崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

韓国籍の在日2世

2017年10月16日 05時52分36秒 | 日記

 二人の在日がわが家に訪ねてきた。一人は親しい友人の朴仙容氏、もう一人は初対面の李相進氏で、彼らは韓国籍の在日2世として、特に李氏は在日の存在が薄れて、アイデンティティの危機感を感じ、結束を図るはたらきをしようとしている。在日の代表的な団体の民団や総連が役割を果たしていない、人口の激減、同化に対しての無力感や危機感を感じているという。李氏は「門中」という血縁集団「慶州李氏同郷会」の設立総会を予定している。その会のために色々聞かれたがむしろ彼の講演を聞いているような時間であった。私は今は血縁や民族を超えた普遍的な愛の必要性を暗示する姿勢で対応した。