MC68000 Maniacs!
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自分が最も長時間遊んだドリキャスのゲームはおそらく「シェンムー」です。膨大な費用をかけて製作した割に売れなかった・・・と,商業的な失敗ばかり取り上げられる事が多かったため,ゲームまで良くないと思われがちですが,実はかなりすごいゲームだったりします。発売されたのは1999年。この当時は,ポリゴンで作られた「街」を自由に歩きまわれる「箱庭タイプ」のゲームはまだまだ珍しい存在でした。さらにフルボイス仕様でモーションキャプチャも多用していた訳ですから,当時のセガの力の入れようがわかりますね。ハードウェアの性能が現在よりもはるかに低かったため,街のマップも狭く,グラフィックも粗め。自由に歩けはしますが結局は「一本道」なので,実際にプレイしてみるとあまり「自由」な感じはしない・・・というのが正直なところ。でも,当時は「自宅を出て,駄菓子屋やゲーセンに自由に行ける」ゲームってだけで大興奮でしたが(笑)。

プレイするのは本当に久々。残っていたセーブデータの日付は「2000年2月」。実に13年ぶりの起動でした。ロードしてみたらディスク3の「フォークリフトのバイト」のところで止まってました。もうちょっとやればエンディングだったのにね(笑)。とりあえず新規データを作成して街へ出てみました。山の瀬→桜ヶ丘→ドブ板のルートがめちゃめちゃ懐かしい!あらためて見ると,NPCたちが時間経過に合わせて「日常生活」っぽい行動をしているのが地味に凄いです。時間経過する事自体もよく考えると凄いですよね。たしか天候変化もあったはずです。NPCの顔がホラーゲーム並に怖いのがちょっと残念。ヒロインの「原崎望」が同じ絵柄じゃなくて本当に良かったです。

13年ぶりのゲーセンで「スペースハリアー」と「ハングオン」を堪能。
駄菓子屋でガチャガチャもやってとりあえず満足。(≧∇≦)

ずっと疑問だったのは「莎花(シェンファ)」の存在。この人はメインヒロインらしいですが,ぜんぜん出てきませんよね(笑)。Wiki曰く,一章ではオープニングとエンディングのナレーションのみ登場。「II」ではエンディング寸前でやっと登場するとの事。「莎花」のビジュアルが好きで購入した人も少なからずいたでしょうし,ちょっとズルい感じがしますね。最近になって「III」の噂が飛び交っているようですが,個人的には「一章」と「II」のリメイクも見てみたい。今の技術なら「バイト先まで歩いていける」くらいの事はできるでしょうし,NPCたちももっと怖くない顔立ちになると思います。街ももっと色々な建物に入る事ができるようになるでしょうね。

・・・それって「龍が如く」じゃね??


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