今日は韓国や中国では名節の中秋・秋夕である。秋夕は長い歴史上,中国文化圏であった伝統文化として持続している。韓国では1月3日の開天節、9日ハングルの記念日が土日曜日と合わさって10日ほどの長い連休だという。しかし日本では無感覚、普通の日である。在日韓国・朝鮮人にもこの名節の文化は存在しない。日本在住の教え子から牛肉とお菓子が届いた(写真)。これで一気に秋夕という雰囲気が湧いて、子供の時を回想した。今から考えるとその時代は貧困の時代、私の負の過去かも知れない。しかし決してそうではない。当時私は貧困と感じなかった。人は 後になって「当時」を幸,不幸と思うだけである。「当時」はただひたすら生きていた時であろう。