

夕方や夜になると、体のどこかが痒くなり、みると膨疹(肌色~薄赤色の盛り上がり)が現れている。数十分から1時間くらいで収まるが、毎日毎日続く。
このような症状を慢性蕁麻疹と言いますが、西洋医学的な原因(アレルゲン)は見つからず、案外悩んでいる人は多いです。仕方がないので延々と抗アレルギー剤を服用している人もいます。
慢性蕁麻疹は、ストレスや心労、知らぬ間に蓄積した疲労で、代謝力が弱っていることが多く、漢方対策としては「補気補血」が中心です。
一例ですが、以前、慢性蕁麻疹のご相談でその人の体調をチェックしたところ、疲労蓄積状態だったので、キヨーレオピンを飲んでもらうことにしたら、それだけで、すーっと蕁麻疹は引いてしまったことがあります。
疲れがたまっているって、自分では気が付かないことが多いですね。
この毎日の蕁麻疹は、「ちょっとのんびりして体をいたわりなさい」と知らせるシグナルでしょう。
良い香りの入浴剤でのんびり入浴したり、炎症対策のハーブを配合したスキンケアもおすすめです。
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ここ千葉県はずっと乾燥注意報。おまけに暖房の入った部屋にいるとますます乾燥してきますね。
肌はもちろん目やのども、もうあちこちです。
そこで、中国清朝宮廷に献上された最上級の食材といえば「哈士蟆油(ハシマ油)」
水で60倍に膨潤しゼリー状になる性質をもつこれは、若さや潤いを補う、生命の根源的物質「精」を蓄えていると考えられ、エイジングケアの食材の筆頭です。
で、このすごい食材「哈士蟆油」とは何か?
それは、長白山麓の原生林に生息する中国林蛙の輸卵管です。
昔の人はなんでも食してその効果を調べたのですね。本当に頭が下がります。
今でも蛙の肉は食べるけど、輸卵管は捨ててますよね、きっと。
哈士蟆油は胃腸に負担をかけることなく腎精を補う力に優れています。
もちろん、妊活対策にも。
哈士蟆油、西洋人参、銀耳、珍珠(真珠)を配合した「艶麗丹」60包17,280円税込み
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冬はくすみ、ごわごわ乾燥、かゆみ、ひび割れ、カカトの亀裂、あかぎれ、寒冷蕁麻疹、しもやけ、老人性皮膚掻痒症と様々な皮膚症状に悩まされます。
冬に養生すべきは「腎」で、肌の潤いやターンオーバーなどにも腎がかかわってきます。
肌がしぼむように感じる夕方、それはちょうど腎の時間にあたるのです。
☞腎を守る冬の基本養生:
早寝遅起き・日の出とともに活動し日が沈むころには休息する
緑の多い自然の中で散歩し深呼吸する
焦らず静かに過ごしてエネルギーを蓄える、スケジュールを詰め込み過ぎない
性欲を抑える、実現不可能な欲望を減らす
腰回りや足元を保温する
就寝30分前に入浴して体を温める
スキンケア:
重ね塗り、厚塗り、頻塗り
こまめにたっぷり、さらにオイルでフタをします。オイルはハーブオイルがおすすめです。
補陽の食事:
羊肉、牛肉、うなぎ、鹿肉、シナモン、ナツメ、生姜湯、紅茶など
筋肉をつけて温活:
筋肉は体の熱を生み出すので、筋肉量を増やすと冷え性が改善します。特に下半身を鍛える
腎の時間に当たる夕方から夜に補腎活血の漢方を飲むといいでしょう。
亀板、鼈甲、プラセンタ、ハシマユなど動物性のものもおすすめ。
それらを配合した健康食品もありますのでどうぞご相談ください。
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子供さんがカサカサ肌で、体のあちこちを搔いているというご相談。
当帰飲子(血虚風燥)で「まずまず」でしたが、秋になってかゆみがひどくなった様子。
夏は元気に動いて発散することが必要ですが、それによって潤いを消耗し、ちょうど今頃になると陰虚の症状が出てきます。
→「陰虚」
そこで、気と陰を補う処方にしてみましたら、すんなりかゆみが収まりました。
ちなみに気陰両虚の代表的な漢方は生脈散(商品名麦味参顆粒)です
初秋は、肌の乾燥だけでなく、くすんでシミやシワが気になりますね。
気と陰の両方を補いましょう。
気と陰を補うとは、元気と潤いを補充する、つまり胃腸や肺を丈夫にして潤いを与えてくれる食べ物を食べます。
もちろんスキンケアもこまめに行いましょう。特にお風呂上りを逃さずに。
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昔、生薬園を中国人の中医師先生と散策していた時、蚊に刺されたのですが、するとそばに生えていたスベリヒユを指さして「馬歯莧(ばしけん)の葉っぱをすりこんでおきなさい」と言ってくださったのを印象深く覚えています
漢方の国の人は、身の回りの草木が生活に密着しているのを感じます。
このスベリヒユ、生薬園でなくとも畑や空き地にすぐ生えてくる雑草でもあるのです
生で食べたり、乾燥したもの(ひょう)を水でもどして食べることもできます。
ひょうはもどす手間がかかりますが美味しいですよ。
生薬名を馬歯莧(ばしけん)。かゆみやジュクジュクする湿疹、そして百日咳や腸炎にも使われます。
今お気に入りの爽肌精オリエンタルハーブボディソープ。
この中にも配合されていて、汗をかくこの時期はこれで洗うと肌が落ち着きます。
生薬っぽい香りもお気に入り。
馬歯莧(ばしけん)が粉末になったものもあります。内服したり、水に溶かして炎症患部にシップしたりします。
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初夏の陽気で近所の公園の植え込みも花盛り。こいのぼりが泳いでいるような気分になるのですが、まだまだ4月になったばかりのはずと懸命に自分に言い聞かせてます。
さて、もうマスクの中は汗だくです。
またマスク荒れのご相談が増えてきました。ニキビ、ふきでもの、あせものような湿疹です。
こんなときは炎症を抑えるハーブ配合の爽肌精《陽》シリーズがお勧め。
それにしても、あのマスクが苦しい夏がやってくると思うと、やれやれ・・・
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(当薬局は「漢方体験.com」に紹介されています)