アブソリュート・エゴ・レビュー

書籍、映画、音楽、その他もろもろの極私的レビュー。未見の人の参考になればいいなあ。

恐怖の存在

2007-11-01 21:29:44 | 
『恐怖の存在(上・下)』 マイクル・クライトン   ☆☆☆  クライトンの小説を文庫で購入。今回のテーマは地球温暖化である。環境テロリストとそれを食い止めようとする人々の戦い。薄っぺらいアクション。ステレオタイプのキャラクター達。スラスラ読めるが、はっきりいって小説としては駄作だと思う。少なくとも人に勧めることはできない。しかし、地球温暖化や環境保護について例によって登場人物が(クライトンの代弁 . . . 本文を読む