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MOVIX仙台にて「おおかみこどもの雨と雪」を観てきました。

実は・・・自分はこの映画の存在を全然知りませんでした・・・。声優の今井麻美さんがラジオ番組(だったかな?)の中で「ちょい役」で出演した話をしていたのを聞き,存在を知りました。さっそく調べてみたら,監督さんは「時をかける少女」の細田守氏。声優陣は実績のある俳優さんたちでガッチリと固められています。絵柄も好みですし,これはなかなか面白そうです。「おおかみこども」のちっちゃな姉弟が物語の中心にいるためか,映画館に来ているお客さんは小中学生が多かった気がします。物語自体はかなり「重たい」ので,正直「子供向け」の映画ではないと思います。自分も勘違いしかけましたが,この物語は「狼男と結婚したお母さんの苦労話」です。半狼の少年少女が草原で活躍するような「爽快」で「あたたかい」お話ではありません。

まずは感想。はっきりいって「2時間では短い」です。こどもたちの成長とお母さんの苦労話をもっと観ていたかった。特に,お母さんの苦労が報われて「村の人たち」と徐々に交流していく様は,もっともっと鮮明に描いて欲しかったと思っています。もっと言えば,「姉」の方は結構細かくエピソードが描かれていますが,「弟」についてはあまり登場シーンがなく,ラストシーンまでの「説明」が不足していたように感じます。誤解のないように書いておきますが,「良くない」と言っているのではありません。本作を観た後に「描かれていないシーンまで観たくなった」という事を言いたいのです。どうしても2時間では短すぎる感じがしてなりません。BD化される際に何か「補足」があると嬉しいところです。

個人的にはかなり好きな作品です。さすが細田監督ですね。
もう1回映画館で観たいです。(≧∇≦)

ひとつ気になるのは,声優陣に俳優さんばかりを起用している事。声優を仕事にしている人たちにとっては,大きな作品に俳優さんばかりが起用されてしまうようになるのは,あまり良い事ではありませんよね。製作側にしてみれば「良い作品を作るため」という意図があるのでしょうが,逆に声優さんを起用したのでは「良い映画が作れない」と思っているように感じてしまいます。邦画や洋画っぽい「アニメ映画」を作る場合は「俳優を起用しないとダメ」みたいな風潮にならなければ良いな・・・と心配したりしています。


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