漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
http://kampo.no.coocan.jp

生理が止まってしまいました・高校3年

2009-05-26 | 生理不順・無月経・不正出血
(メールのお問い合わせから)

こんにちは!
私は今高校三年の女なのですが、2009年の2月くらいからずっと生理がきていません。
ダイエットで5キロ程痩せたからだと思うのですが、三食食べてるんですが生理が来ません。
また生理が来るようにしたいのですが漢方で効く薬がありましたら是非教えて下さい<(_ _)>

      



「3食食べている」ということですが、栄養のバランスが大切です。
間食をやめ、3食に集中してごはんや肉魚類、旬の野菜などしっかり食べましょう。
睡眠不足も厳禁です。12時前には寝ましょう。
また、ストレッチやヨガ、ウォーキング、体操などで骨盤内の血流をスムーズにし気分もスッキリさせておきましょう。

一度止まった生理は意外に再開が難しい場合が多いのです。
人生において今は大切な成長期です。
しっかり養生を続けて健康な体を育ててください。。

漢方薬を決めるには、もっと細かく体質チェックをしなければなりません。
ご来局くださるか、またはPCメールで以下の体質チェック表を書き込んで送ってみてください。
検討してみます。

体質チェック表

アドレス不備か返信できませんでしたので、こちらに書いておきます。)

漢方の空間ファインエンドー薬局   女性の生理と漢方
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夏はきぬ

2009-05-23 | 植物&動物
ミズキ(水木)・・・滴るほど水分を含んでいるそうです。
散歩途中、強い日差しを避けて木陰に飛び込んだら、ちょうどこの木の下で、
静々と雪が降るように花が落ちてきました。


今週は、すっかり新型インフルエンザの情報に翻弄され、
地に足がつかないというか、
常時「今何人?」「場所は何県?」
なんてことばかり気になってました。

今日になって、今回の震源地(?)メキシコのインフルエンザ終息の記事。
(まだ地方には出てるらしいけど)
このウイルスは変異しづらいらしいとのこと。

ちょっと安心する一方で、みょうに虚無感にも襲われている。
牛(狂牛病)鳥、豚・・・
「ワクチンを作りやすい」、とか記事には書いてあったけど、
もっと人間、自然に対して謙虚に生活しなきゃいけないんじゃないだろうか。

「地球の揺り戻し」とでもいうようなそんな事態があるとしたら
人間なんてひとたまりもないんじゃないだろうか。
もしかしたらこのウイルス騒動はほんの始まりにすぎないんじゃないかなあ。


外は、気持ちのいい初夏の陽気で、

「ノイバラ」
野バラと言えば日本ではこの「ノイバラ」が代表格だそうです。
田んぼに引き込む水路や湿地で日当たりがいいところによく見られます。

爽やかな日差しにふさわしい白さ。

思わずシューベルトの「野バラ」を」口ずさんだけど、
歌詞を追うと野中のバラは「Röslein rot」赤いバラでした。
シューベルトの国では、野中に赤いバラが咲いてるのかなあ。

秋になると赤い実がつき、これを煎じて利尿、下剤の作用があるそうです。


ウツギ(空木)の花も咲き始めました。

別名は卯の花。「夏はきぬ」の歌の冒頭にでてきます。
卯の花~匂う垣根に、ホトトギス・・・

こんな季節の歌、すっかり忘れてたなあ。
いい季節をくれる自然に感謝。

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サギゴケ

2009-05-22 | 植物&動物
前回の記事でシロとムラサキと言えば思い出したのが、「サギゴケ」。
実際は苔ではありませんが、苔みたいに地面にへばりつくように広がります。
ゴマノハグサ科。

姿が鳥のサギに似ているからだそうですが、
そう?・・・
ひょうきんな形で、たとえがたい。

「シロサギ」といえば、ドラマなら相手は「クロサギ」ですが、
この場合は

「ムサラキサギゴケ」でした。
ムラサキになると一層ひょうきん。
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初夏の畔道で

2009-05-21 | 植物&動物
このあたりは田植えも終わり、カモもゆったり田んぼの中でくつろいでます。

「カモ」つながりで、この写真の植物の名前は「アオカモジグサ」
「かもじ」とは「添え髪」のことで、子供がかんざしのように
これをさして遊んだことからついた名前だそう。

私の持っている図鑑によれば少し赤みがかったものを「カモジグサ」と
呼んでいましたが、あちこち調べると違う呼び方をしているものもありました。

きっとよくみかける雑草だと思うけど、雑草の名前って趣がある。

「コメツブツメクサ」 早朝なので朝露がついてます。

花が小さく米粒のようだからだそう。

で、偶然見つけた「アカツメクサ」の白。

こりゃ困った。
「シロツメクサ」と言ってしまうとあのクローバーのことだし
これをどう呼べばいいんだろう???

アカツメクサ、シロツメクサ、キツメクサはコメツブツメクサ
まるで早口言葉。
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新型インフルエンザ・マスク騒動

2009-05-19 | カゼ・インフルエンザ・ウイルス
みなさん、マスク買いましたか?

おとといの日曜日は定休日で、のんびり我が家でテレビを見ていたら、
どんどん速報で新型インフルエンザの人数が増える。

な~んだ、すでに新型インフルエンザは蔓延してたんだ・・・
(なんというかいろんな意味で拍子抜けした気分だった)

と、のんびり薬局を開けた月曜、火曜。

「マスクありますか?」の応酬で、ぐったり疲れてしまった。


ふだん、うちみたいな漢方薬局にわざわざマスクを求めに来る人は少ない。
だけどあちこちのドラッグストアやスーパーや薬局は品切れしているそうで、
とうとう、わが薬局にも来てみた、というわけ。
当然、使い捨てマスクの在庫はすぐになくなり、
あとはひたすら頭を下げてお断りするのみ。

昔みたいに、ガーゼとかタオルの手縫いマスクでも作るしかないか?
これにティッシュとかキッチンペーパーを当てて使えば・・・
というか、ガーゼマスクは見向きもされず売れ残っている・・・

で、調べてみたら、
使い捨てならキッチンペーパーでマスクを作れば、と考えたドクターもいらっしゃいました。
ペーパータオルでマスク作り」片貝医院さんのページです。

買う、じゃなくて、作る、という発想も大切じゃないかなあ。

だって、マスクさえつけてれば万全てわけでもないし・・・この際、工夫しなくちゃね。


金銀花(五涼華や銀翹散にも含まれている)

それより、のど粘膜を傷めない養生をしっかりしましょう。
マスクがないなら、鼻呼吸。
寝不足厳禁、
粘膜を傷めるお酒やたばこも控える、
良く噛んで規則正しい時間に食べ、胃腸にダメージを与えない、
カラオケのやり過ぎは、注意しましょう。


ちなみに、新型インフルエンザの漢方対策で中国の処方情報をもとにすると、
板藍茶や五涼華、銀翹散を合わせたような内容だそうです。
そして、熱い時の体力消耗に対処するには、麦味参顆粒がいいですね。

と、書いていたら、
メーカーからのFAXが流れてきて、
板藍茶と板藍のど飴の出荷制限の連絡!
あちゃー、ここまで及ぶか、恐るべし新型インフルエンザ騒動・・・

漢方の空間ファインエンドー薬局
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グラン・トリノ(映画)オレの生き方

2009-05-14 | 映画
最後のシーンは「これぞ映画!!」と思わせる
アッと驚くそして感動的な映像です。
思わず涙が出ます。

さすが、クリント・イーストウッドや!!

「おいしいとこを持っていく」の究極のやり方だ

    

そこに至るまでの主人公ウォルト・コワルスキーのとった行動は、
力で押えこむ無茶なやり方だったのだろう。

彼の愛犬は超従順で穏やかなのだが、
それに比べて彼は、誰にも懐かないかみつき犬だ。
だからこういう選択しか残らなかった・・・のかもしれない。

朝鮮戦争の帰還兵で、人を殺した罪悪感が絶えず頭から離れない。
やさしく他人に接することなんてできない。
他人や自分の子供たちをも信用できない。
唯一、愛車グラン・トリノを磨き、逝ってしまった妻のことを
愛犬に向かってひとりごちるのが心の安らぎのすべて。

だけど、彼なりにきっと、
事あるごとに一生懸命考えて行動してきたのだろう、と思う。
だから、
いまさら懺悔することなんて、ほとんどないのだ。

人種の違う隣人が、ずかずかと、
星条旗をはためかせるウォルトの庭に、踏み込んでくる。
だけどそのおげで、
ウォルトは隣人を家族のように愛おしいと思えるようになる。

そんなコミュニケーションのとり方が、やっぱり必要なんだなあ。
現代のアメリカに忘れられてしまった付き合い方だったんじゃないだろうか。


★★★★☆
なんだか、ウォルトは、アメリカを象徴してるような気がするなあ。
そして、自分はどう生きればいいのか、いろいろ考えちゃいました。


監督・製作 クリント・イーストウッド
出演 クリント・イーストウッド ビー・バン アーニー・ハー クリストファー・カーリー コリー・ハードリクト ブライアン・ヘーリー


追伸)
生き方を追求した作品と言えば、「ノルウェイの森」
ノルウェイの森の映画化でとうとう配役が決まったそう。
松山ケンイチ、菊池凛子、水原(新人)だとか。
なかなかおもしろそうな配役で、期待が高まります。
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爽肌精(そうきせい)リフレッシュ:幼児の赤い湿疹

2009-05-12 | 美容・アトピー・肌トラブル
暖くなる頃から急に、皮膚トラブルの相談が増えました。

最近、爽肌精(そうきせい)リフレッシュローションとリフレッシュクリームを購入していただいた方の話。


2歳弱の男の子。
若いお母様が漢方薬で何とかならないだろうかと来局。

顔は頬を中心に赤い丘疹があり、手足関節の内側も炎症があり、
もともと色白なので、赤みがやけに目立っています。

掻くと悪化するので、掻かないように、まずスキンケアをサンプルで試してみることに・・・

爽肌精(そうきせい)は漢方処方の化粧水とクリームのスキンケアです。
肌の炎症、かゆみなどのトラブルに向いている生薬エキスがたっぷり含まれています。

そして再来局。
「これまでいろいろ試してきたけど、サンプルで、良いと思ったのは初めてデス!」
「良かったですね」
「母からも、良くなってきたんじゃない?って言われて」
「痒みのストレスが減れば、回復力も一層アップするでしょう」


乳幼児の場合、食事面や生活養生がしっかりしていれば、
昨日より今日、今日より明日の方が体力は上昇しています。
(羨ましい~ことです)
つまり治る力は日々アップしているのです。
スキンケアで、肌にあったものを使えば、
ずいぶんと症状が軽くなる場合も多いようです。

漢方の空間ファインエンドー薬局   爽肌精スキンケア
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美瑛でエゾエンゴサクとカタクリの花を食す

2009-05-09 | 植物&動物
十勝岳の麓、美瑛では、
美瑛のJAが運営する美瑛選果というステキな施設があり、
(このページからお取り寄せもできるようです。ちなみにホワイトアスパラが今旬です)

そのレストランアスペルジュASPERGESを予約していただいて、食事を楽しみました。
20種類の野菜が料理され少しずつ白い皿にのっているメニューで、
その上にちりばめられていた花びらは、カタクリとエゾエンゴサク。
ちょうど今開花している花々。

「エンゴサク」の塊茎は漢方薬にもよく配合される生薬として有名ですが、
花も食べちゃえるんですね。

(延胡索:活血行気 止痛)

で、
TVで話題になった「風のガーデン」の花言葉をまとめた本を購入。
上の写真はそのエゾエンゴサクのページ。



この本の中で一番ウケた花言葉はルピナスの


「特売品売り場のおばちゃま軍団」
・・・私のこと?、じゃないよね~~、えっどこかで見られた?

北海道のルピナスの開花はまだこれから。

ちなみに「風のガーデン」撮影で作られた庭は保存され見学できるようになっています。(オープンは5月下旬から)

最後に、
手配してくださった旭川の皆さんありがとうございました。
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十勝岳温泉でキタキツネと出会う

2009-05-09 | 植物&動物
車窓越しの写真でぼやけてますが、
麓の丘では満開の桜、その先の高い山はまだ雪という不思議な風景。

それでもこのところの温かさで山の雪はずいぶん減ったそう。


(これは旭岳って教えてもらったっけなあ?)

で、
十勝岳を車で登り始めると、新緑美しい景色から突然道路両側に雪が現れ、
そして目的地「カミホロ荘」は、しっかり冬。



冷たい外気にふるえながら野天風呂に首までつかる。
(入浴写真はもちろん、なし

女性陣は結構おしゃべりな4人でしたが、
雪景色を見ながら温泉に浸かっていると、しばし無言になる。
自然に溶け込み言葉がいらなくなる。
頭の中でいろいろ思いを巡らしているような、いないような、
とても安定した素敵な時間がし~んと流れます。

こんな時間が、とてもうれしい。

入浴中もどんどん下から雲が上ってきて、どうやらこの後は雪の気配。

麓は連日20度を越す暑さなのに、ここの天気は麓と全く違う。


ラッキー!
温泉を満喫してさあ帰ろうというときに路上にキタキツネ登場。

人に媚を売ることなく、どこからか登場してどこかへ消えてゆく。
餌付けをしてるわけではないけど、近年は住宅街でもよく見られるようになったとか。
山は少しずつ住みづらくなっているのでしょうか。それともキタキツネの知恵?



翌日、旭川空港からの山。
やっぱり、雪が降って白くなってました。


次は、花を食べるの話題・・・
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石狩川とエゾヤマザクラ

2009-05-07 | 植物&動物
石狩川の河原です。


なんでもない景色なのでしょうが、私が住む千葉の景色と比べるとどれも絵のように写ります。
空気がきれいだからかな。


エゾムラサキツツジ
葉っぱが少ないのが特徴


川は大雪山系の雪解け水で、あふれそうなくらい満満で、
しかも水流がとても早い。
どこからかの大きな倒木があっという間に目の前を流れてゆきます。
見てるだけで引き込まれそう。


ポプラも芽吹き、ヤナギも芽吹き、
ただそこにいるだけで気分がスカーッとできてしまうのは、
まさに自然の芽吹きパワー。


訪れた連休後半は夏のような陽気が続き、エゾヤマザクラは一気に満開となりました。


花も葉も赤みが濃いので、ソメイヨシノよりボリュームを感じます。


家々の庭には、梅もサクラもチューリップもムスカリもヒヤシンスも芝桜も
追いかけるように開花し、これから北海道は、短いけど陽気な季節に突入です。

次回は、雪山十勝岳の話題を・・・
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五味子(ごみし)・東邦大学薬草園で

2009-05-02 | 植物&動物
日曜日に東邦大学薬学部の薬草園に行ってきました。

ツル性の五味子(ごみし)が清楚な白い花と若い実をつけています。
実は熟すと赤くなります。

名前の由来は、
この熟した実が、酸、苦、甘、辛、鹹の五つの味がするから(実のことを子という)。

特に酸味が心地よく、収渋薬(漏れ出て収まらない状態を引き締めて収める役目)に分類されています。
咳、汗、頻尿、尿失禁、遺精、慢性下痢などを収めます。
益気生津して口の渇きを改善します。
小青竜湯、生脈散(麦味参顆粒)、麦味地黄丸(八仙丸)などに配合される生薬。


春に花が咲いた貝母(ばいも)アミガサユリは実をつけてました。
(この鱗茎が咳やのどの痛み、のどの炎症によい)
貝母の花(去年の花見の時)
花の時は下を向いているのに、実になるとしっかり上を向いてます。
モダンなスタイルにほれぼれ。


防風(ぼうふう)


白雲木(はくうんぼく)のつぼみ 咲くと美しいらしいです。開花の写真
(この日は強風で枝がたえず揺れ、ピントがぶれる。)


キーウィーのつぼみ 開花はまだ見たことがありませんが、意外にはなやか。キウイの花

白雲木もキーウィーも五月中旬が花の見頃のようです。



薬草園の管理をしている方の愛犬。名前は知らない。
行くと、かる~く  「あ、ども。来てくれたんだね」
って感じで挨拶してくれます。
何気なく道案内してくれることも。

ちょっと歳をとったかなあ・・・
相変わらず穏やかで達観していて
「全部お見通しだよ」
と言われてる感じがします。

カメラを向けると下を向いちゃった。
奥ゆかしいのだ。

影が濃い一日。
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