ついに SE/30の インターネット接続に成功しました!
LANアダプタは「Farallon EtherMac MicroSCSI」,ブラウザは「NCSA Mosaic」を使用してトライ。設定上,特に大きな問題を抱えることなく比較的すんなりと接続する事ができたのは若干意外でありましたが。
基本的な導入手順としては・・・
1.以下のものを用意する
・動作可能な Macintosh(System7.0以上)
・EtherMac MicroSCSI(ドライバソフト含む)
・MacTCP コントロールパネルファイル
・ブラウザソフト(今回は NCSA Mosaic)
2.EtherMac MicroSCSI を接続する
3.SE/30 を起動する
4.ドライバのインストーラディスクより インストーラを起動する
→AppleTalk,EtherTalk関連のファイルが導入される
5.再起動する
6.MacTCP および ブラウザソフトを導入する
7.AppleMenu の Chooser で AppleTalk をアクティブにする
8.Networkコントロールパネルで EtherTalk を選択する
9.MacTCPコントロールパネルで IPアドレス等 を設定する
10.MacTCPコントロールパネルで Ethernet を指定する
11.再起動する
と,大筋でこんな感じです。
sonic MicroSCSI についても同様のアプローチで問題ないと思います。
MacTCPの設定については,DHCPを未使用とし IPアドレスを固定で指定。(サブネットマスクは自動設定されます)ブロードバンドルータのアドレスを Gateway,DNS のアドレスとして指定しました。ちなみに,使用した MacTCP のバージョンは 2.06 です。
SE/30+EtherMac MicroSCSI での接続については,とにかく「重い」の一言。通信回線自体は ADSL化して十分な通信速度を確保してますが,SCSI経由の EtherMacの接続は 10Mbps扱いで認識され,実際の通信速度はその 3分の1 程度(いやそれ以下かも)の体感速度しか得られていない感じですね。
NCSA Mosaic も動作全体を「重く」している大きな要因のひとつであり,turbo040 を搭載した SE/30 であっても,ハングアップと勘違う程のすばらしいパフォーマンス(笑)をみせてくれます。まるで 56Kモデム時代に回帰したかのようなパフォーマンスと言えばわかるでしょうか・・・。
とはいえ,SE/30上で インターネット接続環境が構築できたのは事実です。安易に漢字Talk7.5等を使用せず,SE/30+System7.0+EtherMac MicroSCSI+NCSA Mosaic というヴィンテージな環境にてインターネット接続を実現したところが今回のネタの面白味だと思います(笑)。
とりあえず,SE/30で Web鑑賞する悲願は達成されました!(≧∇≦)
おめでとう!俺ッ!
追加情報があればまた後日。
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