのでしょうけど,漢字Talk 6.0.7環境では それも難しそうですね。


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FTPの転送速度向上を目指して セッティングを再検討。

インターネット上で情報検索すると様々な事例がヒットしますが,殆どが ftpf.xの適用事例で かつ,X68030+060turboだとか X68000+Xellent30などといったハイエンドな構成のものばかり。しかも X68K.NETさんの Diaryによると,送信560KB/s 受信300KB/s なんて記録があるみたいじゃないですか。うちなんか REDZONE+ftp.x の構成で 受信18KB/s ですもん。話にならんですわ。(≧∇≦)

それでも ソフトウェア的なセッティング次第では随分違うらしいので,
今回は PROCESS値あたりを中心にいじってみます。

まずは 1回目。

 ・約5MBの WAVファイルを転送対象
 ・REDZONE の 16MHzモード使用
 ・Human68K v2.03環境
 ・イーサネットドライバは etherL11.sys
 ・浮動小数点ドライバは FLOAT2P.X
 ・IOCSドライバは HIOCS.X
 ・DCACHE2.R を使用
 ・HONTIME.R を使用
 ・PROCESS = 32 10 10
 ・xip_l02 -n 16 -t -1 -+-s:256000 -w 4096

の設定でアタック。結果は 受信18.1KB/s 程度。
いまいちであります。

つづけて 2回目。PROCESS値を変えてみる。

 ・PROCESS = 16 10 10

の設定でアタック。結果は 受信18.3KB/s 程度。
微妙であります。でもちょっと効果ありましたね。

つづけて 3回目。PROCESS値をさらに変えてみる。

 ・PROCESS = 3 10 10

の設定でアタック。結果は 受信18.8KB/s 程度。
さらに微妙に向上。なんだかこの程度の影響しかないみたい(笑)。
これだったら素直に n値を変えたほうが効果は大きそうです。

ちなみに DCACHE2.R が良くないと聞いたので外してみたところ,受信19.7KB/s まで向上。HONTIME.R を外しても殆ど変化はありませんでした。参考までに REDZONE の 24MHzモードで実行してみた結果は 受信22.7KB/s でした。

やっぱり必須はマシンパワーってことなんでしょうかね・・・。
自分の場合,Human68K v3.0xを入れて ftpf.x を使うのが先決なのかもしれませんが。


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X68000からの FTPによるファイル連係にトライ。

WebXpressionによる Webブラウズは検証していましたが,FTPはちゃんと検証していませんでしたので 試してみました。メルコ製 LinkStation の FTP機能を有効にし,直接接続してファイル取得を狙います。FTPクライアントについては,X68000の環境が Human68K v2.03環境であるため 最近にわかにアップデートされている ftpf.x を使用する事ができません。とりあえず コマンドラインベースの ftp.x 1.4beta1を使用しました。

REDZONE の 16MHzモードを使用し,
イーサネットドライバは etherL11.sys
TCPIPドライバは xip_l02.x で n値=16 にて検証。

約5MBの WAVファイルを転送対象として getを 10回発行してみたところ,転送がハングアップしたりすることはなく安定した結果が得られました。転送速度は平均で 18KB/s程度でした。実際に X68000を使用するうえで それ程大きなファイルを転送する必要があるとは思えないので,この程度のパフォーマンスでもあまり問題は感じません。

ちなみに WebXpressionによる Webブラウズにおいてもハングアップすることはなかったので,
暫くはこのままの設定で様子をみようと思っています。


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