「REDZONE」の MIDIシステムを復活させました。
ただしMIDI音源は ROLAND MT-32 ではなく SC-55ST を使用。「ミュージくん」のパッケージ製品に同梱されていた音源で,SC-55 から液晶パネルと音量ダイアル以外の操作ボタン類を撤去した廉価版の音源であります。正直なところ,スタイル的には圧倒的に初代 SC-55 が非常にクール。SC-55ST には音楽機材らしさが微塵もありません(笑)。とりあえず MIDIデータの「再生」目的に限定するなら特に困る事はないでしょう。
ちなみに SC-55ST は実兄からの譲渡品。ここ数年倉庫内で休眠していたものを引っ張り出しました。外付スピーカーには BOSE製 DTM用スピーカー「MM-1」を使用しています。
MUSIC PRO 68K や MUSICSTUDIO PRO 68K で作成したオリジナルの音楽データは,すべて ROLAND MT-32+CM-32P の音源環境用に作成したものであったため,SC-55ST では正常に再生されません。このあたりの「再現」のためには,どうしても往年の音源環境も復活させなくてはならないようです・・・。MT-32+CM-32P 環境の場合,音源本体が複数になるので,設置スペースや 電源コンセントを余計に食うだけではなく,2台のオーディオ出力をミキシングできるミキサー機器も必要になってしまうのが少々痛いところ。せめて CM-64 が手元にあれば間違いなくそっちで MIDI環境を再構築したのですけどね。
X68000 には MIDI音源に対応したゲームソフトが多数リリースされているので,それらの BGM を MIDI化して クオリティアップを狙うというのが,現在唯一の「MIDI環境復活の利点」と言えそうです。
試しに「GENOCIDE2」を演奏させてみましたが・・・
このゲーム「MT-32/CM-64用」だと書いてあります(泣)。
結果は当然惨敗。
いやーん! (≧∇≦)
悪魔城ドラキュラとかは,まともに演奏してくれましたけどね。
| Trackback ( 0 )
|
|