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MC68000 Maniacs!
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「マスターオブウェポン」は,1989年にタイトーから発売された縦スクロールシューティングゲーム。メガドライブ版は,1991年9月に同じくタイトーから発売になっています。当時のタイトーは時折「超B級」なゲームをリリースしてくる事があって(笑)本作もそのひとつ(だと思っている)。・・・第3次世界大戦後。放射能汚染により環境破壊が進んだ地球には奇怪な生物が蔓延り,人類は絶滅の危機に瀕していた。人類は再び繁栄の時代を取り戻すため,思考型コンピューター「ゴッドシステム」を造り上げ,人類の未来を託した。しかし,ゴッドシステムは突如として悪夢のような独裁政治を開始してしまう。人類は意思を持つことすら許されず,反した者は容赦なく処分されていった。だが,今,1人の少年が立ち上がった。失われた自由をもう一度人々の手に取り戻すために。・・・という,えらく雑な世界観で一気に脱力し,どうにもダルい感じのゲーム内容にとどめを刺された感じ。なので,ゲーセンではほとんどプレイしたことがありません。

自機は方向ボタンで8方向に移動。Aボタンで対空ショット,Bボタンで対地ショットを撃つ事ができます。アーケード版ではA,Bボタン同時押しでオプションウェポンの発射でしたが,メガドライブ版はCボタンに割り当てられています。対空ショットはゲーム中に登場するアイテムを獲得することでパワーアップが可能ですが,対地ショットはパワーアップできません。(そのかわり最初から連射が付いています)オプションウェポンは,同じくアイテムの獲得にて5種類から選択します。オプションウェポンの弾数制限は基本的にありませんが,エネルギーゲージがないと発射できません。ゲージは時間で自動回復します。

当時,東亜プランのシューティングに傾倒していた自分にとって,デザインや操作性がどうしても納得いかないゲームでした。自機のサイズが大きく当たり判定も大きいので,敵の3WAY弾を普通に回避しようとしても,弾の間隔がちょっと狭いと簡単に被弾してしまいます。自機のスピードを上げて3WAY弾の外側を大きく回避すれば良いのですが,当時の自分は自機の移動速度が速い(速くなる)ゲームは徹底的に嫌いだったので,結局,本作についてはプレイせずじまいになってしまった感じです。あらためてプレイしてみると・・・メガドライブ版はアーケード版にくらべてだいぶ簡単になっている事もあるでしょうが,結構サクサクと進む普通のゲームだったなと思いました。ステージ途中に「真横」や「真後」から敵が出てくるところが何箇所かあるので,そこを覚えてしまえばステージ中は問題ないかと。ボス戦は,ボスに接近されての3WAY攻撃が課題ですが,自機のスピードを上げて回避する方法がかなり有効です。後半のステージでは,ボスが撃つ3WAY弾の他に,自機に向けて3WAY弾を撃ってくる「ブラグザカート」みないなのを出してくるので要注意。自分はオプションウェポンを「ハイドラジェンボム」にして,ボム発動中にボスを撃ち切って倒しました。



主人公の少年の名前が「ユキヲ」だったはずですが,メガドライブ版では「少年」とだけ表記されています。
開発当初「AKIRA」をモチーフとしていて,自機もバイクだったのだとか。主人公が日本名なのはその名残なんでしょうかね??

昨今のメガドラ界隈では,若干入手しづらくなっているソフトのひとつ。自分の場合も,中古品としてはだいぶ高値での入手になりましたが,ここでゲットしておかないと2度とチャンスがない可能性もあるので,思い切って購入しました。とはいえ,まだ購入できていない「欲しいソフト」のほとんどは,すでに1万円台を突破してしまっているので,思い切って買えるのも(メガドライブでは)これが最後かもしれません。


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