どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『マリー=アントワネットの画家 ヴィジェ・ルブラン展@三菱一号館美術館』なのだ

2011年04月21日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

渋谷(神泉)で<内海聖史展 -さくらのなかりせば->を見たぼくらわ 東京駅に移動して 三菱一号館美術館5月8日まで開催している<マリー=アントワネットの画家 ヴィジェ・ルブラン展 -華麗なる宮廷を描いた女性画家たち->を見たのだ



この展示わ 80点ほどが展示していて ルブランの作品わ 24点あったのだ

その中でも 良かった作品を数点 ご紹介するのだ

エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブランが描いた<自画像 (1791年)>なのだ(※年数を入れているのわ 3点ある自画像を 区別するために入れたのだ)


この自画像わ ルブランの幸せでルンルンなオーラがいっぱい積め込んでいるような気がするのだ 今回3点自画像が展示していて その中でも この作品が1番好きなのだ

↓これわ 9年後に描かれた自画像なのだ



ルブランの3つの自画像の見比べも 興味深かったし 三菱一号館美術館だと 作品が何割か増して 良く見えるから良かったのだ この展覧会わ 5月8日で 終わってしまうので 気になる方わ ぜひなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想の載せるのだ


三菱一号館美術館 <マリー=アントワネットの画家 ヴィジェ・ルブラン展 -華麗なる宮廷を描いた女性画家たち-> 5月8日(日)まで

http://mimt.jp/vigee/




展示構成

1.プロローグ

2.貴婦人のたしなみ

3.フランス王妃、マリー・レクジンスカの「中国風居室」

4.「女性の世紀」とその再評価

5.フランスにおける外国人、外国におけるフランス人

6.王立絵画彫刻アカデミーの女性画家たち

7.ラビーユ=ギアールとヴィジェ・ルブラン

8.フランス革命とヴィジェル・ブランの亡命

9.新しい時代

約80点を展示し、ルブランの作品は24点ありました。


気になった作品(※ルブランの自画像は、3点あるので、区別するために制作年も載せます。)

25.マリー=ジャンヌ・ドレ バラを持つ若い娘

青い瞳で、水色の帽子とドレスを着ている美しい女性で、ピンクのバラを持ち、少し頭を傾け可愛らしいポーズを取っている。テーブルに両肘を付けていて、頭を頂点をして見ると、ちょうど三角形の構図でバランスがとれている。


38.マドモワゼル・デゥラン 聖母と眠る幼児イエス

この作品はパステルで描かれていて、特に聖母の優しげな表情や色合いがいい。


39.ジャン=フィリベルト・ルドゥー 少年の肖像

たぶん2009年国立新美術館で開催した<ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち>でも展示されていた作品。女の子のようなきれいな少年の肖像です。


54.マリー=ガブルエル・カペ 自画像


西洋美術館所蔵で、いつもなんとなく見ていたけど、今回改めて見るとやはりいい作品だと分かる。西洋美術館の展示よりも1メートル?くらい高めに展示してあり、見上げて鑑賞するものはじめて。


63.エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン クリュソル男爵夫人、アンヌ=マリー・ジョゼフィーヌ・ガブリエル・ベルナール


赤と黒のドレスを着た夫人がソファに腰掛け、振り返っている姿で描かれている。半身で体をねじっているので、より一層美しく見える。私はこの作品を見て、『見返り美人』を思い出しました。


71.エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 自画像(1791年)


この自画像は、幸せそうな感じがします。黒い服に赤いリボンのような布を腰に付けていて色も映えてるし、ルブランの表情、肌の色ともに華やかである。

今回ルブランの自画像が3点展示してありましたが、この作品が1番良かった。


74.エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 自画像(1794年)

NO.71の自画像から3年後の作品で、美しいのだが、幸せという感じではなく、疲れている印象がある自画像。この3年間の間に、どのような心境の変化があったのだろう?ちなみにこの作品は、同じ展示室にあって、見比べることが出来ます。


77.エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 自画像(1800年)


NO.74から6年後に描かれたもの。元気を取り戻したというか、悩みがなくなって前に進んで行こうとしている印象を受ける作品。この作品は、2点の自画像とは別の部屋に展示しています。出来れば一緒の部屋に展示して見比べをしたかった。


今回、自画像3点を含む、ルブランの作品を多く見れましたし、他の知らない女性画家なども多く見れて勉強になりました。三菱一号館美術館自体の建物も良いので、作品がよりよく見えますし、一部の作品は高い場所に展示していたので、見え方の違いもあって面白かった。

あと、3週間くらいで終わってしまうので、気になっている方はぜひご覧ください。


今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来て良かったです。

ありがとうございます。



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