漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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鳥見散歩、こんな幸せがうれしい

2022-02-25 | 植物&動物

先日、西印旛沼の遊歩道を歩いていたら、小柄で愛らしい70代くらいの女性に声をかけられた。

私がカメラをぶら下げているのを見て「何を撮っているのですか?」と問われる。

「鳥、です」

「どんな鳥?」

たぶん名前を言っても知らないだろうし、どうしようと迷ったけれど、思い切って

「クイナ、です」(正確にはヒクイナですが)

「クイナ?」

案の定、小首をかしげてしまった。まるで小鳥のように。

ま、いいか。で話を変えて、どれくらい歩くのかの話をすれば、2万歩は超える距離を歩くのだそう。週一くらいはその距離をこなし、ふだんは一万歩くらいなのだとか。自然の中を歩くのが大好きなようで、ほかのルートも教えていただいた。

西印旛沼のチュウヒ(まもなく北へ飛んでいく)

「幸せよね、いい天気の中をこうして歩けるなんて」としみじみ仰る。

そのあとロシアの武力侵攻が起こるなんて考えもしなかった

おそらく後戻りできないこんな事態に遭遇して、私も心からそう思う

 


鼻によいツボ・花粉症など

2022-02-19 | アレルギー・花粉症・鼻炎・咳

花粉症きましたね。

くしゃみ鼻水だけでなく、匂いはわからなくなるし、頭はぼーっとするし、瞼も重く腫れるし、イライラするしで、もう大変です。

そこで鼻に良いツボ押してみてください。思いのほかスッキリします。

特に「迎香」と「上迎香」はおすすめ。

指の腹でぎゅーっと3~5秒押し、1か所4~5回繰り返します。

「風池」も頭痛や鼻づまり、目の不調にいいです。

首の後ろの太い筋肉の耳側にあるくぼみです。手のひらで頭を包むようにして、両親指で押しましょう。

わが薬局で配布している今月の「チャイナビュー」に掲載されています。

チャイナビュー今月の中国の話題は、ヒマラヤ山脈に隣接する横断山脈のカオリーゴンシャンの自然。生物多様性ホットスポットだそうで、多くの珍しい生物たちが紹介されていました。ちなみにこの鳥はオジロニジキジ。光の当たり具合で羽が虹色に輝くのだそうです。

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産後関節痛、産後は体を冷やさないこと

2022-02-15 | 産後・子育て

出産時には大量の汗をかいたりして体力を消耗するので、冷えが体に侵入しやすいと言われます。

「寒邪」が体内に停滞すると痛みを引き起こします。中医学では「産後身痛」という名称もあるほどです。

徹底的に冷えから体を守ることです。

産後間もない入浴は控え、産後1か月は、

・冷たいものを食べない

・手や顔を洗ったり歯磨きはすべて温水で行う、家事も温水

・厚着、帽子、温かいパジャマ、靴下、スリッパ。

・夏でも室内では長袖で過ごし冷房や扇風機などの風に当たらない

元気なお母さんでいるために、とても大切なことです。

まわりに産後の女性がいたらぜひ教えてあげてください。

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雪の田んぼにいた鳥

2022-02-12 | 植物&動物

昨日の散歩は、思いのほか雪が積もって歩きづらく、筋肉痛でした。

田んぼが雪に埋まると小鳥が良く見えます

何に集まっているかというと

わずかに飛び出している稲穂を求めてカシラダカ

こちらではホオジロ♂♀

食べてますね

日中はどんどん気温が上がって、解けましたね、タヒバリさんたち。


産後の脱毛も血虚

2022-02-09 | 産後・子育て

抜け毛に悩む人は多いです、特に産後脱毛。

中医学では、髪は「血の余り」と言われ、妊娠出産による血の消耗、ストレス、寝不足による血虚の助長、食欲低下による栄養不足などが重なり、産後に血虚に陥りがちです。

髪の毛も、春に生え秋に抜け落ちるというサイクルをもっています。

これからの生える季節に向けて、しっかり養生してみてください。

櫛(くし)で頭皮マッサージ

指で耳の周りのマッサージ

木の実類をよく摂る

たんぱく質やミネラルを補うのに漢方サプリメントのイーパオなどもいいですね。

ストレスで末梢血流が悪化することもよくあります。

ラジオ体操などで首や肩の凝りをほぐし、気分転換を心がけ、そんなときも逍遥顆粒などの漢方薬も利用してみてください。

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田のつく鳥で一休み・タシギ、タゲリ、タヒバリ

2022-02-04 | 植物&動物

冬の田んぼによくいる田のつく鳥。しかしこの頃はなかなか見られなくなりました。

鳥がいなくなるのは、餌となる虫や草や木の実が減っているからでしょう。

特に昆虫たちは激減しているらしいですね。

開発が進めば、虫も草木も鳥も小動物も住めなくなっていきます。

まわりまわって人の生活にも影響を与えることでしょう。

印旛沼の周りは、広大な田んぼが広がっていて、人なんてめったに通ってないくらいの自然があります。

冬鳥のタゲリ。田んぼによくいるケリ、ということでしょうが、ここに来ないとなかなか会えません

タシギ。長い嘴で泥の中のミミズなどを食べます

水のある田んぼをちょこちょこ歩き盛んに嘴を突っ込みます。小鳥ほどの大きさです。

タヒバリ。セキレイの仲間で冬鳥です。

夏はシベリアやアラスカ、ユーラシア大陸や北アメリカのツンドラ地帯に飛んで行くというからすごいですね。

これらの鳥たちが地球で元気に過ごせるように、日常生活でできることはしたいものです。


耳、目、鼻の不調によいツボ

2022-02-03 | 頭痛、めまい、目

三寒四温で風が吹く春先になると、

頭痛、めまい、耳鳴り、鼻の不調、中耳炎など、頭部に不調が現れがちです。

そんなときはツボ押しも試してみてください。

耳の周りをマッサージすると頭部の血流が促されて、頭がスッキリしますよ。

冷たい風にあったったり夜間冷えたりして、頭痛や鼻づまり、カゼのような症状に見舞われたときは、「頂調顆粒」で、素早く頭部の風寒邪を払い、巡りを整えておきましょう。

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