ぼくらわ 弥生美術館・竹久夢二美術館で 6月28日まで開催中の<日本の妖美 橘小夢展 ~幻の作品を初公開~>を見に行ったのだ
館内わ こんな風に展示しているのだ
ぼくが気になった作品をちょっとご紹介するのだ(※挙げた作品わ 1点を除き 橘小夢さんの作品なのだ)
<若菜姫>なのだ
日本画の作品で 蜘蛛に乗っている 若い姫様が描かれているんだけど 姫の着物わ 蜘蛛の巣に捕まった 蝶が描かれている柄で 着物の生地の色が赤で 蝶もカラフルな色で 上品な感じだったのだ あと 着物の裏のじゅばんにも 蜘蛛の巣の柄だったのだ
でも 姫の顔などの肌の色わ 生気がなくて 物の怪のような気がしたのだ
<水魔>なのだ
プロセス版と 初公開の絹本彩色の2点が展示していて 見比べが出来るのだ うろ覚えで どっちの作品かわ 分からないけど 発禁になった作品だそうなのだ
ともに 裸の女性に カッパ?が後ろから抱きつき 水の中深く連れ込もうとしているのだ プロセス版わ 色が明るく 水草も分かりづらいので 沈無直前のようで 絹本彩色わ 色が深く 水の中に 沈みきった後のように思えたのだ あと 渦を巻いている位置が中央に持ってきていたのだ
橘小夢さんの孫 橘明さんが制作した人形<玉藻前>なのだ
解説にわ 『小夢の妖艶な作風に影響を受け、人形を制作している』って書いてあったのだ
↓こちらをクリックすると <玉藻前>の画像が見れるのだ
https://twitter.com/yayoi_yumeji/status/586063767164690432
70センチ~1メートルくらい大きさで 赤い瞳 白い尻尾を持ち 黒髪からキツネの耳が出ていて 白い着物を着ていて 右手わ 中指と薬指をつまみ キツネのポーズをしているのだ
今にも動き出しそうな 妖しい魅力を秘めていたのだ
ぼくらわ 橘小夢(さゆめ)さんって 知らなかったし 偶然こと展覧会のことを知って 見に行けて良かったのだ
妖艶で 見惚れちゃうような作品が多く展示してあって すごく良かったし オススメだと思うのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
弥生美術館・竹久夢二美術館 <日本の妖美 橘小夢展 ~幻の作品を初公開~> 6月28日(日)まで
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html
展示構成
1階の展示
日本の伝説を題材にして
日本画
挿絵画家としての出発
2階の展示
日本の文学を題材にして
草花と女性
日本画
衣装デザイン
日本画の構想図
家族のために描く
橘小夢と同時代の挿絵画家たち
挿絵の円熟期
主に挿絵が中心でしたが、約200点を展示していました。
気になった作品
玉藻前(たまものまえ)
御簾から十頭身以上ありそうな美女が顔をのぞいているが、御簾に映る影が、九尾の狐のシルエットになっていて、美しくも妖しい女性でした。
安珍と清姫
墨とペンで描いている白黒の作品。白抜きの鐘の中、ヘビの姿をした清姫が、安珍にとぐろを巻きながら絡み付く様が描かれ、おどろおどろしいが、美しい。
若菜姫
解説には、こう書かれていました。
『若菜姫は江戸時代に描かれた「白縫譚(しらぬいものがたり)」の主人公。蜘蛛に乗り、妖術を使い姫で、彼女が手にしているのは、妖術の呪文が書かれた巻物であろう。画面上部に張り巡らされた蜘蛛の糸は金泥で描かれ華麗な輝きを放っている。』
花魁
日本画の作品で、展覧会のチラシに載っている作品。笹色紅の妖しくも美しい花魁、いろんな花が咲き乱れている打掛?(着物?)を着ているが、何か透明なベールをまとっているような色合いでした。
地獄太夫
解説には、こう書いてありました。
『明治初期、地獄太夫という遊女は、野ざらし髑髏や阿弥陀仏などの抹香のくさい裲襠(うちかけ)をまとっていることで有名だった。この地獄絵をまとった「地獄太夫」には、鬼気迫る美しさが違う。』
二曲一隻の屏風に描かれている作品で、15頭身くらいあるんじゃないかと思えるくらい顔が小さい地獄太夫。裲襠(うちかけ)の柄は、残酷ではあるが、着物に品があるからか、怖さをなぜか感じない。
隣に初公開の下絵も展示していました。
他にも、<ガラシャ昇天>が良かったです。
↓今回、作品の画像を載せてないので、展覧会のチラシの画像を載せます。(クリックすると拡大します。)
橘小夢さんの作品を知ることが出来たし、まとめて見れて良かったです。もし関東大震災がなかったら、どんな作品が残っていて、今見れたのか・・・。とも思ってしまうくらい好きになりました。
10日ほどで終わってしまいますが、オススメだと思いますよ。ホームページに載っていたのですが、20日の14時からギャラリートークもあるので、それに合わせて、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
あと ぼくらわ 3階の高畠華宵の作品と 竹久夢二美術館を見たのだ
竹久夢二の<この夜ごろ>と <水竹居>が良かったのだ
この夜ごろ
水竹居
確か この作品わ 外国人をモデルにしているから 胸が大きく描かれているそうなのだ
この後わ メトロの南北線に乗って 王子神谷駅に移動して<中華そば屋 伊藤>でランチを食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ
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