「RSTRXDF.EXE」は,「Lieutenant Q」さんが製作した,XDF形式などのフロッピーディスクイメージファイルを フロッピーディスクに復元させるためのツールです。Windows95/98専用のソフトウェアであり,基本的に DOS窓 で動作します。現在入手できるのは 専用のランチャーを装備したバージョンのみですが,ランチャーがコマンドを単純にキックする仕組みのようで DOSコマンド版も普通に同梱されています。特に DOS窓での操作に悩まないならば,コマンドを直接打ち込んで起動させる事も可能です。
RSTRXDF.EXE を使用するためには,前述したように Windows95/98の環境が必要です。3モード対応の FDDが装備された WindowsPC でなくてはならない点にも注意が必要となります。また,書き込みに使用するフロッピーディスクは「自動的にフォーマットされない」ため,あらかじめ実機上にてフォーマットしておかなくてはなりません。(Human68K v3.xxベースのフォーマットでは ちょっと相性が悪いみたいです)
WindowsPCに 5インチFDDを搭載している人間は希少だと思いますので,通常作業上は 3.5インチFDD を用いる事になりますが,そうなると フォーマットのために実機環境も限定されてきます。自分が用意できる 実機環境にも十分注意が必要になります。
基本的なコマンドは以下のような感じ。
(例)rstrxdf.exe [XDFファイルのパス] ドライブ番号(0 or 1)
X68000でフォーマットした フロッピーディスクを WindowsPCのドライブにセットし,DOS窓から 上記のコマンドを打ち込むと 自動的に XDFファイルの展開が開始されます。この際,エクスプローラ等で フロッピーを「開かない」ようにして下さい。開いてしまうと WindowsによりフロッピーのIPL部(ブートセクタ)が書きかえられてしまい,フォーマットからやり直しになってしまいます。
実験的に「超連射68K」のイメージファイルを 復元してみたところ,
普通に起動できる フロッピーディスクを無事に復元する事ができました。(≧∇≦)
実は 実機で「超連射68K」をプレイするのは 初めてだったりするのです。
これを使えば,XDF形式で提供されているソフトウェアを 容易に実機へ持ち込む事ができます。現在保持している フロッピーディスク群を イメージ化してバックアップしておくような事も考えられますね。
【関連リンク】
・Lieutenant Q ・・・ rstrxdf.exe の入手先
| Trackback ( 0 )
|
|
自分は X68KとMACの他,WindowsPCを 3台くらい使っていますが,今時 PentiumIIIのミドルタワーなんていう 非常にかさばるものを使っています。
ノートパソコンもありますが,ジャンク品を再生した VAIO C1XEなのでオールマイティとはいきません(笑)。
でも自分が今から新しいのを買うならば
きっと VAIOを探すと思いますよ。
なんか無理があるようなー。
某VMWareという製品を試した事がありますが,
バーチャルはやっぱりバーチャルなのです。
本格的に使うのならやっぱり購入しかないでしょう!