MC68000 Maniacs!
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RELICS」は,1986年に ボーステックより発売された アクションアドベンチャー(?)ゲーム。当時の他のゲームには類をみないキャラクタのリアルな挙動がウリであり,自分が「誰なのか。何故存在するのか。」という非常に基本的な部分が不明のまま スタートしてしまう,通常のアクションゲームと比較すると かなり異質なゲームだと言えます。

PC-9801版が先行で発売された後,PC-8801,FM-7/77AV,X1,MZ-2500,MSX,X68000 と,かなり多彩な機種に移植された名作です。発売当初には PC-6001mkII も移植機種にラインナップされていたため,当時 P6ユーザだった自分にとっては 期待のゲームだったのですが,さすがにそれが実現される事はありませんでした。まあ,今になって思えば,MSXが可能だったのなら移植できたようには思えますけどね・・・。

ちなみに初めてプレイしたのは,知人宅の PC-8801mkIIFR上でした。

なにも解りませんから,とにかく殺戮オンリー。銃を持っている兵士に乗り移るや 動くものには全て発砲し,ゲーム序盤に出てくる「床で苦しんでいる人」すらも殺害する始末(笑)。当時のログイン誌上に 序盤のステージマップが公開されていたので 辛うじて攻略が進んだものの,もしマップがなければ,永久にエンディングはみられなかったかもしれません。序盤の遺跡ステージの「ボス」を攻略した後に,自分の行動が判断される「性格判定ドア」の存在がわかってからは,かなり落ち付いたプレイスタイルになりましたね(笑)。どんな判定が成されるかは不明だったものの,ひたすら「殺さない」ことに徹したプレイをしていました。(結果的に正解でした)

たしか以下のような通過条件だったと思います・・・

 ・殺戮は最小限に。
 ・困っている人は助けよう。
 ・倉庫の探索はほどほどに。
 ・目上の人には礼儀正しく。
 ・必要なものは忘れずに。

実はこのゲーム,自力で真のエンディングを達成したことがありません。知人宅にてプレイした際は,知人の助言(というか解答)があったのでクリアできたようなものです。X68000版は「武尊」経由の入手でしたが,随分と後になってから入手したためか,あまり真剣にプレイすることがなかったように思います。おかげで,X68000版の真のエンディングは いまだに観た事がなかったりする訳です。

余談ですが,当時の雑誌広告に「心臓などの弱い方は,医者に相談してからプレイしろ」とか書いてあったのですが,いまだにどのあたりがショッキングなのか理解できないでいますね(笑)。

テーマソングがクリスタルキングってのがショッキングなのかも。
YOUは ショックだし・・・。(≧∇≦)


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