MC68000 Maniacs!
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「Dingux」とは,丁果A320用に作られたLinuxベースの XMB(クロスメディアバー)ライクなランチャー環境です。「Dingux」向けのソフトウェアはインターネット上に数多く公開されており,特にエミュレータ関係のソフトウェアが非常に充実しています。エミュレータ中心に利用するのであれば「Dingux」環境の方がお薦めです。従来のファームウェア環境とのデュアルブート環境構築が,丁果A320を使う上での「常識」っぽくなっているようなので,先日の「CFW1.2pof」に続き「Dingux」の導入にもトライしてみます。

「Dingux」の導入方法は,あちこちのサイトで紹介されているので詳細は記述しませんが,導入自体は思ったほど難しくありません。注意点は,PC側で用意するツール群に含まれる「LCD Module」のリネームを確実にやることと,PC側ツールで手入力するコマンドを間違えないことでしょうか。あと,導入方法を紹介しているサイトによっては,コマンド表記を微妙に間違えている(×boot0→○boot 0)サイトもあるので,Web上のテキストを単純にコピペしようとすると上手くいかないケースもあるので注意が必要です。

【ダウンロードしたツール】

 ・dual_boot_installer_20090916
 ・usb tool
 ・local_pack_0.34_2k10_beta1

「Dingux」の本体は SDカード上に構築します。
今回は,「バージョン0.34 beta1」というのを拾ってきました。

ダウンロードしたパッケージを解凍し,その中の「zImageファイル」,「rootfsファイル」,「localフォルダ」を順番にSDカードへコピーするだけの簡単インストールです。ただし,ファイルをコピーする順番を厳密に守る必要がある事と,SDカードがFAT32フォーマットされている事が導入条件となります。「Dingux」の導入が済んだら,丁果A320にSDカードを挿入し「SELECTキーを押しながら電源を投入」する事で,「Dingux」が起動されます。SELECTキーを押さなければ従来のファームウェアで起動される仕組みです。

メニュー上から電源切断/再起動が可能なのは非常に便利。
本体がSDカード上にあるので,ソフトの追加やカスタマイズが容易なのも良いですね。
これは,やっておいて損はないカスタマイズです。(≧∇≦)


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