
久々に「DAYTONA USA」のアルバムを引っ張り出して聴きました。
「DAYTONA USA」は,1994年にセガから発売されたレーシングゲーム。アメリカのストックカーレースをモデルにしており,テクスチャーポリゴンを駆使した秒間60フレームの映像が非常に美しいゲームでした。異様に太いトルクのエンジンにモノをいわせて少々の事では失速しないあたりは,さすがアメリカンマッチョ(笑)。慣れないうちは低速トルクに振り回されてスピンを連発してしまいますが,トルクの扱いに慣れてくると,結構簡単に車体を振り回せるようになります。自分の中では「DAYTONA USA」を超えるアーケードのレースゲームは,未だに登場していません。
「DAYTONA USA」といえば,やはり音楽が特徴的。光吉猛修氏が熱唱していたオープニングテーマがかなり有名ですが,サンプリングメモリが少なく「でいとぉ~なぁ~!れつご~あうぃ!」以外の歌詞は意味不明な音声になっていたのが非常に残念。その点,B-univ がリリースしたアルバムには,歌詞がフルに聴けるアレンジバージョンが収録されているので,どうせ「DAYTONA USA」の音楽を聴くならば CDで聴くのがベストだと思います。
メインテーマである「Let's Go Away」の歌詞は,ピットクルーからドライバーに向けての無線交信というコンセプトで組み立てられています。ピットクルーの言葉の意味を理解しながら聴くとかなりシビレますよ。他の曲では「Sky High」も良い曲です。エキスパートコースの曲ですがゲームのハードさとは正反対に,妙にさわやかなフュージョンサウンドに仕上がっています。軽快なチョッパーベースは病み付きになる気持ち良さ。ちなみにこの2曲の収録には,なんと元カシオペア,ジンサクで活動していた名ベーシスト「櫻井哲夫氏」が参加しているのです!ベースがキレてて当たり前か(笑)。「Let's Go Away」に関しては,ドラムが「そうる透氏」だったりもします。これだけでも,このアルバムを持っている価値があるかもしれませんね。
「DAYTONA USA CIRCUIT EDITION」のアルバムも持っていますが,
こっちはちょっと期待ハズレ。ギターアレンジが秀逸な楽曲が揃ってはいるのですが,
本来「歌モノ」だった曲がカラオケっぽくなっているのはいただけません。
アレンジは良いだけに,惜しいなあ。(≧∇≦)
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音楽も2001年バージョンになっとります。
現在,ドリキャスは里子にでているので(笑),
戻り次第,中古を探してみようと思います。