崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

琵琶、水、お茶、入れ墨の話

2019年06月14日 05時22分36秒 | 講義

 琵琶は楽器しか知らなかった私、日本に来て琵琶の木があるところに住んでから果実の琵琶を知ることとなった。しかしその味を知り、美味しいと思うようになったのは最近である。昨日も古本氏の差し入れ、留学生と琵琶パーティのようであった。韓国の冷水文化を話題に、韓国にはお茶文化がなかったと話すと驚く。日本の水道水は奇麗だと信じ、私も冷水を飲むことが多かったが、水タンクの中で人が泳ぐ映像を見てから止めることにした。講義では30年ほど前私が台湾で撮った入れ墨写真からパラオを含む文化を紹介した。入れ墨に明るく反応したのはネパールの学生たち。一般的であるという。琵琶、水、お茶、入れ墨の話を楽しんだ。櫛田学長が東アジア研究所に韓国の焼物の大壺を寄贈して下さった。感謝である。