夏は、麦飯がいいですね。
☆─────*【
作った、食べた、感想 】*─────☆
「さつま飯」というのは、愛媛県の郷土料理だそうです。
焼き魚の身に味噌を和えて焼くという、夏バテしそうなこの時期にはぴったりのメニュー。
おろししょうがの辛味が効いて心地よい味です。残ってしまった焼き魚でもう一品というときにもおすすめ。
さつま飯(麦飯と焼き魚を使って)
ポイント:グリルを使って、さっと香ばしく焼くのがコツ。
【材料】(4人分)
アジ2尾(外の魚でもOK)
味噌大さじ4(できれば麦味噌)
しょうが(みじん切り)大さじ2~3
水3カップくらい
麦ごはん4人分
薬味ねぎ、ゴマ
【作り方】
1)アジを焼き、ほぐした身にしょうがと味噌をあえて、アルミ箔に広げ、グリルで表面を焼く。かるく焦げ目がつき香りが立つくらいがよい
2)残った骨と頭と水を鍋に入れて煮立て、だし汁をとる
3)こしただしに1)を混ぜる
4)麦ごはんに、熱々の3)をざーっとかける
ネギやゴマ、好みでスダチなどで風味を整える☆─────*【
大麦の効用 】* ─────☆
米に麦を混ぜて炊くと、うっとうしい夏でも、口当たりもさっぱりして、ご飯がおいしく食べられるようになります。
また、夏には麦茶をよく飲むようになります。胃腸にやさしく、食欲を増し、暑気をはらい、体をさっぱりさせる働きがあるようです。
「本朝食鑑」という本に大麦には「胸を寛げ、気分をおだやかにし、血を涼にし、つかえを消し、食を進める」という記述があるそうです。
麦茶コラム味噌などの発酵食品は、消化吸収がよく、弱った腸にやさしいですね。
先日、数人でスイカの皮料理が話題にのぼり、口々に
「うちは、ぬかみそ漬けにする」
「うちは、あんかけにする」
と、家ごとに料理法が違い、しかもお互いに
「へ~初めて聞いた」という反応。

豚肉と炒めるのも美味しいらしい。
中国では、かるく干してから刻んで野菜炒めに入れたりも
するそうです。
これで生ごみが減り、体にもいいのだから言うことなし。


緑の外側の部分は硬いので厚めに取り除き、塩と赤唐辛子で、一晩漬ける
少し呼び水を入れておくとよい。

カツオだしに塩、しょうゆ、みりんを入れて味を整える
これにスイカの皮を入れて煮る
火が通ったら、火を止めて蓋をしたまましばらく味を含ませる
水溶き片栗粉を入れて再び火を付けとろみをだす。

火を通すのは初めてやりました。
たとえると、冬瓜のもっともっちりしたような歯ごたえで、いけます。

冬瓜と同じと考えれば、もっと料理法が広がりますね。

利尿作用と火照りをさます働きがあります。
冬瓜やニガウリ(ゴーヤ)、キュウリ、トマトなどの夏野菜も
同じように冷ます作用があります。
夏の暑さを和らげるのにぴったりです。
また火照りといえば、日焼けや赤くなった肌トラブルにもいいですね。
冷え性の人には、調味料で温める作用のものと加えてアレンジすると
おいしくいただくことができます。



家庭菜園をしている方から小玉スイカをいただいた。
ラグビーボールみたいな長丸型のスイカです。
久しぶりに、「スイカの皮の浅漬け」を作ってやろうと考えながら
包丁を入れると、なんと皮が5ミリくらいしかない。
しかも甘さ抜群で、皮まで甘い。
で、
今回は皮までしゃぶってしまったので、漬物は見送り・・・
残念
「オクラ」がおいしい季節
そしてこのごろ「長芋」が八百屋さんに顔を出しています。
じゃ、ネバネバパワーで元気回復といこうじゃないか。☆─────*【
作った、食べた、感想 】*─────☆
いつもは、酢とだし醤油で味付けするのですが、今回は、ワサビを使ってみました。(ブログ友達のspaさんに教えていただいたもの)
夏の暑さには、スカッと鼻に抜けるワサビが心地よいです。
特に、胃腸が疲れているときにおすすめです。オクラと長芋のワサビソース和え
ポイント:「ちりめんじゃこ」や「かつおぶし」など魚ものを合わせると味にこくがでます。
【材料】(4人分)
オクラ 10個
長芋 10cmくらい
えのきだけ 適宜(なければ、ほかのものでもOK)
ちりめんじゃこ 適宜ワサビソース
しょうゆ:みりん=約1:0.5~1に、わさびを適量混ぜ合わせる【作り方】
1)オクラは、がくの部分を切り落として、茹で、小口切りにする
2)長芋は皮をむいてから、3cmくらいのせん切り
3)えのきだけもさっとゆでて3~4cmくらいの長さに切る4)オクラ、長芋、えのき、ちりめんじゃこをワサビソースで和える
☆─────*【
オクラ、長芋の効用 】* ─────☆
次々と咲くオクラの花
<オクラ>
微苦涼 脾胃肝
わずかな苦味が体に涼を与えてくれます。
胃腸を整える イライラしたときにもおすすめ。
<長芋>
甘平 肺脾腎
胃腸、肺、腎を丈夫にするといわます。老化予防に。
慢性の咳にもおすすめ。
「長芋って、いつが旬なの?」と八百屋さんに尋ねたら、
「秋かな。 これ、青森産だよ」
(そうか、秋は、北からやってくるんだ・・・)
と、勝手に心の中で感動しながらネットを調べたら、
青森の長芋の「初物」は、11月から収穫なんだそうです。
だけど冬を越して、春からまたぼちぼち掘り出すそうです。
ほとんど1年中食べられるというわけ。
初物は、もう少し先だけど・・・帯広も長芋の産地です帯広川西農協
うちの向かいの農家の畑にもぶらぶらと実っています。
☆─────*【

唐辛子を使ってないのに、ピリッと香ばしい辛味があって、食欲増進。
その秘密は、

これまでは、ごま油、すりゴマ、唐辛子を使っていたのですが、
この香油は、もう病みつきです。

ポイント1

生臭さや水っぽさが取れます
ポイント2

【材料】(2~3人分)
塩クラゲ1~2袋くらい(よく洗ってから水で戻す。)
きゅうり1本(薄切り)
(香油のドレッシング)分量は、クラゲの量に応じて適宜加減してください
ニンニク(みじん切り) 少々
しょうゆ 大さじ2
黒酢 大さじ2
酒またはみりん(お好みで少々)
サラダ油 大さじ3くらい
ネギ(細切り) 少々
玉ねぎ(スライス)少々
【作り方】
塩クラゲを水で戻しておく間に調味料の準備をします
1)ニンニクみじん切り少々としょうゆ、黒酢をあわせておく
2)「特製香油」をつくる
サラダ油をフライパンに入れて熱し、これにネギと玉ねぎの細切りを
入れて、フライパンをゆすりながら、弱火から中火でじわっと揚げる
(5分間)
3)油のネギと玉ねぎを除いて、荒熱がとれたら1)とあわせる
4)クラゲの下ごしらえが完了したら、きゅうりとともにを皿に盛り付け、
ドレッシングをかける
☆─────*【


夏野菜の代表でもあり、ほてりを冷まし、渇きを止め、利尿の働きもあり
まさに夏野菜の代表格。
冷え性の方は、温める食材と一緒に食べるといいですね。
香り油のネギ(辛温)、玉ねぎ(辛温)そしてニンニク(辛温)など
スパイス類は体を温めたり気の流れをよくしてくれるので、これらと
組み合わせると、安心して食べられます。

クラゲは鹹平、体質を選ばず食べられます。
痰を滑らかにし、肺や腸を潤す働きがあります。
まさに、夏の渇いた体にもってこいの組み合わせですね。



うっとうしい時期の胃もたれするときにおすすめです。
小児の夜尿にもいいとか。
☆─────*【 作った、食べた、感想 】*─────☆
我が家では、夏場によくつくるメニューです。
個人的には、私の大好きメニューです。
砂肝のコリコリした歯ごたえ、唐辛子の辛味や薬味が効いた中華風
ドレッシングの味が爽快で、食欲のないときにも食べられます。
たくさん作って、ひたひたのドレッシングに漬け込んでおいてもOK。

ポイント

くらいの幅で包丁を入れておく。
ゆでて、しっかり臭みをぬく。
【材料】
我が家ではいつも適当な分量でつくっているので量の表示があいまいですが、適宜加減してください。
鳥の砂肝 200gくらい(よく洗ってから上記の要領で刻んでおく)
醤油 大匙2~3
黒酢 大匙2~3
酒またはみりん 少々
調味料 お好みで
サラダ油 30~50g(お好みでごま油)
赤唐辛子 1~2本(種子を除き、2,3つに、切っておく)
薬味 白ネギの細切り
ミョウガの千切り
ショウガの千切り など適宜
【作り方】
1)しょう油、黒酢、酒またはみりんと薬味を器に合わせておく
2)砂肝をたっぷりのお湯でゆでて、あくが浮いてきたらをとり、
ゆでこぼす。2回繰り返す。
3)砂肝をザルにあげて水気を切り、熱いうちに1)に入れて
味をなじませる
4)中華なべにサラダ油を入れ少し熱し、種子を除いた唐辛子を
入れ炒める。
香りがでたら、これを3)の砂肝にジャーッとかける
5)今回は仕上げに青ネギを飾ってみました。
☆──────* 。【 砂肝の効用 】。* ──────☆
消導薬(しょうどうやく)といって消化を助ける生薬のひとつに
分類されています。
性味:甘、渋、微寒
帰経:脾、胃、小腸、膀胱
サンザシは肉類の消化によいですが、鶏内金はすべての飲食積滞に
良いといわれています。
中国処方では、サンザシ、神キク、麦芽とあわせて用いると記されて
います。
食べ過ぎ、尿もれ、頻尿、また胆石や腎、膀胱結石にもよいそうです。
体が重だるくなる梅雨
(4年前のワールドサッカーのときに書いたコラムです)




NHKスペシャル「”好きなものだけ食べたい”~小さな食卓の大きな変化」6月2日放送
この内容はかなりショック。ここまで食文化は破壊されたていたかと嘆いてしまいました。
「痩せたい願望」が強い一方で、
やせたがりで無月経、抑うつ感、拒食症
小学生の約10人に1人が、あきらかな「肥満」だそうです。これに隠れ肥満を足したらもっと増えるんじゃないでしょうか。
いまや小学生にまで脂肪肝は広がりつつあります。
朝食さえ、3時のおやつかと思うような内容。
「それ以外は食べたがらない」
だから「それ以外は無理に食べさせない」
(実際、うちのペットのほうが良い材料のものを食べている・・・
とこっそり言わせてくだされ

それがバカな飼い主といわれてもいい)
朝寝坊するから(就寝時間がおそい)食べたくない
親と、食事時間がずれている
親も忙しくて、悠長に(?)食事をしている暇がない・・・
そのような食生活の結果、
栄養バランスが考慮された給食をきちんと食べてくれない、
集中力がなく授業がままならない
と悪循環の輪が広がっているとのこと

野菜を自分で育てる
料理を手伝わせて、いっしょに野菜を切ったりしてみる
みんなでいっしょに食べる

食材を育てた愛情、料理を作る愛情、家族の愛情、
愛情がいっぱい詰った料理を食べたくないはずがない。
それが食”文化”だと思う。
しかも食べ方は、小学校低学年までの教え込む必要がある。
漢方対策を行うにあたって、食生活の指導もするけど、
次の来店時には、またおなじ食生活に戻っていることがよくあります。
この改善はかなり手ごわいのが事実。
めげずに、おなじ説得をする・・・
漢方の部屋
食べてしまう。
最近、「食の裏側」という本が話題になって、外食の問題をしばしば耳
にするのでちょっと不安。
確かに出来合いのものは、イヤになるほど添加物が入っていて、その表
示を見ていると、食欲がうせてくる
こりゃ、何とか食生活を変えねばならぬ・・・

と考えていた時、先日ある勉強会に出席したら、人間の歯のバランスと
食べ方の話を教えていただいた。
そして日本人なら、「ごはん」を食べなさいと。
それは、昔聞いたことがある話だったが、最近そんなことも考えずに
食べていたな。
人間、食べ物で肉体も精神も養われているわけだし、おまけに自分は、
年齢的にも体力、免疫力が顕著に低下してくる頃だし、やっぱ食生活を
見直すことが、すぐにでも必要だと猛反省してしまいました。

そこで人間の歯がどう構成されているか勉強しなおした。
切歯(前歯)上下で8本
犬歯 上下で4本
臼歯(奥歯)上下で20本
切歯は、野菜を噛み切る歯。
ウサギなどはこの歯が発達していてほかの歯はあまり使えない。
犬歯は、肉を切り裂く歯。
ライオンなどは、これが発達していて、あとはほとんど飲み込む状態。
臼歯は、穀物をすりつぶす歯。
牛や馬はこれが発達していて、前歯があってもかじったりはできない。
人は、3種類がすべて使える形になっている。このことから考えると

の割合で食べものを身体に入れるように、人はできているらしい。
参考)いろ歯にほへと
「今日は、豪華料理だ」というと肉料理を想像したり、
「ごはん食べたら、太る」と思ったり、そんな思い込みから変えなけれ
ばなりませんね。
で、さっそく、手作りおにぎり持参で仕事場へ行き、小腹がすく夕方に食べてみた。
以外なことに、小さいおにぎりだが、味も腹も十分満足できるのだ。
「へ~」
米パワーにちょっと感動した。
漢方の部屋
薬膳・食育レシピ
な豚の角煮なのだそうです。
☆─────*【 作った、食べた、感想 】*─────☆
中華料理らしい風味が味わえます。

八角や桂皮の香りがさわやかで、コッテリした豚肉が、もたれるこ
となく胃に入ってゆきます。
日本の角煮と比べて醤油の量が少ないのですが、塩を加えるのと、
これらの香辛料でしっかりした味になりました。
肉と野菜のバランスを考えると、外のメニューに野菜料理を加えた
ほうがいいですね。

(マオシーホンシャオロウ)
ポイント

八角、桂皮は風味の決め手
【材料】(4人分)
豚肉(上バラ肉ブロック)750g
パプリカ 1個(乱切り)
ピーマン 1個(乱切り)
八角(スターアニス) 1個
桂皮(シナモンスティック)1本
ニンニク 2片(薄切り)
しょうが 20g(薄切り)
サラダ油 50g
醤油 大匙1
砂糖 大匙3
水 500g
塩 小匙2
調味料 お好みで
【作り方】
1)豚肉は3~4cm角に切り沸騰させたお湯に入れて約5分茹でて
ザルにあけておく
2)中華鍋にサラダ油を入れて80℃くらいに熱し、生姜、ニンニク、
八角、桂皮を入れ手早くいためる。
薬味の香りが立ち始めたら、豚肉を入れて約1分炒め、調味料を
振りかけ、水、塩、醤油を入れて味を整える
3)弱火で約30分ときどきアクをとりながら煮込む
4)汁が煮詰まってくる頃に、ピーマンとパプリカを加えて火が通っ
たら出来上がり。
☆──────* 。【 豚肉、八角、桂皮の効用 】。* ──────☆
【豚肉】
甘鹹平微寒 脾腎
血を養い潤いを補う働き、 通便作用もあります。
暑い季節になると、羊や牛など身体を温める作用をがっちりもってい
るものより、豚肉のほうが、食べやすい感じがしますね。
もちろん冷え性の人は、羊もおすすめです。
【八角(スターアニス)】
もっぱら、香辛料として用いられ、漢方処方の中に登場しませんが
胃腸の働きを高めたり、身体を温める働きがあります。
肉の臭みを消してくれるので、肉料理には頻繁に使われます。
【桂皮】(肉桂、シナモンスティック)
辛甘 大熱 肝・腎・心・脾・肺
身体を温める作用が高く、身体全体の流れを改善してくれます。



五月病というのも、このギャップをきっかけになってしまうこともあるらしい・・・
気が足りない(気虚)(女性では生理出血が長引くこともあります)
ボーっとする・頭痛・だるい
頭痛もち
そこで今回は胃腸に優しく栄養たっぷり、ニラと豆腐を使った元気回復メニューをご紹介。
☆─────*【 作った、食べた、感想 】*─────☆
ニラと唐辛子の組み合わせは、味に文句なし。
豆腐を水切りしてさらに焼き付けると、うまみが凝縮されておいしいです。中身の濃い豆腐を使いたいですね。
(豆腐の水切り:時間がないときは豆腐をその大きさに切ってから水切りすると時間短縮できます)
胃腸が疲れていても食べられるし、豚肉と豆腐でたんぱく質も充実。体力回復にうってつけです。
中国へ旅行したとき、豆腐と高野豆腐の中間みたいなしっかりしたそして味の濃い豆腐を、さいの目に切って野菜と炒めたものを食べたことがあります。
こんなおいしい豆腐、なんで日本にないんだろうな~とちょっと落ち込むような気持ちになったのを覚えています。
豆腐といえば冷奴か鍋物で、これを炒めるという発想が日本にはあまりないからかもしれませんね。

豆腐とひき肉に唐辛子の辛味とニラの香りですっきり。
【材料】4人分
木綿豆腐 500g
豚赤身ひき肉 50g
赤唐辛子10g(4~5本みじん切り)
ニラ 20g(小口切り)
サラダ油 大匙3
塩、うまみ調味料 適宜
しょうゆ小匙1
水30g
【つくり方】
1)木綿豆腐はよく水気を切ってから5×3×1cmの大きさに切る
2)中華鍋を軽く熱してからサラダ油大匙2を入れる。
3)100℃くらいに加熱したら豆腐を入れ、弱火で両面ともキ
ツネ色になるまで焼き、いったん取り出す
4)この中華鍋に、サラダ油大匙1を足し加熱したら、ひき肉を
入れてよく炒める
5)しょうゆを加えて混ぜたら、さきの豆腐と水、塩、うまみ調
味料、赤唐辛子、ニラを加えて全体をよく混ぜ合わせるよう
に炒めて出来上がり
☆──────* 【 ニラ、豆腐の効用 】* ──────☆
ニラは暖かみが増す3月くらいからどんどん芽をのばし、夏いっぱいまで旬。その中でも初夏のころのニラは、もっともやわらかくておいしい。
気血の流れを改善し体を温める効果があります。胃の働きも整えてくれます。
唐辛子も胃腸を丈夫にし食欲増進、消化促進してくれるので、ニラとの組み合わせは、疲れた時におすすめ。
豆腐は、身体にもさっぱりしています。清熱解毒利水とデトックスをしてくれる一方、植物性たんぱく質をしっかり補充できるので、夏バテシーズンには特におすすめです。



☆─────*【 作った、食べた、感想 】*─────☆
味は最高。おいしかった~!
今回はキクラゲも入れたので見た目がちょっとよくなかったかな~

色どりを考えて、人参のせん切りや赤ピーマンをあわせるのもいいかも。
味付けのポイントは唐辛子とバルサミコで、炒めサラダ風。これがヒットです。
唐辛子を油でいためるのでハーっとするような辛味があります。
そして味付けに酸味があるので、サラダ感覚でいくらでも食べられます。
デトックスと美肌づくり第2弾
☆─────*

(ガンビエンショウスーバオツアイ)
ポイント:バルサミコまたは中国黒酢を用意して、手早さで勝負。
【材料】4人分
キャベツ1/2個 葉を手で食べやすい大きさにちぎる
唐辛子4~5本(お好みで加減)種子を除いて1cm幅に切る
調味料 少々
塩 小匙1
バルサミコまたは黒酢 小匙2~3
サラダ油 50g
【つくり方】
1)中華鍋にサラダ油を入れ唐辛子を手早く炒める
2)唐辛子の香りが出たらキャベツを入れてさっと炒める
3)塩、バルサミコ、調味料で手早く味付ける
☆──────* 。【 キャベツの効用 】。* ──────☆
気の流れをよくして五臓六腑すべてによいと言われます。
キャベツから発見されたビタミンUは、細胞分裂やタンパク合成を促進するビタミン様物質。これによって胃粘膜の炎症の回復促進や抗脂肪肝作用があります。
ビタミンCも多く、ストレス緩和、免疫力アップ、抗酸化作用も。
もちろん食物繊維たっぷりで、便秘解消対策に。
また、キャベツには、ガン予防効果のあるさまざまな成分も含まれています。
女性のニキビは生理前に
便秘薬の使いすぎに注意
体質別美容法(五行美人づくり)



そんな青葉の成長パワーを料理でおいしくいただき、体内のデトックスをはかりましょう。
うまくデトックスできないと、ニキビ、吹出物、肌のアンバランス(乾燥と脂浮き)がおこりがちです。
青菜をたっぷり食べるためには、「おひたし」だけど、ただ塩茹でするより、ずっとおいしい方法をご紹介します。食物繊維たっぷり!

ポイント:青菜ならなんでもOK! 少量のサラダ油を加えて茹でます。
北京の家庭料理です。
【材料】4人分
青梗菜(ちんげんさい)4株 椎茸10枚
ショウガみじん切り 1/2個
長ネギみじん切り 1/2本
塩 少々
うまみ調味料 少々
鶏がらスープ 150cc
サラダ油 大さじ3
水溶き片栗粉 大さじ2(片栗粉の量はお好みで)
【つくり方】
1)沸騰したお湯にサラダ油小さじ1杯と青梗菜を入れ湯通しする。
2)色が鮮やかになったらすぐに取り出し、一株を4等分くらいに
切る。
3)椎茸はさっと湯通しして水気をきっておく
4)熱した中華鍋に残りのサラダ油を入れショウガとネギを加えて
炒め香りが出たら、椎茸を加えて炒める。
5)鶏がらスープを加え、塩、うまみ調味料で味を調える。
6)水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
【盛り付け】
青梗菜を皿に盛り、椎茸をのせ、タレをかける。

驚いたのは、シイタケをさっと湯通しする効果。
湯通ししてから炒めると、味のしみ込みがとてもいいのです。
丸ごとの椎茸でも奥まで味がついていて、おいしい。
野菜嫌いの方にもきっと気に入っていただけると思います。
青梗菜をサラダ油を入れたお湯でゆでると、青さがとても鮮やかで旨みも封じ込められ、水っぽくなりません。
ちょっとの手間を惜しまないとこんなにおいしく仕上がるなんて、



レタスを丸ごと油入りのお湯にザンブといれて茹で、お皿にそのまま盛り、タレをザッとかけて出してくれます。
これがすごくおいしくて、山のように野菜を食べ、そして感動しました。
漢方の部屋
ニキビ、肌荒れのお手入れ法 五行草
ニキビの春
飲む美肌づくり(沙棘バージンオイル「紅沙棘」)



確かに春は、気候が不安定でしかも生活環境が激変することも多く、精神的にストレスが多いですね。
一方『春遊』という言葉もあり、これは変な意味ではなく


今週末あたりは、是非外に出かけてお花見を満喫しましょう。
春の養生法
気持ちがうつうつ(春は環境が変化するとき)
春に気持ちが落ち着かない
「気」って何?気が停滞すると
まさに桜真っ盛り。お花見にぴったりのメニューをご紹介します。

セリの香りで気分すっきり!
今回は旬の鯛を使いましたが、白身の魚ならなんでもOK
【材料】4人分
セリ(1/2束) 鯛の刺身(白身の刺身)4人分
松の実(大匙1)
ピーナッツ(大匙1)
白ゴマ(大匙1)
(ドレッシングの材料)
セリの茎小口切り(適量) 生姜みじん切り(小匙2)
醤油(大匙2) 酢(大匙2) ごま油(小匙1) ラー油(小匙1/2~1)
【つくり方】
1)セリは、葉を摘み茎は小口切りにする
2)松の実、ピーナッツは粗めに刻む
3)白ゴマは炒って粗くすっておく
4)ドレッシング
上記で刻んだセリの茎と生姜のみじん切り
その他各種調味料を混ぜ合わせる
【盛り付け】
器にセリの葉を飾りその中に刺身を盛り付ける
刺身の上に、セリの茎、松の実、ピーナッツ、ごまなどを散らす
ドレッシングをかけていただく

ナッツ類の香ばしい香りとセリの軽やかな風味と苦味が気分いいですね。
レシピの酢の量が多いかなと思ったのですが、ナッツ類の油のおかげかちょうど良い酸味でした。
日本酒の熱燗、ぬる燗、温めた紹興酒あたりと一緒にいきたいかな

鯛のほのかなピンク色がセリの緑とマッチして春らしい色合いになります。
が正直、鯛独特の甘みが消されてしまうようで、ちょっともったいないかも。
白身の魚でちょっと臭みが気になるというときは、この方法はお勧めです。
【材料の効用】
『セリ』
春が旬。茎のあまり太すぎないものを選ぶのがコツ。
身体の余分な熱を鎮める働きがあり、独特の香りとあいまって、滞った気血の流れを整え、イライラする気持ちをクールダウン。
ストレスが溜まりやすいこの季節にはぴったりです。
そのほか、利尿、止血、血圧降下作用もあるので、頭痛、めまい、のぼせ、目の充血、排尿痛、出血、黄疸などの症状に役立ちます。
抗酸化作用のあるカロテンを豊富に含んでいるので、生活習慣病の予防、風邪の予防、美肌、目の健康におすすめ。
『鯛』
春が旬といわれ、祝い事が多いこの時期は活躍します。
高タンパク低脂肪でタウリンもたっぷり。生活習慣病や肝機能強化の働きがあります。吸収がよく、胃腸の弱い人にも安心。
『落花生(ピーナッツ)』
国産のメッカは千葉県です。晩秋に収穫され、乾燥してから新豆が出回ります。
貧血、便秘、疲労、口内炎、むくみなどを改善する食材といわれます。
また、肺を潤す働きがあり咳を鎮めて痰を切る働きや利尿作用があります
発癌物質を抑える働きのあるビタミンE、B1も豊富。欧米では、滋養強壮食とされていて、特に肺ガンの予防に良いといわれています。





「この料理は骨までしゃぶるように食べるもんだよ」「ここの関節のところが特においしいよ」と言ったんだけど「ふ~ん」って感じの反応でした。
おいしいところを食べないで捨てるのは、身体にもったいないし、鶏にも申し訳ないと思うんだけど、これは単に下品な食べ方ということになるんでしょうか。
私はそうは思わない。
で、本日は牛じゃなくて豚のスペアリと大根を使った料理をご紹介。
骨からのエキスも出て美味。
スペアリブを食べるときは手で持って隅々までしっかり食べましょう。
いつものように「超簡単でおいしい」です。
『美肌づくりに』

是非、山椒を用意して (タイ風大根とスペアリブ煮込み)
【材料】4人分
大根(乱切り) 1本(500g)
豚のスペアリブ 600g
長ネギ(みじん切り) 少々
塩 少々
山椒 少々
【作り方】
1)スペアリブを水洗いし4~5cmくらいの大きさに切る
2)鍋にスペアリブと水を入れて中火で煮立て、浮いてきたアクをこまめに取る
3)アクが少なくなってきたら弱火にし、スペアリブに火が通るまで煮る。
4)大根と適量の塩を加えて大根が柔らかくなるまで煮込む。
5)火を止める直前にうまみ調味料を加える。
【盛り付け】
スペアリブと大根を器に盛り付け、ネギのみじん切りをふりかけ、好みに応じて山椒をかける(写真は山椒をかける前の状態です)

中国雲南省の少数民族のタイ族の家庭料理だそうです。なんといってもこの漢字の料理名にひきつけられてしまいました。実際、大根が水晶のようで、美しく上品な味です。
山椒がワイルドな香りと適度にピリッとするので、塩だけでも十分引き締まった味となります。現地では、「山椒」ではなく「草果粉」というショウガ科シャクシュ属の果実を使うそうです。
スペアリブは、短めにカットするほうが食べやすいので、お肉屋さんでカットしてもらいましょう。(家庭の包丁では豚の骨に太刀打ちできません)
スペアリブのアクがスープに回ってしまわないよう、こまめにとると透き通ったきれいな仕上がりになります。
【材料の働き】
豚肉:気血を補い、体を潤す働きがあります。特に骨の周りはコラーゲンなどの弾力成分が多く、お肌のためにもいいですね。
豚肉のスペアリブはあっさりしていて、ぜんぜん胃もたれしません。胃腸の弱い人にもおすすめです。
大根:水はけを良くして、気のめぐりを整える働きがあります。
むくみやすい人、脂っこいものをたべ過ぎる人、イライラしがちな人などにおすすめ
冬が旬といわれる大根ですが、春になると冬よりみずみずしくやわらかい感じになります。
漢方美肌づくり
シワになる順番



といっても生で食べると決まってお腹が冷えるので、要注意。
蟹に限らず海のものは生だと体を冷やす傾向があるので、冷え性や胃腸の弱い人は火を通した料理がお勧めです。
そこで、麻婆豆腐の蟹版はいかが?
ひき肉を使う麻婆豆腐より消化がよく、胃腸が弱い方やコレステロールが気になる方におすすめ。
蟹味噌は腎を強化するので老化予防にも役立ちます。
豆腐は体の潤いを補う効果があります。

(豆腐を湯通しするのがコツ)
【材料】4~5人分
絹ごし豆腐 1丁
蟹剥き身、蟹ミソ 80g
ネギみじん切り 1/3本
ショウガみじん切り1/3個
ラード 10g
鶏がらスープ 200cc
サラダ油 大さじ1.5
塩 小さじ1
黒酢 大さじ1
砂糖 大さじ1
コショウ 少々
片栗粉 5g
老酒または清酒 小さじ1
うまみ調味料 少々
【作り方】
豆腐をさいの目に切りたっぷりのお湯に30秒くらいくぐらせ、ザルにあけ水分を切っておく。
中華鍋を熱してサラダ油をなじませ、ショウガとネギを炒めて香りが出たら、ラードと蟹肉を加えて炒め、老酒を入れる。
鶏がらスープを加えてから豆腐を入れる。
塩、コショウ、砂糖、黒酢、うまみ調味料で味を調える。
スープが沸騰したら弱火にして3分煮込む。
水で溶いた片栗粉を鍋肌に回し入れとろみをつける。
最後に艶出しのサラダ油小さじ1杯を加えて一瞬強火にして出来上がり。

蟹味噌のコクがショウガ、ネギの辛味とマッチ、しかも黒酢のやさしい酸味が引き締めに働いて、かなり本格派の味になりました。
(満足、満足

蟹の種類
本来はワタリ蟹が理想ですが、タラバガニのむきみで対応。蟹味噌は缶詰を使いました。



