PlayStationVRにて「Rez Infinite」を手がけた水口哲也氏の新作「TETRIS EFFECT」をプレイ。
「ASTROBOT」に引き続いての PSVRタイトルということで,嬉しい限りではありますが,ゲーム内容はあくまでも「TETRIS」。公式ページに言わせれば・・・音楽,背景,サウンド,特殊効果,テトリスブロックの落下まで,すべてがプレイヤーの操作に完璧にシンクロして,脈打ち,踊り,光り輝き,炸裂する。海底の奥深くから,宇宙の遙か彼方まで,「テトリス エフェクト」の30以上のステージは,驚きに満ちた感動的な世界の旅をプレイヤーにもたらす。・・・との事ですが,そもそも「TETRIS」を楽しめなければ,新作のVR空間も余裕を持って楽しめないというのが実際のところ。自分は「TETRIS」がかなり苦手で,セガの「TETRIS」がアーケードで大流行した頃,一度もプレイしたことがなかったほどに嫌っていました。それでも買ったのは水口氏の作品だからです。
真面目に「TETRIS」をプレイするのは何年ぶりでしょうか。それこそ 8bitPC時代のパソコンでプレイしたのが最後になるのかもしれません。実際プレイしてみると,サウンドとグラフィックの演出は期待通りの素晴らしさなのですが,ゲームはやはり「TETRIS」。「JOURNEY MODE」のビギナーランクでも,中盤で頓挫する程度の腕前でしかありません。ゲームに翻弄されて背景に気が回らないというのが正直なところです。唯一の救いは,一定数(難易度のよって違う)のラインクリアでステージクリアとなること。何回かやっていると,偶然上手くいくことはあるので,なんとか先に進めている状態です(笑)。
プレイしている途中で,知らないルールがいくつか実装されている事に気づきました。
ひとつは「キープ」で,ゲーム中に L1/R1ボタンを押すことで,落下中のブロックを1個キープしておける。というもの。キープしたブロックは,任意のタイミングで落下中のブロックと入れ替えることができます。これはなかなか便利そうです。もうひとつは「ゾーン」で,ゲーム中にラインを消すとゾーンゲージが溜まり,これを L2/R2ボタンで使用することでゾーン発動。ブロックの自動落下が止まり,ステージクリアへのラインカウントも止まります。ゾーン発動中にひたすらラインを消して,ゾーンゲージが無くなった時点(またはブロックが上まで積みあがった時点)で,ゾーン中に消したラインが一気に消滅しボーナス得点が入る仕組み。ヘタな人間にとっては,ピンチ脱出の策として非常に重宝します。
これらに気付いてからは,ビギナーランクで苦労する度合いはだいぶ減りました。
ゲーム自体は苦手ですが,とりあえず「JOURNEY MODE」の最後のステージ解放まではプレイしたいと思います。
サウンドとグラフィックの演出は本当に素晴らしい。
ゲームに慣れればもうちょっと楽しめるようになるんでしょうかね。
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