今月の1日、静岡駅前に3年がかりで建設されていた葵タワーが完成しました。25階建ての大きな建物に、食料品店やオフィス、結婚式場、レストランなどが入っています。
そして長いこと、縮小移転していた大きな書店も、建物の地下1階から地上2階まで、店舗を構えることになったので、開店した翌日に行ってみました。古典のコーナーには源氏物語関連の本がたくさんあってみているだけでわくわくです。平安時代関連の本も充実していました。
そこで、amazonのマイストア(今までにamazonから購入した本をもとに、お薦めの本を表示してくれるサービスです)で見つけた本
『平安朝の父と子 ー貴族と庶民の家と養育』 服藤早苗 中公新書
『天平の三姉妹 ー聖武皇女の矜持と悲劇』 遠山美都男 中公新書
『王朝摂関期の「妻」たち ー平安貴族の愛と結婚』 園 明美 新典社選書
の3冊を購入。
どの本も、今年の2月頃に発売された本ですが、色々なことがありすぎてチェックを怠っており、書店に行く前日にこれらの本のことを知りました。ちょうど初版が売り切れたらしく、中にはamazonでは品切れになっている本もありました。
そこで、「ひょっとして、新装開店したばかりのこちらの書店には置いてあるかも」という期待通り、3冊とも置いてあったので大感激でした。
更に、歴史コーナーでだんなさんが見つけてくれた、『継体天皇と王統譜(前田晴人 同成社)』という本も購入。この時代の本は読めば読むほどわからなくなってしまうのですが、やはり継体天皇という人物や古代の天皇家の系譜には興味があります。こうして歴史・古典関連の本を4冊も購入でき、幸せです。
ちょうどその頃、読んでいた本が2冊あり、しかも出かける用事も多く、なかなかそれらの本が読み終わらなかったため、2日ほど前からやっと、『王朝摂関期の「妻」たち』を読み始めました。
この本は、平安時代の貴族の妻たちの立場について解説した本なので、平安時代の女性たちに興味のある私にはたまらない内容です。
特に、藤原師輔が妻に迎えた3人の内親王たちの立場に触れてあるところが嬉しかったです。
師輔には、兼家や安子たちを生んだ藤原盛子という妻があったのですが、彼女は受領階級、当然、内親王たちが正妻としてあつかわれるのが自然なのですが、どうやらそうではなかったらしい、いやいや、やはり内親王たちが正妻だったなど、色々な説があるようで、はっきりわからないとか。
でも、子供を何人も産んだ正妻格の妻がいながら、師輔と結婚した内親王たち、特に、相思相愛の恋人だった藤原敦忠と引き離されて斎王となり、斎王を退下したあとに師輔の妻となった雅子内親王の気持ちはどうだったのか、すごく気になります。
この本によると、師輔と雅子内親王は同居していた時期もあり、彼女は正妻格だった…という説もあるようです。雅子内親王は意外と師輔に大切にされていたのかもしれませんね。雅子内親王の人物伝、いつか書けるといいなあ。
まだ手をつけていない他の3冊もとても気になっているので、少しずつ読み進めていこうと思います。
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『平安朝の父と子 ー貴族と庶民の家と養育』 服藤早苗 中公新書
『天平の三姉妹 ー聖武皇女の矜持と悲劇』 遠山美都男 中公新書
『王朝摂関期の「妻」たち ー平安貴族の愛と結婚』 園 明美 新典社選書
の3冊を購入。
どの本も、今年の2月頃に発売された本ですが、色々なことがありすぎてチェックを怠っており、書店に行く前日にこれらの本のことを知りました。ちょうど初版が売り切れたらしく、中にはamazonでは品切れになっている本もありました。
そこで、「ひょっとして、新装開店したばかりのこちらの書店には置いてあるかも」という期待通り、3冊とも置いてあったので大感激でした。
更に、歴史コーナーでだんなさんが見つけてくれた、『継体天皇と王統譜(前田晴人 同成社)』という本も購入。この時代の本は読めば読むほどわからなくなってしまうのですが、やはり継体天皇という人物や古代の天皇家の系譜には興味があります。こうして歴史・古典関連の本を4冊も購入でき、幸せです。
ちょうどその頃、読んでいた本が2冊あり、しかも出かける用事も多く、なかなかそれらの本が読み終わらなかったため、2日ほど前からやっと、『王朝摂関期の「妻」たち』を読み始めました。
この本は、平安時代の貴族の妻たちの立場について解説した本なので、平安時代の女性たちに興味のある私にはたまらない内容です。
特に、藤原師輔が妻に迎えた3人の内親王たちの立場に触れてあるところが嬉しかったです。
師輔には、兼家や安子たちを生んだ藤原盛子という妻があったのですが、彼女は受領階級、当然、内親王たちが正妻としてあつかわれるのが自然なのですが、どうやらそうではなかったらしい、いやいや、やはり内親王たちが正妻だったなど、色々な説があるようで、はっきりわからないとか。
でも、子供を何人も産んだ正妻格の妻がいながら、師輔と結婚した内親王たち、特に、相思相愛の恋人だった藤原敦忠と引き離されて斎王となり、斎王を退下したあとに師輔の妻となった雅子内親王の気持ちはどうだったのか、すごく気になります。
この本によると、師輔と雅子内親王は同居していた時期もあり、彼女は正妻格だった…という説もあるようです。雅子内親王は意外と師輔に大切にされていたのかもしれませんね。雅子内親王の人物伝、いつか書けるといいなあ。
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